【真価】Apple Musicがやって来ればみんながAirPlayの便利さに気づくはず

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Apple Music インターネット/Webサービス
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AppleのAirPlayという技術があります。

デバイスで再生した音声や動画をネットワーク上のAirPlay対応機器にストリーミングできるというもので、Apple TVを始めとする多くの機器がサポートしています。

これまでもそれなりに便利な機能だったのですが、Apple Musicがやって来ればWindowsユーザーも含めてめちゃくちゃ便利になるはず。

ということで、Apple MusicとAirPlayでどういうことができるようになりそうか考えます。


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Apple MusicとAirPlayの組み合わせでできそうなこと

AirPlayを使えば、デバイスで再生した音声をローカルネットワーク上の対応機器にストリーミングすることができます。
音声は16bit 44.1KhzのApple Losslessフォーマットで転送されるので、音楽CDレベルの音質は確保されていることになります。

AirPlayのストリーミングを受けられる機器としては、Apple TV、アンプ内蔵スピーカーのほか、家庭用のオーディオシステムに組み込むことのできるネットワークプレーヤーなどが各社から発売されています。

一方、AirPlayの送り側の機器としては、Mac、iPhone、iPad、iPod TouchなどのAppleが発売するデバイスのほか、Windows PCではiTunesで再生した音声を送信することができるようになっています。
(WindowsでiTunes以外の音声をAirPlayで送信できるようにする「Airfoil for Windows」というソフトウェアもあります)

さて、Apple Musicが上陸するとどういうことが期待できるかというと、Windows PC上のiTunesで再生するApple Musicの膨大な楽曲をAirPlayで転送・再生できるようになることです。


何がそんなに便利になるのか

私は家のオーディオセットにPioneerのN-30というネットワークプレーヤーを接続して主にAirPlayで使っています。

こんな感じになっています。

Pioneer N-30

この仕組みで、WindowsのiTunesで管理している曲を手軽に高音質にオーディオセットから再生することができます。

それで、iTunesを使っている分には何も問題無いわけですが、その他のソフトで音楽を再生しようとすると問題が出てきます。どういう問題かというと…

  • iTunes以外のソフトからAirPlayで音声を飛ばせるのは基本的にはMacのみ。Windowsでは前出のAirfoilを使うしかない。Airfoilは有料ソフト。
  • Macでも全部の音声がAirPlayされてしまうので、音楽だけでなくYoutubeの音声もメールの着信音も何もかもオーディオセットから再生されてしまう。

自分の音楽ライブラリにある曲ならiTunesで再生すれば良いわけですが、SpotifyなりTidalなりSony Music Unlimitedなりの音声をオーディオセットで再生しようとするといろいろ制限があったわけです。

もしApple Musicに対応したiTunesがこれまでどおりのAirPlay機能を備えれば、音楽は全部iTunesから再生すれば良くなるので、やや後ろ向きではありますがスッキリ解決します。


その他AirPlayの良いところ ~自宅と外出先でシームレスに音楽を楽しめる

AirPlayはiPhoneやiPadからも利用できます。

外出先から音楽を聞きながら家に帰ってきたら、iPhoneを操作して音声の出力先をAirPlayに切り替えれば、その時聞いていた曲の続きから家のオーディオセットで再生されます。
逆に家のオーディオで聞いている音楽をiPhoneのイヤフォン出力に引き継いで外出することもできます。

音楽を家の中と外でほぼシームレスに楽しめるというのは、実際にやってみるととても未来的です。

これはApple Musicを待つまでもなく今すぐ楽しめますので、興味のある方は是非試してみてください。


AirPlay対応機器のいろいろ

先に書いたとおりAirPlay対応機器にはたくさんの種類があります。

ここではその設置形態ごとにいくつかの機器を紹介します。

アンプ内蔵スピーカー

最も手軽にAirPlayを楽しめる方法で、各社から多くの機種が発売されています。
アンプが内蔵されているので、電源とネットワークにつなぐだけでAirPlay経由の音声を再生することができます。

Pioneer XW-SMA3

安心のジャパニーズブランドです。
IPX2相当の防滴仕様ですので、キッチンなどで使うときにも安心です。
充電池内蔵で最大4時間の連続再生ができます。

harman/kardon aura

アップルストアでよく見かける、harman/kardonのおしゃれスピーカーです。

AirPlayの他、Bluetooth、DLNAにも対応しているようですが、DLNAでどういうフォーマットを再生できるのかの情報をどうしても見つけられません。DLNAを使おうという場合はよく調べてから買われるのが良いと思います。

