鋭意タイ語を学習中なのですが、ある程度文字がわかるようになったところでタッチタイピングに挑戦してみました。
わりと簡単にマスターできます。
タッチタイピングは言語学習の友
タッチタイピング。ブラインドタッチとも言いますが、パソコンのキーボード上の印刷を見ないでキー入力する技術のことです。
キーボードではなく資料や画面を見ながら入力できるので作業効率がたいへん向上します。パソコンを使うならぜひマスターしたい技術です。
リンク:特打ヒーローズ 名探偵コナン(2020年版)(ソースネクスト)
ところで、タイ語は英語のアルファベットを使わず、日本語IMEのようにアルファベットを使ったローマ字的な入力もできないため、タイ語のタッチタイピングをマスターするにはキーボード上のタイ文字の配列を覚える必要があります。
タイ語は子音字が42文字(廃字を入れると44文字)、母音字・数字・その他の記号が合わせて30文字以上あり、Shiftキーの表裏をほぼフルに使って入力します。
英語のアルファベットとアラビア数字が合わせて36文字なのでそのおよそ2倍。なかなかたいへんそうに見えますね。
しかし、配列を覚えるのはそれほど難しくありません。私はこちらのサイトにある練習ゲームを使って3日間であらかた覚えることができました。
リンク:Thai Typing Tutor Game(thai-language.com)
キーの位置を覚えたら、あとはひたすら入力して練習するだけです。
私は練習と実益を兼ねてタイ語のテキストのデジタル化に取り組んでいます。
テキストをデジタルデータにできれば、それを元に暗記カードを簡単に作れたり、合成音声の読み上げを利用できたりするので、言語学習へのフィードバック効果も見込めます。
全25課のうち15課までの入力が終わったところですが、「タイ語のタッチタイピングができます」と言えるレベルには上達したと感じます。
上で紹介したゲームを始めてからまだ1ヶ月も経っていないので、比較的簡単にマスターできたと言っていいと思います。
キーボードを使えると何が便利か?
特定の言語でキーボードを自由に使えるようになって何が便利かというと、Google検索を手間なく行えるようになることです。
よくわからない単語に出くわした時、Googleの検索結果で画像を見るとだいたい何のことがわかります。
日本語で解説されていないようなマイナーな情報でもおおまかな内容を掴めるか、さらに検索するためのヒントを得られるのでたいへん便利です。
タイ語のテキストやタイ日辞書ではあっさりとしか説明されていない言葉や、まだ辞書に載っていない新しい言葉も、より立体的に理解できるようになるでしょう。
そんなわけで、タイ語に限らず外国語のタッチタイピングができるようになると便利な話でした。
なお、タイ語の入力には英語配列のキーボードが便利です。