クラウドストレージサービス「Dropbox」の有料プラン「Dropbox Plus」の料金と機能がわりと唐突に変更されました。
変更のポイントと安く手に入れる方法について。
Dropbox Plusの変更のポイント
Dropboxは老舗のクラウドストレージサービスです。
各種ファイルや写真・動画をDropboxにアップロードしておくと、ネットワークにさえ繋がっていれば、どこでも・機器を選ばずにそれらを参照・編集できるので、たとえば次のようなメリットがあります。
Dropboxを使うメリット
- 仕事の資料や勉強のノートをいつでも・どこでも利用できる
自分のPCにしか資料がないせいで、移動中やPCを持たずに出かけた先での空き時間を無駄にすることはないでしょうか?
クラウドストレージ上にこうしたファイルを置いておけば、電車の中からスマホで資料をチェックしたり、出先や学校のPCからファイルを参照・編集できたりするので、時間を無駄にせずに済むようになります。 -
二重保存によってデータ喪失のリスクが減る
Dropboxにアップロードしたファイルは安全な環境で厳重に管理されます。少なくとも個人のPCやスマホに保存しておくよりもずっと安全です。
また、データは手元のデバイスとDropboxで二重に保管することになるので、PCやスマホを破損・紛失してもデータは守られるようになります。 -
大容量ストレージとして使える(有料プランの場合)
Dropboxには無料のプランがありますが、容量は2GBまでで、利用する機器(PCやスマホ)の台数にも制限があります。画像や動画を保存したり、何台もの機器から利用したい場合にはちょっと物足りない仕様です。
しかし、有料プランを利用すれば、容量は1000倍以上(2TB〜)になり、台数の制限もありません。
2層タイプのDVDの容量が8.5GBなので、その235倍以上ということになります。・
これほどの容量になれば、過去に撮りためた写真や動画など、容量を食うデータを安全に保存する大容量ストレージとして使うことも可能になります。
バックアップデータをDVDに焼きつづける生活とはおさらばです。
Dropbox Plusの変更点
さて、そんなDropboxの有料プラン「Dropbox Plus」の料金や内容が変更されました。
変更点はおおよそ次のとおりです。
- 容量の変更
従来、最大1TBまで保存できたのが、今回の変更で2TBまでに増量されました。
前述のバックアップ用途などで使うと容量は多いほうが便利です。 -
スマートシンクに対応
「スマートシンク」という機能に対応しました。
従来、Dropboxにアップロードしたファイルを利用するためには、フォルダー単位でファイルを同期しておく必要がありました。
同期したフォルダーの内容は丸ごとPCなどのデバイスにもコピーされるため、すぐには使わないファイルでPCのストレージが圧迫されることがありました。
スマートシンクはDropbox上に保存したファイルをすべてエクスプローラー(Windows)やFinder(Mac)に表示しつつ、ファイルを実際に開くまではダウンロードしないことで、PC/Macのストレージの浪費を防ぐ機能です。とても便利! -
Dropbox Rewind(巻き戻し)に対応
Dropbox Plusでは従来から、変更や削除したファイルを30日間遡って取り消す(元に戻す)機能がありました。
今回の変更では、個別のファイルを元に戻すだけでなく、自分のDropbox全体を丸ごと巻き戻すDropbox Rewindに対応しました。
大量のファイル・フォルダーを間違えて削除・変更してしまったり、ランサムウェアに書き換えられたような場合に有効な機能です。 -
料金の変更(値上げ)
増量と機能追加の代償として、お値段もアップしました。
従来、月額払いなら1,200円/月(税別。以後同じ)、年額払いなら1,000円/月だったものが、それぞれ1,500円/月と1,200円/月に変更されています。
Dropbox Plusを安く使うには
Dropbox Plusの価格は、容量や機能を考えれば妥当なものだと思いますが、反面、いち消費者としては安く使えるに越したことはありません。
そこでおすすめしたいのが「Dropbox Plus 3年版」です。
3年分をまとめて前払いすることでその分安く手に入るというもので、3年分の差額はなんと1万4,400円(税別)となります。約33%もの値引きです。
リンク:6,000本限定 Dropbox Plus 3年版(ソースネクスト)
6,000本限定で、すでに3,500本は売れてしまった模様です。残り2,500本!
上のリンク先で購入するとメールが送られてくるので、その内容に従ってコードの入力をするだけで、公式サイトから申し込むのと全く同じ容量・機能を利用できます。
新たにDropbox Plusを利用する場合だけでなく、現在利用中のDropbox Plusの継続用としても使えます。
3年分ということで、ちょっとまとまった金額に躊躇してしまいますが、クラウドストレージの便利さに慣れてしまうと使い続けずにはいられないので、どうせ払うことになるお金です。そうだとしたら安い方がいいですよね。
というわけで、Dropbox Plusを手に入れるなら「Dropbox Plus 3年版」がお得という話でした。
この記事で紹介した以外のDropbox Plusの機能もリンク先で確認できます。