Windows 10にはWindows Helloという生体認証によるログイン機能が新たに搭載されていますが、われらがSurfaceにはやってこない模様です。
悲しいけど、これが現実。
Windows Helloとは
Windows Helloとは、デバイスに搭載されたセンサーで指紋、虹彩、顔などを認識してサインインできる機能です。
この動画でも顔認識でサインインするシーンに「対応するデバイスが必要」と注意書きがされています。
ではSurfaceはどうなのか
動画ではWindows Helloには指紋リーダー、赤外線センサー、その他の生体認証センサーを含む特殊なセンサーが必要とされています。
Surface Pro 3、Surface 3には指紋センサーはありませんし、赤外線センサーもありません。
液晶画面の上にビデオチャット用のインカメラはありますがこれではダメなようです。普通のカメラで撮った画像を認識するだけでは顔写真でログインできてしまうからでしょう。
というわけで、現行のSurfaceではWindows Helloによるサインインはできない模様です。
Intelが作ったこのカメラが対応していて、今後出てくるWindows 10搭載のPCに順次搭載されていくとのことです。
The Verge「Kinect-like cameras are coming to your next laptop or tablet」
http://www.theverge.com/2014/1/6/5281120/kinect-like-cameras-are-coming-to-your-next-laptop-or-tablet
Surface Pro 4 / Surface 4に期待
iPhoneで起動直後にたった4桁のパスコードを打つのも億劫だというのに、WindowsではMicrosoftアカウントのパスワードを入力させるのです。
簡単に破られないようにと長いパスワードにしていると、PCを何分か放置してロックされるたびにパスワードを打たないといけないのが面倒になって、ロックされるまでの時間をものすごく長くしたり、ずっとロックしなくしたりと、本末転倒なことになってしまいます。なのでOSネイティブで生体認証に対応してくれるのはとてもありがたいことです。
手元のSurfaceでも使えればこれに越したことはなかったのですが、残念ながらSurface Pro 3 / Surface 3ではWindows Helloできないようです。
買い替えはずっと先になると思いますが、来るべきSurface Pro 4、Surface 4ではぜひ対応してほしい。なんならタイプカバーに指紋センサーだけ追加したものを発売してSurface 3でも使えるようにしてくれるとありがたい。そう願ってやみません。