iOS 11の公開からわずか1週間でバグフィックス版のiOS 11.0.1が公開されています。
AppleのOSがメジャーアップデートされた直後にはよく見る光景ですが、今回の修正はハードウェアキーボードユーザーにとって朗報です。
iOS 11.0.1の修正内容
iPhoneに表示されたiOS 11.0.1の修正内容はこんな感じで、詳しいことは全くわかりません。何かのバグが修正されたことがわかるのみです。
それで、いくつかのニュースサイトを巡回してみたところ、outlook.comやExchangeサーバー経由でのメール送信ができない問題の修正と、セキュリティアップデートが主な内容のようです。
Forbes「Apple Releases iOS 11.0.1 Software Update」
https://www.forbes.com/sites/amitchowdhry/2017/09/26/ios-11-0-1-now-available/
しかし、日本のハードウェアキーボードユーザーとしては、iOS 11で発生していたある致命的な現象が修正されたらしいことが重要です。
iOS 11で発生していた致命的な問題
その問題というのは、ハードウェアキーボードを利用していると、特定の操作で日本語入力がオフになって戻せなくなるというものです。
たとえば、全角の「(」を入力しようと、[Shift] + [8]を入力して確定しようとすると、文字は入力されずに改行されて、同時に日本語入力がオフになり、その状態から通常の操作では日本語入力をオンに戻せない、といったことが起こります。
また、全角「(」を入力しようとすると必ずこの現象が発生するので、全角「(」を入力できないという問題もあります。
そして、オフになった日本語入力を再びオンにするためには、いったん別のアプリに切り替えてから再度元のアプリに戻ってくるという操作が必要でした。これは致命的。
この現象がiOS 11.0.1では発生しなくなっています。
某掲示板ではこの現象にはさまざまなバリエーションがあることが共有されていて、今回すべてのケースが修正されているのかは不明ですが、少なくとも私の使い方では問題ないレベルにはなりました。(この記事もiOS 11.0.1にアップデートしたiPhoneとApple Magic Keyboardの組み合わせで書いています)
というわけで、iOS 11でハードウェアキーボードが実質的に使えなくなって困っている方は、すぐにiOS 11.0.1にアップデートされるといいと思います。
手順は「設定」アプリから[一般]-[ソフトウェア・アップデート」と進んで、「ダウンロードとインストール」です。
以上、iOS 11.0.1でハードウェアキーボードの致命バグが修正されたらしいという話でした。
リンク:iPhone 8 / 8 Plus(Apple)
リンク:iPhone 8 / 8 Plus(ビックカメラ)