楽天ひかりが楽天モバイルとのコラボで月額基本料金が1年間無料になるキャンペーンを実施中という話を紹介しましたが、有言実行で早速申し込んでみました。
前契約の料金や解除料を踏まえた損得勘定などについて。
auひかりを解約して楽天ひかりに乗り換える話
現在の我が家のインターネット回線はSo-netで契約したauひかりのマンションプランです。
auの仕様上は最大1Gbpsまで出ることになっているのですが、マンション内の設備の都合で最大100Mbpsに抑えられています。遅いのに料金が変わらないのは不満ですが、実用上は100Mbpsでもとくに不便はありません。
月額料金は総額で税込み4,155円です。
1年半ほど前に使い始めて、開始数カ月後に加入特典のキャッシュバック3万円をもらっています。
さて、今回楽天ひかりに乗り換えようと思った理由はだいたい次のようなところです。
- キャンペーンで月額基本料が1年間タダになってお得
4,180円(マンションプラン) x 12ヶ月で5万160円お得です。 -
キャンペーン終了後の料金は現状とほとんど変わらない
4,180円 – 4,155円 = 25円アップ。 -
キャンペーンでもらえるWi-Fiルーターを処分すればさらに1ヶ月分くらいお得
ヤフオクではだいたい4,500円くらいで取引されているようです。
キャンペーンでNEC Aterm WG1200HS4(NE)というのがいただけるのですが、我が家のRT2600ac君の方がずっと高性能なので処分します。
乗り換えの損得勘定
乗り換えの経費をチェックしてみましょう。
解約する回線に掛かる費用
まず、解約するSo-net auひかりの方から。
現在のSo-net auひかりは開通時の工事費を2年間の月割りで支払うようになっているのですが、これは回線契約を続けている限り免除されます。
この工事費が月額1,350円であと7ヶ月分残っています。合計で9,450円。
解約するならこの金額を一括で返済しなければなりません。
新たに契約する回線に掛かる費用
次に楽天ひかり側の費用です。
まず、初期登録費として880円必要です。(auひかりからの乗り換えなので新規扱いでこの金額です)
そして、開通のための工事費が必要になります。
マンションプランの工事費は条件により2,200円から1万6,500円ですが、おそらく作業員さんがモデムを持ってやってきて開通の確認をしてくれるだけなので、8,360円になるだろうと思います。
880円 + 8,360円 = 9,240円 と見込んでおきましょう。
どれくらい得(損)するのか?
では、総額でどれくらいの得(損)が発生するのかというと…
■得する分
- 11ヶ月分の基本料金(auひかりに支払わなくてよくなる分):4万5,705円
楽天ひかりの無料期間は12ヶ月ですが、切り替え月はauひかりの支払いが発生するので、1ヶ月分減らして11ヶ月分としています。 -
タダでもらえるWi-Fiルーター:4,000円
■損する分
- auひかりの解約費用:9,450円
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楽天ひかりの開通費用:9,240円
というわけで、1年後には差し引き3万1,015円の得ということになります。
仮にその時点で楽天ひかりから他所へ乗り換えたとして、契約解除料を支払ってもまだ2万円くらい得をします。
一方、そのまま楽天を使い続けた場合、月々の利用料金が楽天ひかりの方が微妙に高い(25円/月)分、徐々に差が縮まってきますが、追いつかれるのは100年後なので気にしないことにします。
やっぱりどう考えても乗り換えるほうが得なことがわかったので、速攻でオンライン申し込みをしました。
カスタマーサポートの方の話では、現在東日本では開通まで1ヶ月ほど掛かるようです。
インターネット料金を安くしたいなら、すでに楽天モバイルユーザーになっている方はもちろん、キャンペーンのために楽天モバイルに加入したとしてもお得なので、検討してみてはいかがでしょうか?