iOS 12がリリースされました。
目新しい機能はほとんどありませんが、古いiPhoneやiPadのパフォーマンスが改善されるということで、早速家中のiOS機器をアップデートしました。
で、新機能のひとつ「スクリーンタイム」を使ってわかった驚きの事実。
iOS 12の新機能「スクリーンタイム」
iOS 12で追加された新機能のひとつに「スクリーンタイム」というものがあります。
これは毎日どのくらいの時間スマホの画面を見ているかをスマホ自身が数値化してくれるという機能で、どのアプリを何分使ったか、どのサイトを何分見ていたか、一日に何回スマホを手に取ったか、といった情報を一覧表示してくれます。
スマホにどれくらい依存して暮らしているかを明らかにしてくれるというわけです。
自宅ではほとんどスマホの画面を見ていないという事実
さて、日々スマホやPCの情報を収集し、昨シーズンはiPhone 8 Plus → iPhone X → iPhone 8と3台も新しい機種を買い替えた当ブログの管理人ですが、シルバーウィークの最終日にずっと自宅にいた間、どのくらいスマホの画面を見ていたのかをチェックして驚きました。
そのスクリーンタイムの画面がこちら。
iOS 12は日本時間9月18日の朝にはリリースされていて、その直後にアップデートしたのに、9月22日以前のデータがないのは謎ですが、話のポイントはそこではありません。
9月24日(月曜日)のスクリーンタイムが55分というのが問題なのです。たった55分?
内訳の上位は、Safai、Twitter、写真、計算機、radikoといったところ。最下位のradikoは一週間の合計で5分となっています。
スクリーンタイムのデータは、それぞれのアプリが画面に表示されていた時間を集計したものなので、radikoのようにバックグラウンドで動かすのがメインになるアプリは、利用時間が短くなるということのようです。
しかし、いくら休みの日で、ほぼ一日中PCの前に座っていたとはいえ、日に1時間も使わなかったとは驚きです。
仮に週末は1時間、平日はその2倍の時間画面を見ているとして、1年間の総表示時間はおよそ630時間。対して、私が昨シーズン、スマホ本体に投じたお金はおよそ30万円。
この金額を表示時間あたりに換算すると、1時間につき476円ということになります。ここにキャリアに支払う利用料金は含まれていません。
1時間約500円!? Oh…
スマホのディスプレイにこだわりすぎるのは無益かもしれない
繰り返しになりますが、スクリーンタイムは画面表示の時間なので、スマホの総利用時間とは必ずしも一致しません。
画面がオフでも常に電話やメールやLINEの着信を見張っていてくれるし、radikoや音楽を聞いている間もその画面を見ているわけではありません。
必要なときにいつでも画面をオンにして、誰かに連絡をしたり、情報収集をすることもできます。
だから、上で計算した1時間あたり476円をそのまま「高い」というつもりもありません。(3台も買った自分も悪いわけですし)
しかしですね、一日に1時間とか2時間しか見ないスマホの画面が少しくらい大きくなったりきれいになったりしたからと言って、10万円も出して新しい機種に買い換える必要はないよな、とも思うのです。
iPhone XはOLEDだと言っては買い、iPhone XS Maxはさらに大画面だと言っては乗り換えていては、いつまでたってもお金は貯まりません。
今回のことを教訓に、画面が大きくなったとか、きれいになったとか、そういった理由で軽々しく新しい機種を買うのは控えようと思います。
あと、PCにもスクリーンタイム機能がほしいです。Mojaveの次のOSではぜひ。
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