【写真多め】Surface Laptop 2(Core i5 / 8GB / 256GB)実機レビュー

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Surface Laptop 2 - 1

Surface Laptop 2のレビューをお届けします。

前モデルと同じサイズ・デザインを維持しながら、CPUがクアッドコア化されたことで活用シーンが広がりました。


Surface Laptop 2の概要

今回レビューするSurface Laptop 2がこちらです。

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スペックはCore i5 / RAM 8GB / SSD 256GBのもの。色は新色のブラックです。

デザインや使い勝手の話に進む前に、主な仕様をおさらいしておきましょう。
仕様にバリエーションがある項目については、今回レビューするモデルに対応する部分を太字にしてあります。

項目 内容
OS Windows 10 Home
CPU 第8世代 Intel Core i7-8650U / i5-8250U
GPU Intel UHD Graphics 620
RAM 16GB / 8GB
ストレージ 1TB / 512GB / 256GB / 128GB
ディスプレイ 13.5インチ 2256 x 1504ピクセル
ペン入力・タッチ操作対応
カメラ イン:720p HDカメラ
Windows Hello 顔認証カメラ
インターフェース USB 3.0 Type-A、Mini DisplayPort
Surface Connect、3.5mmステレオヘッドセット
バッテリー 14.5時間(動画再生)
サイズ・重量 308.1 x 223.27 x 14.48mm、1283g(i7) / 1252g(i5)
Office Office Home & Business 2016

Surface Laptop 2ではついに第8世代 Intel Coreプロセッサーが採用され、Core i5 / Core i7どちらのモデルもクアッドコア(4コア)化されました。

その他の仕様は前モデルから大きな変更はなく、インターフェースもUSB Type-Aが温存されています。

ではレビューにまいります。


Surface Laptop 2(Core i5 / 8GB / 256GB)のレビュー

デザイン・外観

まずは見た目から。

今回レビューするのは新色のブラックです。

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表面の仕上げはつや消しの落ち着いた黒ですが、以前レビューしたSurface Pro 6のブラックモデルよりも滑らかな印象です。

若干滑りやすいので片手で持つ場合などは慎重に扱うのがいいでしょう。

細部の仕上げはさすがのSurface。これまで同様すばらしい質感に仕上がっています。

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天面にはおなじみの光沢のあるWindowsロゴ。ブラックモデルに合わせて濃い色になっています。

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本体の右側面にはSurface Connect(充電ケーブル または 拡張ドックを接続するポート)が。

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左側面にはUSB Type-Aが1ポート、Mini DisplayPortが1ポートと、3.5mmのヘッドセットジャックがあります。

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ご覧のとおりポートの中も黒、本体に埋め込まれたアンテナと思しき部分も黒で統一されるという徹底ぶりです。

ディスプレイを閉じた状態で横から見ると、ヒンジからキーボード手前(ディスプレイ先端)側に向かって楔形に細くなっています。バッグなどに入れるときに細い方を下にすると出し入れしやすそうです。

エッジの仕上げも上質です。ディスプレイを閉じてこの薄さ感です。すごいですね。

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底面の奥には換気用のスリット。ゴム足ももちろんブラックモデルに合った色になっています。

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キーボードはキーが黒地に白文字。タッチパッドは黒。ベース部分は濃いグレーで素材の複雑な模様をそのまま生かした作りになっています。

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こちら、キーボード側の角の部分をアップにした写真ですが、仕上げの精度がよくわかります。

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ディスプレイのベゼルは最近のトレンドよりはやや太めです。(が、使っていて気になるほどではありません)

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Surface Laptop 2のデザインと外観は、Surfaceシリーズの名に恥じないたいへん立派なものになっていると思います。

キーボードとタッチパッド

つづいてキーボードとタッチパッドについて。

キーボードとタッチパッドは先代のSurface Laptopとの違いを感じられません。

キーのレイアウトはこのとおり。

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13インチクラスのラップトップとしては一般的な配列と言っていいでしょう。
スペースバーの左右のいくつかのキーが若干窮屈ですが、慣れでカバーできるレベルです。

主なキーのキーピッチはおよそ19mmで、デスクトップPCのキーボードに慣れている方でも自然にタイプできるサイズです。

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キーのストロークは十分に長くレスポンスも明確なので、「押したつもりが押せてない」といったタイプミスはしづらいでしょう。
キーとキーの隙間が広めで、[F]と[J]にある突起もわかりやすいため、マウスやタッチパッドを操作したあとでも、手元を見ずに自然にホームポジションに戻れます。

タイプ音は大きくなく、耳障りな成分もありません。

全体的に良いキーボードだと思います。

タッチパッドは最近の13インチ級ラップトップの標準サイズかそれよりやや大きいくらいです。

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向かって奥側にヒンジがあるメカスイッチタイプで、手前半分まではきわめて自然にクリックできます。それより奥をクリックすることもできますが、その場合は多少力を込める必要があります。

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Microsoft Precision Touchpadに対応しているため、Windows 10の標準の設定画面で細かな設定が可能です。

感度に不満はなく、操作に対する反応は良好です。これは複数本指での操作でも同様です。
また、タッチパッド表面の指の滑りも良好です。

タッチパッドについても特に不満が出ることはないと思います。

パフォーマンス

先にも書いたとおり、本機は第8世代 Intel Core i5のクアッドコアCPUを搭載しています。

すでに各所で報告されているとおり、マルチコアで動作させたときのパフォーマンスは先代のSurface Laptopに対して大幅に進化しています。

Surface Laptop 2(Core i5 / 8GB / 256GB)のPCMark 10の結果がこちらです。

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Core i5-8250Uを搭載したPCとして標準的な値です。

