【1か月経過】Windows 8.1とくらべてWindows 10の良いところ・良くないところ

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Microsoft/Windows
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Windows 10が正式リリースされて1か月が経ちました。

この間ずっとWindows 10を使ってきて「まあこのまま使い続けてもいいかな」という結論に至りました。Windows 10、悪くないです。

Windows 10を便利に使うための工夫を過去の記事を振り返りながら紹介します。

8月はWindows 10を使いこなすための闘争の1か月だった模様。


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Windows 10の良いところ・良くないところ

良いところ

ストアアプリをウィンドウで使えるのは最高

Windows 8.1からWindows 10にアップグレードして一番よかったのはこれです。
もうWindows 10の価値はこれに尽きると言っていいかもしれない。

こんな具合にデスクトップアプリとストアアプリを並べて使うことができます。
Desktop apps and Store apps side by side

Windows 8.1でも画面をデスクトップ領域とModern UI領域に分割してそれぞれにデスクトップアプリとストアアプリを配置して使うことはできましたが、あんなのまどろっこしくて使えなかったわけです。

ストアアプリがデスクトップで使えるようになって良かった。本当に良かった。

ウィンドウ・スナップが改善された

Windows 10ではウィンドウ・スナップの機能が強化されました。

【感謝】Windows 10のウィンドウ・スナップが地味に痒いところに手が届く進化をしている件
Windows 7で導入されたウィンドウのスナップ機能がWindows 10で地味に進化しています。 特に大画面で作業するときのストレスを軽減し作業効率をアップさせるウィンドウ・スナップ機能ですが、これまでは微妙に使いづらい場面がありました...

中でも、ウィンドウをリサイズした空き領域に別のウィンドウを埋めてくれる「スナップ・フィル」の機能はとても便利です。

何かを見ながら/読みながら、何かを書きつける作業がとても捗ります。

仮想デスクトップがサポートされた

OSの機能として仮想デスクトップがサポートされました。これもとてもうれしい改善項目です。

【効率化】Windows 10の仮想デスクトップ(バーチャルデスクトップ)でマルチウィンドウ環境の作業がものすごく捗るという話
Windows 10では仮想デスクトップ(バーチャルデスクトップ)がOSの機能として実現されています。やっときたか。 ウィンドウをたくさん開いて作業するときに絶大な効果を発揮する仮想デスクトップ機能と、Windows 10でのおすすめ設定を...

ウィンドウをたくさん開いて作業するときにものすごく便利です。

良くないところ

Edgeがアドオンをサポートしていない

新しい標準ブラウザー「Edge」は現時点でアドオンをサポートしていません。

ライバルのブラウザーたちが豊富なアドオンで使いやすくカスタマイズし放題なのと比べて見劣りすることは否めません。

10月にはサポートされるという噂でしたが、どうやら11月にずれ込むようです。

Windows Central「First major windows 10 feature update is reportedly coming in November」
http://www.windowscentral.com/first-major-windows-10-feature-update-reportedly-delayed-november

なるべく早めでお願いしたいです。

でしゃばりのタッチキーボードが鬱陶しい

タッチキーボードが頻繁に出てきて鬱陶しいです。

画面の下にタッチキーボードが出てくる分だけアプリの表示がせり上がってしまうので、クリックミスが頻発します。ほんといい加減にしてほしい。

私はSurfaceをタブレットとして使っていないのでこの方法でひとまず様子を見ています。
https://kiritsume.com/how-to-disable-touch-keyboard-on-windows10/

バッテリーの減りが速い気がする

Windows 8.1と比べてデフォルト状態でのバッテリーの減りが速いような気がします。

この記事のような設定を試しています。
https://kiritsume.com/windows10s-battery-saver-settings-and-what-i-want-to-be-fixed/

OneDriveをオンラインだけで使うのが面倒になった

Windows 8.1ではOneDriveのファイルをオンラインだけで(ローカルにコピーを置かずに)使うことができましたが、Windows 10のOneDriveアプリではこの機能が封印されてしまいました。

この結果、ファイルが同期されるまでのタイムラグが気になるようになったり、容量の大きなフォルダーをOneDriveだけに置いてローカルのHDD/SSD容量を節約するという使い方ができなくなるという弊害が出ています。

私はWebDAVを使うことでしのいでいます。

【WebDAV】OneDriveに巨大なフォルダーをアップロードしたいときにやったこと
SurfaceについてきたOffice 365のおかげてOneDriveに1TBもの容量をゲットしてオンラインストレージ長者になりましたが、この容量を活用するのは一筋縄ではいかないという話と、どうやって使っているかの紹介です。 WebDAV...

Surfaceペンで起動するOneNoteがストア版固定になった

Windows 8.1ではSurfaceペンのお尻のボタンで起動するOneNoteをストア版OneNoteとOneNote 2013のどちらにするか選ぶことができましたが、Windows 10ではストア版に固定されているようです。

【微改善】Windows 10でデスクトップ版のOneNote 2013をデフォルトにする方法
Windows 10がリリースされ、私も普段持ち歩くPCは早速Windows 10にアップグレードして使っていますが、デスクトップ版のOneNoteを使おうとすると毎回「OneNote 2013(デスクトップ)は現在、既定の OneNote...

結果、ペンのお尻のボタンは使わなくなりました。

OneNote 2016が出るころに改善されることを期待しています。

どっちでもよかったこと

Windows 10で変更されたけど、実際使ってみたらどちらでもよかったかなということもあります。

スタートメニューの復活

Windows 10ではスタートメニューが復活しました。

Windows 10 Start menu

Windows 8/8.1で評判の悪かったスタート画面はデスクトップモードでは表示されなくなり、スタート画面の要素を盛り込んだスタートメニューが表示されるようになったわけですが、個人的にはどうでもいい変更でした。

スタートメニュー/スタート画面を使うのはアプリを起動したり何かを検索したりする場面がほとんどだと思うのですが、そもそもよく使うアプリはタスクバーにピン留めしていますし、たまにしか使わないアプリはスタートメニュー/スタート画面を表示してキーボードでアプリ名をタイプして起動するので操作性は変わりません。検索もスタートメニュー/スタート画面でキーワードをタイプするので同じです。

Windows 8/8.1の評判が悪かったのって、スタートメニューが無いからじゃなくて、ストアアプリがデスクトップで使えなかった(=デスクトップとModern UIの行き来が頻繁に発生して迷子になりやすかった)のが原因なんじゃないかという気がします。

Edgeのページ書き込み機能はうまく使いこなせない

Edgeは表示したウェブページにペンなどを使っていろいろ書き込みをし、その結果をシェアできるのが一つの売りになっていますが、実際に手にしてみると使いこなしが難しいと感じます。

私の場合、気になったページにメモを追記してOneNoteにため込んでおくというのが主な使い道になるのですが、OneNoteへの反映が遅かったりうまく保存されなかったりで、利便性も信頼性も少し足りない感じです。

この頃は期待してたんだけどな。
https://kiritsume.com/just-tried-microsoft-edges-memo-feature/


Windows 10で行きます

以上、1か月間みっちり使ってみてわかったWindows 10の良いところ・良くないところでした。

項目の数は「良くないところ」が多いのですが、それぞれの記事で紹介したような手当てをすることで改善できる部分もあり、じっさいにはそれほど困ることはありません。

そんなわけで、私はこれからもWindows 10を使い続けようと思っています。

引き続きWindows 10の使いこなしに関して記事にしていきますのでご愛顧のほどよろしくお願いします。


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