新型コロナウイルス騒ぎの影響で、作業はほぼすべて自宅のデスクトップPCで行うようになり、外に持ち出す機器の個人的な需要が激減しました。
iPad Proを維持するよりも、安いThinkPadがいいかもしれないと思う理由。
iPad Proの登板機会が激減している
私のiPad Pro 11インチモデルは2018年にリリースされた初代のもので、ストレージを1TB載せた当時最強の構成です。
↓こちらは現行モデル
事務作業はもちろん、4K/60pの動画編集もらくらくこなす超パフォーマンスマシンで、画面サイズの小さささえ我慢できれば、これですべての作業を賄えるほどです。
現在、このiPad Proはモバイル作業用としていますが、ウイルス騒ぎで外出を必要最小限に抑えるようになってからは、ほとんど出番がなくなっています。
所用で旅行に出かけたときに持って行ったのを除けば、自宅で語学学習をするときの手書き練習帳のような用途しかありません。
これでは宝の持ち腐れ。このまま放置しているあいだにリセールバリューが目減りしてしまうことが懸念されます。
中古のThinkPad Xシリーズへの買い替えを考える
とはいえ、モバイルで作業できる環境が全くなくなってしまうのも困ります。
最小限の事務作業くらいできる環境は維持しておかないと、万一のときに身動きが取れなくなってしまうからです。
そこで目に付いたのがこちらの記事です。
リンク:Core i5-6300U搭載の12.5型ノート「ThinkPad X260」が税込34,800円、液晶はフルHD(AKIBA PC Hotline!)
秋葉原には企業で使われていた中古のPCを安く販売するお店がたくさんありますが、この記事ではそのひとつでThinkPad X260のCore i5モデル(8GB/256GB)が税込3万4,800円で売られていることを紹介しています。
ThinkPad Xシリーズはディスプレイ解像度がフルじゃないHD(1366 x 768ピクセル)のものが多いのですが、記事で紹介されているのはちゃんとフルHD解像度のもの。
しかも、ストレージは新品の256GB SSDに換装されていて、Windows 10 Proも導入済みとされています。
CPUは第6世代 Intel Core i5-6300Uで、これは初代Surface Bookの安い方に搭載されていたものと同じ型番です。
Geekbench 5のスコアはおよそ750(シングル)/1700(マルチ)で、5年前のメインストリームラップトップ用CPUと言っていいと思います。
2コア/4スレッドという今となっては貧弱に見える構成ですが、キーボードとタッチパッド(または赤ポッチ)だけで操作する、主にテキストと静止画を扱う作業に使うなら今でもちゃんと働いてくれるはずです。
これを買って、メモリーを中古の16GBに交換し、キーボードを新品に交換したとしても、総額4万5,000円ほどで済むので、iPad Pro一式を手放した代金で2台買ってお釣りが来るくらい安いです。
重さが1.4kgとiPad Proと比べるとかなり重くなる(iPad ProとSmart Keyboard Folioの合計は約760グラム)のが玉に瑕ですが、そもそも持ち出す機会が激減していることを前提としているので、あまり問題にならないでしょう。
お店に行って実物をチェックしてみましたが、店頭に展示されていたものは外観の状態もまずまずで、実用には全く問題なさそうでした。
同じようなThinkPadは通販でも手に入るようですね。
というわけで、iPad Proの売り時が迫っているような気がするという話でした。
もう少し悩んでみます。