Surface LaptopのCore i5モデルのスコアが2800〜2900といったところなので、PCとしての総合的なパフォーマンスでは、Surface Laptop 2は20%少々改善していると言えます。

つづいてストレージのパフォーマンスをCrystalDiskMarkで計測した結果です。

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これは最近のラップトップPCとしてかなり良い値ですし、少し前にレビューしたSurface Pro 6と比べてもWriteの速さが際立っています。(Surface Pro 6は「Seq Q32T1」が230台でした)

発熱と騒音

クアッドコアCPUを搭載したことで従来モデルよりも発熱量は増えていると見込まれるのですが、温度や冷却ファンの音はどうでしょうか。

PCMark 10を実行中、最も温度が高くなった状態で測定した結果がこちらです。

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表側ではディスプレイ下部が最も高く42度弱。キーボード中央が38度弱、タッチパッドが34度強でした。

裏側はもう少し温度が高く、底面(キーボードの裏側)中央で43度強でした。

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この状態で膝の上に置くと脚にはっきりとぬくもりが伝わり、キーをタイプする手も熱を感じます。

ただし、上記の値はベンチマークアプリを実行中の最も温度が上がった状態のもので、通常のオフィスワーク程度の負荷でここまで温度が上がることはないと思われます。

騒音ですが、上記ベンチマーク実行時には冷却ファンが作動し、ファンと給排気の音が聞こえます。

騒音値は排気口の直近(キーボード側)で50.5db。

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同じく裏側で56.3dbでした。

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音質は耳障りな高温が混ざったものではなく、「サーッ」という無色の音です。

なお、レビュー中このレベルでファンが回ったのはPCMark 10を実行したときのみでした。
YouTubeの動画再生などでファンが回る場面がありましたが、ノイズは耳を近づけると聞こえるというレベルの微かな音でした。

バッテリーライフ

バッテリーについてはいつものBBenchで確認しました。

Surface Laptop 2の電力設定を「バッテリー節約機能」、ディスプレイの明るさを「おすすめ」とした状態で、10秒ごとの文字入力と、1分ごとのウェブサイト閲覧を繰り返す処理を行い、8時間6分後にバッテリー残量3%でスリープ状態に入りました。

奇しくもSurface Pro 6(レビューはこちら)をテストしたときとまったく同じ値になりました。

テスト中は常にディスプレイが表示された状態なので、よりディスプレイが大きなSurface Laptop 2でSurface Pro 6と同じ値が出ているのは驚きです。

ともあれ、2018年のSurfaceシリーズはどれもバッテリーライフが十分に長いことがわかります。

一日分の書類仕事はしっかりこなせるでしょう。

ACアダプターの持ち運びやすさ

Surface Laptop 2のACアダプターがこちら。サイズ、重さなどから、Surface Pro 6のものと同じものと思われます。

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AC電源側のケーブル込みで222gしかありませんので、持ち歩きには不自由しないでしょう。

前述のバッテリーライフを見ると、旅行のときくらいにしか持ち歩くことはないでしょうが。


まとめ 〜 ラップトップ用途ならSurface Pro 6よりこちら

Surface Laptop 2は2018年における13インチクラスのラップトップに求められる機能・性能をほぼすべて備えた一台です。

書類仕事のみならず、軽めのクリエイティブワークにも対応できるパフォーマンスを持ち、内蔵バッテリーだけで十分に長い時間利用できます。

フル機能のWindows PCなので、アプリや周辺機器選びで「あれがなくて困る」といったことはまずないはずです。

Surface Pro 6と比べると、別売りのキーボードカバーを買わなくて良い分いくらか安く手に入り、性能面でもSurface Laptop 2のほうが優れている部分が多いです。(PCMark 10、CrystalDiskMarkともにSurface Laptop 2がSurface Pro 6を上回りました)

タブレットとして使えないことや、本格的なペン入力がしづらい(=デスクに平らに置けない)ことが問題にならないのなら、Surface Laptop 2を選んでおけば間違いないと思います。

デザイン、質感、ビルドの確かさは従来からのSurface品質を継承していてまったく文句はありません。

強いて難点を挙げるなら、USB Type-Cが1ポートでもあればよかったということですが、USB-Cがないことで実際に困る場面は少なくともこの先2〜3年はないと思います。

お値段は今回レビューしたCore i5 / 8GB / 256GBモデルで税込15万8,544円。Windows 10 HomeとOfficeのライセンス込みの価格です。

他社製品でこれより安いものがないわけではありませんが、本機の品質とリセールバリューも考慮すれば不当に高いとは思えません。すでに家電量販店などでは実機を見られますので、店頭で手にとってみることをおすすめします。


(おまけ)学生さんのいる家庭ではキャッシュバックが受けられます

Surfaceシリーズのほとんどの機種は「Surface 学生優待プログラム」というキャッシュバックプログラムの対象になっています。

このプログラムは、対象となる学生のいるご家庭で対象となるSurfaceを正規販売店から購入した場合、その機種と構成に応じて、キャッシュバックを受けられるというものです。

Microsoft Surface Pro 6 - 30

現金が戻ってきますので、ポイント還元などとはお得感が違います。

今回レビューしたSurface Laptop 2もこのプログラムの対象となっており、モデルに応じて最大4万円のキャッシュバックを受けられます。

Surface Laptop 2 - 26

購入後に多少の手続きが必要ですが、対象となる方は忘れずに手続きをしましょう。

Surface学生優待プログラムについては、こちらの記事で実際にキャッシュバックを受け取った経緯などをご紹介しています。

Surface Book 2のキャッシュバックを受け取る
この2月にSurface Book 2を買いまして、約2か月使ってきましたが、つい最近うれしい知らせが届きました。キャッシュバックです。 Surfaceの学生優待プログラムのキャッシュバックについて。