BOSE Wave SoundTouch music system

おなじみBOSEのWaveシステムですが、昔からほとんど形を変えないまま、地味に進化を遂げています。
ちゃんと聞いたことはありませんが、おそらくBOSE的低音ブンブン路線の聞き応えのある音なのではないかと思います。

Bang & Olufsen BeoPlay A8 / BeoPlay A9

インテリア性に優れた高級オーディオで知られるデンマークのメーカー、Bang & OlufsenのAirPlay対応アンプ内蔵スピーカーです。

B&Oのアンプ内蔵スピーカーは独特の音がしますが、リビングでBGM的・イージーリスニング的に聞くにはとても適していると思います。特にA9の方はICEpowerと呼ばれるB&O独自のデジタルアンプが使われていて、パワーと静けさを両立した素敵な音がします。高いけどおすすめです。

アンプ内蔵プレーヤー

アンプを内蔵して、スピーカーを接続すれば音声を再生できるものです。

CDプレーヤー機能やAM/FMラジオ機能を持つものが多いです。

DENON RCD-N9

DENONのネットワークCDレシーバーです。
スピーカーをつなげば、AirPlay経由のほか、CD、DLNA、Bluetoothをソースとして再生することができます。
DLNAではAIFF、WAV、FLACの最大192kHz/24bit、Apple Losslessでは最大96kHz/24bitまでのハイレゾ音源にも対応しています。

音声出力はスピーカー端子とミニヘッドフォンジャックだけなのでガチのオーディオマニア向けではありませんが、すっきりした外観とオーディオらしからぬ色使いで、カジュアルだけどスピーカーには少し拘りたいというような用途に向いています。

marantz M-CR610

DENONとならぶ日本オーディオ業界の雄(というか今は同じ会社になりましたが)、 マランツのネットワークCDレシーバーです。

バイアンプ対応でバインディングポストが4組あるスピーカー端子と、いかにもマランツなゴールドの外観が特徴です。
アナログ出力があるので、将来アンプは別のものを使いたくなった場合にも対応できます。

アンプを内蔵しないプレーヤー

アンプを内蔵しないため、音声を再生するためには別途アンプとスピーカーが必要です。

Yamaha CD-N301

ヘアラインシルバーのクールな外観が特徴のヤマハのネットワークCDプレーヤーです。
ネットワーク機能の他、CDの再生ができます。
vTunerによるネットラジオの再生もできるので、少し工夫するとNHKのラジオ放送とかLinn Radioのストリーミングを聞くことができます。

DLNA再生ではApple Losslessに対応していないので、Apple Losslessでライブラリを作っていてそれをDLNAで再生するという用途には使えません。AirPlayならApple Lossless音源の再生も可能です。

Pioneer N-30 / N-70A

パイオニアのネットワークプレーヤーです。CD再生機能はありません。
vTunerによるネットラジオの再生ができます。

また、DLNAではApple Losslessの再生が可能です。

私はN-30をほぼAirPlay専用プレーヤー兼ネットラジオプレーヤーとして使っていてとても満足していますが、DLNA機能はほとんど専用スマホアプリでしか制御できず、このアプリの機能と性能がとても貧弱で、非常に使い勝手が悪いです。
アプリが改善されれば良くなるに違いないのですが、現状はDLNA機能には期待しないほうが良いです。
(N-70Aで改善されているかもしれませんが未確認です)

なお、AirPlayで使う分にはとても快適です。

DENON DNP-730R

DENONのネットワークプレーヤーです。CD再生機能はありません。
WAV、Apple Lossless、AIFF、DSDのハイレゾ音源に対応しています。

Wi-Fi機能内蔵なのでLANの配線をしなくて良いのは地味に便利です。


ようやくAirPlayが日の目を見るかも

PC用の小さなスピーカーで音楽を聞くのに満足できない場合、より大きくて高品位なスピーカーをデスクに置くとか、ヘッドフォンを使うという手もありますが、デスク周りが散らかったり、デスクを離れると聞けなかったりする不満があります。

音楽だけは離れた場所に置いたしっかりしたスピーカーやオーディオセットで聞きたいという場合、AirPlayは有力な選択肢になるわけですが、これまではどちらかといえば「AirPlayにも対応してます」という添え物的なポジションに甘んじていました。

Apple MusicがやってきてPCやスマートデバイスからの音楽再生の機会が増えれば、AirPlayに再び光が当てられるのではないかと期待しています。

個人的には、よりHi-Fi寄りの製品でAirPlayがサポートされたり、AirPlayがハイレゾ音源の再生に対応したりすればいいなと思っています。


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