超性能と比較的お求めやすい価格のせいで注文が殺到し、発売開始直後に受注停止になってしまったASUS ZenFone 3 Deluxe(ZS570KL)ですが、海外からなら手に入るようです。しかも安い。
ちょっとした注意点もあります。
Zenfone 3 Deluxe(ZS570KL)がすぐに手に入る
日本では受注停止状態がなかなか解除されないASUS Zenfone 3 Deluxe(ZS570KL)ですが、海外SIMフリー端末販売各社では在庫ありの状態となっています。
お値段も記事執筆時点の概算で総額6万8,500円から7万8,000円ほどと、日本で受注停止になったモデルと比べると約2~3万円安いです。
リンク:Zenfone 3 Deluxe – ZS570KL Gold(エクスパンシス)
リンク:Zenfone 3 Deluxe – ZS570KL Silver(エクスパンシス)
リンク:Zenfone 3 Deluxe – ZS570KL Gold(イートレン)
リンク:Zenfone 3 Deluxe – ZS570KL Silver(イートレン)
リンク:Zenfone 3 Deluxe – ZS570KL Grey(イートレン)
価格差の秘密
さて、なんで同じZS570KLが送料・税込みで3万円も安く手に入るのかですが、国内版と海外版とでは次のような仕様の違いがあるせいでした。
ZS570KL-SL256S6(国内版) | ZS570KL(海外版) | |
---|---|---|
OS | Android 6.0.1 | Android 6.0.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 821(2.4GHz) | Qualcomm Snapdragon 820(2.15GHz) |
RAM | 6GB | 6GB |
ストレージ | 256GB | 64GB |
ディスプレイ | 5.7インチ、1920 x 1080ピクセル | 5.7インチ、1920 x 1080ピクセル |
プロセッサーがSnapdragon 821と820の違い(クロック周波数が最大2.4GHzと2.15GHzの違い)があり、さらにストレージが256GBと64GBという違いがあるということです。
いくつかデータを当たってみましたが、その他の違いは見つけられません。
エクスパンシスのQ&Aでもプロセッサーとストレージ以外の違いは同一のように回答されています。
ストレージはmicroSDカードで補うから良いとして、プロセッサーの違いが性能にどの程度影響しているのかが気になります。
Antutuのベンチマークによると、Snapdragon 821版のスコアが150000前後、Snapdragon 820版は140000前後のようで、Snapdragon 821版の方が約7%高速という結果になっています。
差はあるもののクロック周波数の最大値の違いほどではないようです。
とにかくすぐに手に入れたいなら海外版も
Zenfone 3 Deluxeの国内販売は再開時期がまったく不明で、いつになったら手に入るのかさっぱりわかりません。
なので、多少の性能差には目を瞑って年内にZenfone 3 Deluxeを手に入れたいという場合は、お値段控えめの海外版に目を向けるというのはアリかと思います。
差額の3万円でちょっとしたタブレットか電子書籍端末なんかを買ったりするとトータルの満足度も高まりそうですし。
というわけで、ちょっとしたスペックの違いを気にしなければ、Zenfone 3 Deluxeがすぐに手に入りそうだという話でした。
リンク:Zenfone 3 Deluxe – ZS570KL Gold(エクスパンシス)
リンク:Zenfone 3 Deluxe – ZS570KL Silver(エクスパンシス)
リンク:Zenfone 3 Deluxe – ZS570KL Gold(イートレン)
リンク:Zenfone 3 Deluxe – ZS570KL Silver(イートレン)
リンク:Zenfone 3 Deluxe – ZS570KL Grey(イートレン)