現行のKindle Paperwhite(2015年発売モデル)専用のAmazon純正保護カバーのレビューです。
機能は必要最小限ですが、ちゃんとKindleを保護してくれるし、ふたの開閉でスリープの解除・移行ができるのはやっぱり便利で手放せなくなります。
Kindle Paperwhite(2015年発売モデル)用 Amazon純正保護カバーのレビュー
今回レビューするのは現行のKindle Paperwhite(2015年に発売されたモデル)用にAmazonが販売している純正保護カバーです。
リンク:Kindle Paperwhite用保護カバー(Amazon)
ブラック、ブルー、ホワイト/グレー、マゼンタの4色展開ですが、今回レビューするのはホワイト/グレーです。
外観
表面はなめらかですが、軽く艶消しされていて、安い感じはありません。
この素材は程よいグリップ感があります。カバーを付けてふたを閉じていれば、画面に直接触れずにしっかり握れるということもあって、手が滑ってKindleを取り落とすリスクはかなり小さくなると思われます。
ふたを閉じたときに合わさる部分には樹脂パーツがあしらわれています。
ここに仕込まれたマグネットでふたが固定されるので、鞄の中でふたが勝手に開いてしまう心配がありません。
ふたの裏側にはファブリックが貼られていて、中央やや上にamazonのロゴが印刷されています。
本を読むときにはこの部分に手を触れることになりますが、サラサラした質感が心地よいです。
ふたを閉じてもKindleの画面には触れないので、画面の指紋や汚れを取り除く効果はありません。
底面には電源ボタンとUSBポートにアクセスするための切り欠きがあります。
外観の印象としては、Kindle Paperwhite本体の印象をそのまま引き継いだ、高級でもチープでもない程よいレベルにまとまっていると感じます。
機能
機能面はほかのKindleシリーズ用の純正保護カバーと同じです。
まず、ふたの開閉に応じてKindle本体のスリープ状態を解除とスリープへの移行を行えます。
Kindleの電源ボタンはどのモデルでも小さい上に押しづらい場所にあって、単体で使っているとイラっとすることが多いです。純正保護カバーの電源連動機能を知ってしまうと、カバーなしで使うのが面倒になります。
次に、マグネットでふたを閉じた状態で保持できます。
鞄の中で勝手にふたが開いて、スリープが解除されてバッテリーを無駄に消費したり、画面や本体に傷がついたりということがなくなります。
なお、ふたを完全に折り返した状態でマグネットで保持する機能はありません。
その状態ではKindleを手に持って読書しているはずなので支障はないと思いますが、念のため。
その他
Kindle Paperwhite用の純正保護カバーは、ふたを完全に折り返すときにふたの全体が背面にぴったり沿うようになります。
折り返し部分の厚みが最小になるので、手に持ったときに分厚く感じたりふわふわ不安定になったりしません。
見た目のよく似た無印Kindle(2016年モデル)の純正保護カバーでは折り返し部分がふくらんでやや不安定になります。
細かいことですが、毎日使う道具なのでストレスは少ないに越したことはありません。
全体的な感想
Kindle Paperwhite用純正保護カバーを付けるとサイズ的には本体だけで使う場合よりもかさばってしまうのですが(当たり前ですが)、それでもカバーの開閉でスリープ解除・移行ができるというメリットを取ってカバー利用をおすすめしたくなります。
かさばるといっても、厚みは新書や文庫の大半と変わりありませんし、底面積もさほど増えません。
保護性能もしっかりしているので、ふたを閉じてさえいれば鞄に無造作に突っ込んでも画面に傷がついたりすることもありません。
不満があるとすれば、見た目が無印Kindle(2016年モデル)に純正カバーを付けたのとほとんど変わらなくなってしまうことですが、世代が進むと安価なモデルの品質や質感が上がってくるのは世の習いなので我慢しましょう。
価格もさほど高くないので、Kindle Paperwhiteのお供に検討されてはいかがでしょうか。
以上、Kindle Paperwhite(2015年モデル)用Amazon純正保護カバーのレビューでした。
リンク:Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック/ホワイト
リンク:Amazon Kindle Paperwhite用保護カバー
Kindleシリーズのレビュー記事をまとめてあります。よろしければどうぞ。
また、Kindleシリーズの本体とオプションについては下のページにまとめてあります。レビューへのリンクもありますので合わせてご覧ください。