Windows 10 May 2020 Updateの配布が始まっています。
先日お伝えしたとおり少々問題が残っているようですが、仮想デスクトップ機能がアップデートされたと聞いては黙っていられません。
すぐにアップデートして何が新しくなったのか確認します。
Windows 10 May 2020 Updateに今すぐバージョンアップする方法
Windows 10 May 2020 Updateを適用する手順は簡単です。
まず、Windows 10のダウンロードページへジャンプして、「今すぐアップデート」をクリックします。
リンク:Windows 10 のダウンロード(Microsoft)
ファイルがダウンロードされるので開きます。
「今すぐ更新」
互換性のチェックが行われます。
システム要件は変わっていないので、直近のWindows 10が動作している環境で、ディスクの空き容量があれば、全項目OKになるはずです。
ディスクが足りなければゴミ箱を空にしたり、不要なファイルを削除して確保しましょう。
削除するものがないという場合はこちらの方法を試してみるといいでしょう。
アップデートが始まりました。私の環境では10分程度掛かりました。
この間も他のプログラムで作業することは可能です。
その後、再起動を求められるので従いましょう。
30分経つと自動的に再起動されてしまうので、作業の切りの良いところで早めに再起動するのがいいです。
すると、何度か自動的に再起動が行われて…
アップデートが完了します。
ビルド番号は最新の10.0.19041.264になりました。
この状態ではアップデート前のWindowsのイメージがまるごとディスクに残っているので、しばらく使って問題なさそうなら、上にリンクした方法で古いイメージを消してしまうのがいいと思います。
お楽しみの仮想デスクトップのアップデートは?
さて、楽しみにしていた仮想デスクトップ機能のアップデートですが、どうやらデスクトップに名前を付けられるようになったようです。
いつもメーラーとカレンダーを並べて表示しているデスクトップに「メールとカレンダー」という名前を付けてみました。
で、ここに実際にメーラーとカレンダーを起動しておくと、次にメーラーやカレンダーを起動するときには自動的にこのデスクトップに開くかというと、そんなことはありません。
ただ左から2番目のデスクトップに名前が付きましたというだけです。
たしかにフィードバックHUBにはデスクトップに名前を付けたいという要望が上がっていましたが、この機能って意味あるのかな?
ついでに、Windows 10の仮想デスクトップ機能の重大な欠陥であるマルチディスプレイ環境での動作、すなわち、あるディスプレイでデスクトップを切り替えると他のすべてのディスプレイでも同様に切り替わってしまう問題は、今回も修正されませんでした。
また、デスクトップの順番を入れ替える機能も実装されませんでした。
Microsoftの中の人は仮想デスクトップ機能をあまり使ってないんでしょうかね?
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