Amazonの電子書籍端末「Kindle」シリーズにはキッズを対象としたキッズモデルが用意されています。
これ、大人が買ってもお得です。
Kindleキッズモデルの概要
Kindleのキッズモデルはこちら。
無印のKindleと専用のカバーがセットになっていて、「子ども向け」の本が読み放題になる「FreeTime Unlimited」というサブスクリプションサービスが1年間無料で利用できる権利が付いてくるものです。
Kindle本体の仕様は容量が8GBで広告表示のないものです。
お値段はキッズモデルじゃないものに対して2,000円増しの1万980円。
カバーは4種類から選べます。ブルーとピンクの単色のものは個人的にちょっと抵抗感がありますが、残りのスペースステーションカラーとレインボーバードカラーは画面で見る限りちょっといい感じです。これなら自分でも持ってみたい。
普通のKindleを買うよりお得なポイント
さて、なぜあえて2,000円高いキッズモデルをおすすめするかというと、その方が次の点でお得だからです。
- 保証期間が2倍になる
普通のKindleの保証期間は1年ですが、キッズモデルなら2年になります。
きっとあちこちへ持ち歩くことになるKindleはつねに落下や水濡れの危険にさらされます。
保証期間は長いに越したことはありません。 -
広告が表示されない
Kindleには通常「広告つき」と「広告なし」の2種類のモデルが設定されています。
「広告つき」のモデルは「広告なし」に比べて2,000円安く売られますが、ロック画面に広告が表示されたり、ロックを解除するときに広告を閉じる操作をしなければならなかったりで、「こんなことなら2,000円多く払っておくべきだった」と後悔する人も多いと思います。
キッズモデルなら「広告なし」です。 -
FreeTime Unlimitedは大人も楽しめそう
FreeTime Unlimitedは契約期間中所定の子供向けコンテンツが読み放題になるサービスです。
通常の価格はAmazonプライム会員なら月額480円、それ以外なら月額980円ですが、これが1年分無料になります。
こちらでFreeTime Unlimitedで読める本の一部が紹介されていますが、J.K.ローリングの「ハリー・ポッター」シリーズや那須正幹の「ズッコケ三人組」シリーズ、「ゲド戦記」「星の王子さま」「ドリトル先生」から「トム・ソーヤの冒険」「ごん狐」まで、大人が読んでも十分楽しめるクラシックでタイムレスな名作がラインナップされています。
普通のKindleとキッズモデルの比較表がこちらです。
価格以外でキッズモデルが劣る部分はありませんし、その価格差は「広告なし」の部分だけですでに回収済みです。
さらにカバーが付いて、保証期間が2倍になって、大人も楽しめるFreeTime Unlimitedまで付いてくるわけですから、これはもうキッズモデルを選ばない理由など無いと言っていいのではないでしょうか。
唯一気を付けるべきところは、FreeTime Unlimitedは1年以内に解除しないと13か月後から月額料金が発生することです。念のためスマホやPCのカレンダーに登録して、期限が近付いたらお知らせが出るようにしておくといいでしょう。
もちろん、気に入ったらそのまま契約を続けても構わないわけで、デメリットとして挙げるまでもないポイントですね。
というわけで、ノーマークだったKindleのキッズモデルがじつはとてもお得なのではないかという話でした。