先週末はポケモンGOが楽しすぎてパケット通信量なんか気にしていませんでしたが、これは1か月丸々遊び続けるとかなりな量に達するはず。
現時点でポケモンGOのパケット通信料を無料にすると謳っているキャリアの情報をまとめます。
ポケモンGOのパケット通信分を無料にするキャリア
DTI SIM
たくさんのキャンペーンを矢継ぎ早に投入することで知られるDTI SIMがポケモンGOにも絡んできました。
DTI SIMが発表した「DTI SIM ノーカウント」は、ポケモンGOをはじめとする特定のアプリの利用で発生するデータ通信量を課金対象の通信量に含めないサービスです。
DTI SIM ノーカウントの通信容量は5GBですが、ポケモンGOアプリからの通信はいくら使ってもこの5GBには含まれないということです。
DTI SIM ノーカウントの料金などは次のとおり。
DTI SIMから引用
新たにDTI SIMのサービスに申し込んだ人が対象となります。
FREETEL
DTI SIMに続いてFREETELもポケモンGOのパケット通信を無料にすることを発表しました。
FREETEL 「FREETEL 「Pokémon GOパケット料金無料化」開始決定」
https://blg.freetel.jp/news/15165.html
FREETELの「Pokémon GOパケット料金無料化」は新たにFREETELに加入する場合だけでなく既存のFREETELユーザーも対象になります。
サービス開始時期は8月下旬から9月頃の予定です。
また、FREETELの独自端末「FREETEL REI 麗」がポケモンGOに対応していることも合わせて発表されました。
ポケモンGOを遊ぶためにはOSのバージョンの条件を満たしているほかに、GPSとジャイロが装備されている必要があります。
ポケモンGOのパケット通信の容量
ポケモンGOのパケット通信料がどの程度かですが、私の環境では金曜日の午後にインストールして2日半で約63MBでした。
ちなみに現在レベル12です。
一見大したことない通信量に見えますが、これは自宅に居ながらにしてジムにもポケストップにもアクセスできるという恵まれた環境にある(=その間は自宅のWi-Fi経由でプレイできる)ためで、正味の外出プレイ時間は6時間程度です。しかもそのほとんどは自宅近辺だったため、地図のダウンロードは最小限だと思われます。
しっかりプレイすると1日あたり50MBから100MBくらいは行くんじゃないかという感触です。
そうだとすると、主に週末にプレイするとしても、ポケモンGOだけで1か月あたり1GBくらいはパケット通信量を奪われるわけで、上に挙げたDTI SIMやFREETELのサービスは単なる客寄せではなく利用者側にもメリットがあるものだと言えると思います。
特定のアプリのパケット通信料を無料にするというサービスはMVNOを中心にいくつか発表されてきましたが、ポケモンGOを対象にしたサービスはそれらの中で最もユーザーメリットが高そうなものです。
キャリア検討中の方はポケモンGOへのハマり具合も考慮されると良いでしょう。
(おまけ)
アメリカでは大手キャリアのT-MobileがポケモンGOキャンペーンをやっていて、ポケモンGOのパケット通信料を来年8月いっぱいまで無料にしたり、新しいポケストップやジムへ行くときにLyft(Uberみたいなサービス)が15ドルまで無料になったりするそうです。うらやましい。
T-Mobile 「Pokémon Go Mania Sweeps the Country … So T-Mobile Thanks Customers with Free Pokémon Data and More」
https://newsroom.t-mobile.com/news-and-blogs/free-pokemon.htm
Ready to catch them all!? #TMobileTuesdays is giving you unlimited data use for #PokémonGo! https://t.co/NrFAxW3KYq pic.twitter.com/pPXxezGV0r
— John Legere (@JohnLegere) 2016年7月14日
T-MobileのCEOのJohn Legereさん。