【LTE対応】Surface Pro X が予約受付開始!

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Surface Pro X - 3 Microsoft/Windows
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Microsoft Surface Pro Xの予約受付が始まりました。

Armプロセッサーを搭載して、LTE接続に対応しつつ、長時間の利用を可能にした、全く新しいSurfaceです。


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Surface Pro X の概要

Surface Pro Xの主な仕様は次のとおりです。

項目 内容
OS Windows 10 Home
プロセッサー Microsoft SQ1(8コア)
RAM 8GB / 16GB LPDDR4x
ストレージ 128GB / 256GB / 512GB SSD
ディスプレイ 13インチ、2880 x 1920(267ppi)
タッチ操作、ペン入力対応
カメラ イン:5Mピクセル(Full HD)、Windows Hello対応
アウト:10Mピクセル(Full HD)
ネットワーク Wi-Fi 5(802.11ac)、Bluetooth 5.0、LTE
インターフェース USB 3.2 Gen2(Type-C) x 2、Surface Connect
サイズ・重さ 287 x 208 x 7.3mm、774g(いずれもタイプカバーを含まず)
その他 Office Home & Business 2019同梱
タイプカバーとペンは別売

Surface Pro Xの最大の特徴は、IntelでもAMDでもなく、Armアーキテクチャを採用した自社ブランドのプロセッサーを搭載したことです。
このプロセッサーのおかげで、Surface Pro XはどのモデルももれなくLTE通信に対応しており、データ通信用のnano SIMを用意すれば、どこでもインターネットに接続できます。

RAMはLPDDR4x、SSDはSurface Laptop 3と同じものが搭載されているそうで、どちらもパフォーマンスに不安はありません。

ディスプレイはSurface Pro 7(12.3インチ)よりも大きな13インチで、アスペクト比はSurface伝統の3:2です。
ピクセル密度はSurface Laptop 3(201ppi)よりも高い267ppiで、これはSurface Pro 7と同じ値です。
Surface Pro 7とSurface Laptop 3(13.5インチモデル)の良いとこ取りをしたような仕様になっています。

カメラですが、イン側はWindows Helloによる顔認証サインインに対応。アウトカメラもあるので、資料やホワイトボードを撮影したいときに便利です。

ネットワークは先述のLTEのほかに、Wi-Fi(802.11 acまで)、Bluetooth 5.0に対応しています。
Surface Pro 7 と Surface Laptop 3 はWi-Fi 6(802.11 ax)に対応しているので、その点では見劣りしますが、Wi-Fi 6の普及にはまだしばらく掛かりそうですので、当面は大きなマイナスではないと思います。

有線インターフェースはUSB 3.2 Gen.2に対応したType-Cポートが2つです。
全く新しいデバイスなので、Type-Aはなくしても良いという判断でしょうか?個人的には歓迎です。

なお、Surface Pro Xには3.5mmヘッドセットジャックがありません。有線ヘッドフォン等を使いたい場合は、別途USB-C – 3.5mmのアダプター(純正アクセサリー)を用意する必要があります。

厚みはSurface Pro 7(8.5mm)よりもかなり薄い7.3mm。キックスタンド込みでこの薄さはインパクトがあります。
iPad Proの12.9インチモデルはより薄い5.9mmですが、あちらはSurface Pro Xのように自立できないので、別途スタンド機能のあるケースに入れるなどしなければなりません。

永続版のOfficeのライセンスが付属します。タイプカバー(ペンとセット販売)は別売りです。


アプリの互換性

Surface Pro Xに搭載されたMicrosoft SQ1プロセッサーは、一般的なPCに搭載されるIntelやAMDのものとは別のアーキテクチャのものです。

Surface Pro Xでは、Armプロセッサー向けにビルドされたアプリだけでなく、一般的なPC向けアプリのうち32ビットアーキテクチャ(x86)向けにビルドされたものも動作します。

一方、一般的なPC向けアプリで、64ビットアーキテクチャ(x64)向けにビルドされたものは動作しません。

これは、ものすごくざっくり言うと次のようになると思います。

  • Windowsに同梱されてくるアプリは動作する
  • Microsoft Officeをはじめ、一般的なオフィス用途のアプリは動作する
  • Adobe CCの主要なアプリなど、パフォーマンス重視のアプリには動作しないものがある

メールを読み書きして、ブラウザーでウェブサイトやYouTubeなどを楽しんで、Officeでドキュメントを作るといった用途なら問題なくできるけれど、本格的なフォトレタッチや動画編集のような高度な性能を求められる用途には向かないということになるでしょう。

なお、Adobeのアプリについては、今後Arm版が開発される可能性が無いわけではないようです。

リンク:Adobe、Surfaceの発表会でWindows版Frescoの提供意向を表明 ~Arm版Windowsでのクリエイター向けツールに関してもできるだけ早く対応予定(PC Watch)


薄さと軽さ重視でLTE対応が必要なら

Surface Pro Xは、毎日どこにでも持っていって、LTE経由で常にインターネットに接続しながら、主にドキュメントワークをするのに適したPCです。

LTE接続できない一般的なPCでも、スマホのテザリングを利用してネットに接続することはできますが、そのひと手間が面倒だったり、作業効率を損なったりします。

iPadのLTEモデルでも似たようなことはできますが、多くのWindowsアプリをそのまま利用できるSurface Pro Xの方が便利な場面は多そうです。

お値段は専用のタイプカバー(ペン付き)とあわせて17万5,340円から。


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