つい最近、Google Driveに1.5TBほどのデータをアップロードしたのですが、なぜかアップロードがうまくいかないことがありました。
アップロードできないときはここに気をつけようという話。
Google Driveにファイルをアップロードできないときには?
クラウドストレージ間で大量データのお引越しをするのはなかなかたいへんです。
元のクラウドストレージからデータをダウンロードし、それを新たなクラウドストレージにアップロードするわけですが、その過程でダウンロードしたものを保存するためにローカルストレージを消費し、さらにアップロードするために同じ容量のローカルストレージを消費するので、たとえば1TBを一気にコピーしようとすると、一時的に2TBのローカルストレージが必要になります。
今回私がコピーしたのは1.5TBなので一度にコピーするには3TB必要ということになりますが、もちろんそんな空き容量はないので、少しずつダウンロードしてはアップロードしてを繰り返す必要がありました。
めちゃくちゃ面倒でした。
さて、このように細切れに作業しているとコピー漏れしそうで怖かったので、1日ほぼMacに付きっきりで一気に終わらせようとしたのですが、そこでトラブルが発生しました。
途中からなぜかGoogle Driveへのアップロードがエラーするようになったのです。
短時間に大量のデータをアップロードしたせいでGoogle Driveのアプリが調子をくずしたのかと、アプリの再起動、Macの再起動、アプリのアンインストール→再インストールを試しましたが、それでもエラーが止まりません。
Google Driveアプリ経由ではなく、Google Driveのウェブサイトから直接アップロードしようとしても同じです。
なぜなのか?
Google Driveには1日750GBのアップロード制限がある
エラーメッセージは「アップロードに失敗しました」的なシンプルなもので、何が悪いかわからなかったのですが、Googleのサポートサイトを探し回った結果、このような記述を見つけました。
リンク:Google ドライブへのファイルのアップロード(Gooele Workspace 管理者 ヘルプ)
いわく、Google Driveへのアップロードはユーザーごとに1日750GBに制限されていると。
私は1日で1.5TBをアップロードしようとしていたので、この制限に引っかかってエラーになっていたのだと思われます。
それならそうとエラーメッセージをもう少し詳しく書いてくれればいいのに。
そんなわけで、その日はアップロードを諦めて翌日以降にこの制限に掛からない容量でアップロードしたところ、すべてのファイルの移行に成功しました。
もし同じ問題で困っている方がおられたら、日を改めてトライするとうまくいくかもしれません。
なお、「1日あたり」が過去24時間を指すのか、日付の変わり目でゼロにリセットされるのか、後者だとしてそれはGMTなのかPSTなのか現在地の時刻なのかはわかりませんでした。いったんエラーになったら十分に間隔を空けてから再挑戦するのがよさそうです。