あけましておめでとうございます。
Appleを名乗るスパムメールの襲来が順調に増えています。今朝も2通届きました。
今回は少し前に紹介したiBooksストアからのスパム以外のパターンを取り上げます。
Appleを名乗るスパムメールのいろいろ
もうすぐ課金します
最初に紹介するのは前回と類似の「もうすぐ課金しますよ」タイプです。
PUBGモバイルのサブスクリプションがもうすぐ更新されて、約50ドル課金されますよ。
もし身に覚えのないものだったらリンクをクリックしてキャンセルしてね、というもの。
リンクは踏んでいませんが、きっとリンク先はAppleっぽいサイトになっていて、Apple IDのパスワードを盗まれるはずです。
このメールの怪しいところは、まず英語で送られていること。手抜きも甚だしい。
そして、宛先(画像ではぼかしています)がApple IDに登録した覚えのないメールアドレスであることです。
先日紹介した差出人アドレスの怪しさも同様です。わかりやすいですね。
アカウントが危険にさらされています
つづいて別のパターンです。最近このタイプが増えています。
Apple IDのアカウントに不正を疑われるアクセスがあったため、一時的にアカウントをロックしています。ついては、ロックを解除するためにリンクで必要な操作をしてください。さもなければ、あなたのアカウントは永久にロックされますよ。というものです。
このタイプにはタイトルや文面が微妙に違うものもあります。
これとか。
こういうのも。
これらは日本語風の文言になっているところが前出のものと違いますが、宛先と差出人のアドレスがおかしいのは共通です。
また、最初の二つは本文が機械翻訳丸出しです。「ビジョンを確認し」ってなんですか?
最後のひとつは少しこなれていますが、「拝啓」なしに「敬具」と書いてあったり、「完全なレビューと閲覧」のような意味のわからない表現があったりして、怪しさ満点です。
みなさまもこういう拙いものに引っ掛からずに、楽しいPC・スマホライフをお送りいただきたいと思います。
見分ける自信がないという方は、ウイルス対策ソフトを入れておきましょう。
リンク:ウイルスバスター クラウド(トレンドマイクロ)
リンク:ノートンインターネットセキュリティ(シマンテック)
リンク:マカフィー アンチウィルス(マカフィー)