著名な新製品情報リーカーのジョン・プロッサーさんがどこかで見たという次世代MacBook Airのリークイメージをもとに、詳細な再現画像を公開されています。
そこから読み取れる仕様は?
ジョン・プロッサーさんの次世代MacBook Air紹介動画とそこからわかること
次世代MacBook Airの(リークイメージにもとづいた)再現画像が見られるのはこちらの動画です。(6分02秒付近から)
ポイントを挙げていくとこうなります。
次世代MacBook Proとはポート構成が違うようだ
次世代MacBook Proについて噂されている、SDカードスロットやHDMIポートはこの画像には含まれていません。
これは、ジョンさんが見たリーク画像にそれらがなかったため、再現画像にも含めなかったとのことです。
ポートは左右にUSB-Cポートが一つずつということです。
同様に噂されているMagSafeの有無は不明です。
ディスプレイのベゼルとキーボードのキーは白
ディスプレイのベゼルとキーボードはどちらもiMac(2021)と同じ白いものになるそうです。
iMacの白ベゼルはなんだか人気がないようですが、紹介されている再現画像の中にあるシルバー筐体に白ベゼル/キーボードの組み合わせはかっこいいです。
ディスプレイのベゼルの幅は不明
ディスプレイのベゼルの幅は予想で描かれているそうです。
これより細くなるかもしれないし、太くなるかもしれないけど、たぶんいい線行ってるんじゃないか、と言われています。
本体はめちゃくちゃ薄い
本体の厚みは信じられないほど薄いとのこと。
画像ではUSB-Cポートがギリギリで収まる程度の厚みしかありませんが、動画内でそのことに言及されているので、無理に「盛った」画像というわけではないようです。
ゴム足は4点タイプから2本のバータイプに変更
MacBookシリーズでは底面のゴム足は四隅に一つずつ配置されてきましたが、次世代MacBook Airでは左右に縦2本のバータイプになるようです。
ファンクションキーがフルサイズ化され、Touch IDキーもある
キーボードでは、最上段のファンクションキーが他のキーと同じサイズに大型化されています。
もちろん、Touch Barはありません。
また、右上のパワーキーにはTouch ID対応であることを示す大きな丸印が描かれています。
(ただし、動画内のコメントではTouch IDには触れられていません)
ファンクションキー大型化の影響でタッチパッドがやや小型化
ファンクションキーがフルサイズ化されたため、キーボード部分の縦のサイズが大きくなり、そのしわ寄せでタッチパッド(トラックパッド)が若干小さくなっているようです。
もともとすごく大きいから問題ないんじゃないでしょうか。
伝統の楔形デザインではなくなる
MacBook Airはスティーブ・ジョブズが封筒から取り出して見せた最初のモデルから、閉じた状態で手前側に向けて薄くなっていく楔形のデザインを採用してきました。
しかし、次世代MacBook Airでは前後で厚みに違いのない、フラットデザイン化されるとのことです。
リリースは2021年末か2022年
気になる次世代MacBook Airのリリース時期は今年の終わりか来年になるとのことです。
あと半年かそれ以上待たされるわけで、まだまだ先は長いです。
冷却性能とバッテリーライフが気になる
さて、今回の再現画像がある程度正しいとして、気になるのは冷却とバッテリーライフです。
現行のMacBook AirにはMacBook Pro 13インチモデルやmac miniと同じM1プロセッサーが搭載されています。
MacBook Airはファンレス構成のため、冷却性能の差により、高負荷状態が連続したときのパフォーマンスで他の2モデルに劣ることがわかっています。
現行モデルより薄くなると予想されている次世代MacBook Airではこの問題がさらに深刻になるはずで、M2プロセッサーの高効率化で補えるのかどうかが注目されます。
また、現行のMacBook Airのバッテリーは、「最大15時間のワイヤレスインターネット」「最大18時間のApple TVアプリのムービー再生」を可能にする、容量49,9Whのものです。
本体が薄型化されればバッテリーを格納するスペースも減るわけで、小さく容量の少ないバッテリーで現行モデルに負けないバッテリーライフを実現できるのかが気になります。
M2プロセッサーの高効率化と、もしかしたら、バッテリーのエネルギー密度の向上でどうにかなるということでしょうか。
と、気になることはありますが、個人的にはシルバーモデル(白キーボード)がとても欲しいです。出たら買う。(MacBook Pro 14インチを買うかもしれないけど、とにかくどっちかは買う)
半年も待てないという方は、現行のMacBook Airも非常によくできているので、無理に待つ必要はないと思います。