MacBook Air(M1)にLenovo TrackPoint Keyboard IIをBluetoothで接続して使っています。
最近、いつのまにかペアリングが解除されていることが多いような気がするのでその対処について。
MacBook AirとTrackPoint Keyboard IIのBluetoothペアリングがはずれる?
Apple Silicon(M1)搭載のMacBook Airを通算1年以上使っています。
単体で利用したり、外部ディスプレイに接続してクラムシェルモードで利用したりと、いろいろな形態で使ってきましたが、最近のお気に入りはLenovoのTrackPoint Keyboard IIをMacのキーボードの上に重ねて置くスタイルです。
Mac本体のキーボードもそれほど悪くはないと思うのですが、キーを押したときのストロークが短く、ちょっとしたミスタッチがそのままミスタイプに直結するようなところがあります。
その点、TrackPoint Keyboard IIのストロークは相対的に長いので、意図しないキーを誤って入力してしまうミスが少ないように感じます。
さて、そんなTrackPoint Keyboard IIですが、いつのまにかMacとのBluetoothのペアリングがはずれていることが多くなりました。
就寝前にMacをスリープさせると、翌朝使おうとしたときに接続が切れていて、再度ペアリングし直さないと使えないという現象です。
頻度は1週間に1〜2回ほど。
私の場合、MacBook Airのディスプレイは開いたままでMac本体のキーボードにもすぐにアクセスできるため、その状態になってもパスワード入力等はすぐに行なえ、再ペアリングも大した手間ではありませんが、たとえばクラムシェルモード状態(ディスプレイを閉じて外部ディスプレイに接続した状態)ではけっこう面倒なのではないかと想像できます。
これをなんとかしたい。
macOS MontereyのBluetooth制御がバグっている?
そんなとき、この記事を目にしました。
リンク:寝てくれっ、M1 Mac mini、徹夜しないでくれっ!!!(ケータイ Watch)
特定バージョンのmacOSをインストールしたMacでBluetoothを利用すると、Macがスリープしなくなるという内容です。
たしかに、我が家でもスリープさせたはずのMacのディスプレイが夜中に点いたり消えたりすることがあり、どうやらこの現象が発生している様子。
この現象と前述のBluetoothのペアリングがはずれる現象の関係はわかりませんが、BluetoothとMacのスリープの両方が絡む現象という点で共通しています。
対処法(1) 〜 macOS 12.2.1にアップデート
macOSは上にリンクした記事のあとでアップデートされ、現在の最新版は12.2.1です。
そして、このバージョンではMacがスリープしなくなる問題は解消されているそうです。
ただし「Intelプロセッサ搭載のMac」という限定付きです。
しかし、ひとまずこのバージョンにアップデートするのは悪くないでしょう。重要なセキュリティアップデートも含まれています。
対処法(2) 〜 USBドングルを使う
もう一つの対処法はMacとTrackPoint Keyboard IIの接続をBluetoothではなくUSBドングルで行うことです。
Macのポートをひとつ占有することになりますが、もとの現象がBluetooth由来であった場合は解決策になるはずです。
というわけで、打鍵感や絶妙なサイズ感ゆえにどうしても使い続けたいTrackPoint Keyboard IIでMacとのBluetoothペアリングがはずれてしまう問題には、ひとまずこうして対処しようという話でした。
TrackPoint Keyboard II。おすすめです。