Apple Watch Series 3のファーストインプレッション 〜 初代Apple Watchとの比較

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Apple Watch Series 3 - 1

予約していたApple Watch Series 3が届きました。今回選んだのはステンレススチールケースの42mmサイズのものです。もちろんセルラー版。

初代と比較しての感想などをお届けします。


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Apple Watch Series 3の感想

外観は初代から大きな変化なし

こちらがApple Watch Series 3です。

Apple Watch Series 3 - 0

初代のものと並べるとこうなります。(左がSeries 3)

Apple Watch Series 3 - 1

デジタルクラウンの頭が赤くなったのと、ケースの厚みが少し増したことだけが相違点で、正面から見ると同じものに見えます。

デジタルクラウンの赤い塗装は、初代の黒い塗装と同じく光沢のあるものです。

Apple Watch Series 3 - 2

なお、この塗装はApple Watchを左腕に装着した本人が普段の生活の中で目にすることはほとんどないと思われます。大体いつも向こう側を向いているからです。

今回手に入れたのは「ソフトホワイトスポーツバンド」が付属するモデルです。

Apple Watch Series 3 - 0

文字通り真っ白で目立つので、フォーマルな場面では使いづらいと思います。そういった場合に備えて、代わりのバンドを用意しておくのがいいでしょう。純正品がたくさんありますし、Amazonへ行けばサードパーティのびっくりするほど安価なものが山ほど売られています。

リンク:Apple Watch用 バンド(Amazon)

ディスプレイが明るい

ディスプレイはOLEDで解像度は初代から変わらず312 x 390ピクセル(42mmモデルの場合)です。

Apple Watch Series 3 - 4

しかし、画面の明るさが初代の450nitsから1000nitsへと数値上倍増していて、実機でも明るさの違いを実感できます。

明るさを最大に設定しておけば、天気の良い日に屋外で使用しても、日光をモロに反射させなければほぼ問題なく情報を読み取ることができます。

Siriの反応が良い

Apple Watchはデジタルアシスタント「Siri」に対応しています。

アクセス方法はデジタルクラウンを長押しするか、「Hey Siri」と呼びかけるかのどちらかです。

初代の場合、前者の方法には常に反応してくれていたのですが、後者は何度か呼びかけてやっと応答するような具合で、ちょっとイラッとする場面がありました。なかなか反応しないからつい声が大きくなって、Apple Watchよりも先にそばにあるiPhoneやiPadが応答したりして。

その点、Series 3では「Hey Siri」への反応が格段に良くなっていて、聞き漏らすことはまずありません。

また、Siriの処理自体も速くなっています。
たとえば、「Hey Siri、タイマー5分」のようにタイマーのセットを指示した場合、初代はしばらく考え込んでからタイマーがスタートする(実質5分5秒くらいのタイマーになる)のに対して、Series 3では即座にタイマーがスタートします。
HomeKit機器の操作もすぐに反応してくれます。

それから、Series 3はSiriが音声で応答する「話せるSiri」に対応しているので、フィードバックを画面で確認する必要がなくなったのも便利です。
指示する内容によってフィードバックの程度は様々ですが、ちゃんと聞き取ったかどうかが確実にわかるようになっているのが有り難いです。

バッテリーライフは特に変化なし

バッテリーライフは初代からずっと「最大18時間」のままで、実際にSeries 3を使った感覚でも、特に長くなったり短くなったりということはありません。

基本的に毎日充電して使うものです。

私の場合、2日に一度の充電でもだいたい回りますが、LTE通信を多用したり、通話などで連続的に使用したりという使い方をする方なら、毎日充電が必要になると思います。

バッテリーに不安がある方は、少し前に紹介したこういうものを持ち歩かれると良いと思います。これがあるとApple Watchに同梱されているチャージャーを全く使わなくなるほど便利です。

Apple Watchの泣きどころといえば、何と言ってもバッテリーです。 私の使っている初代Apple Watch 42mmモデルで、朝フル充電の状態からスタートして、翌日の夜寝る前の時点でバッテリー残量が30%程度。実質2日間のバッテリーライフですが、いつも「寝る前に忘れずに充電しなくちゃ」と気にしていなければならないのがストレスです。 そんなApple Watchのバッテリー問題に対しては、Apple Watchの非接触充電に対応したモバイルバッテリーが各社から発売されていますが、今回はその中からつい最近発売されたばかりのOittmのものをレビューいたします。 バッテリーを1つにまと...

Series 3で性能がアップしたというアナウンスに対して「そんなことよりバッテリーライフをどうにかしろ」という意見がありますが、同じ容積で容量が何倍にも増えたバッテリーがすぐに開発されるわけはないので、当分の間はその他の部分の使い勝手を向上させていくという進化の方向は間違っていないと思います。

Apple Payが超便利

初代では対応していなかったApple Payに対応しました。(Apple Payへの対応はSeries 2から)

これで電車やバスに乗る時にポケットや鞄からiPhoneを取り出す必要がなくなりました。

また、個人的に最近よく使っているドコモの自転車シェアリングの会員証としてApple WatchのSuica機能が使えるのもとても便利です。

東京・自転車シェアリング広域実験
http://docomo-cycle.jp/tokyo-project/

Apple PayにクレジットカードとSuicaを登録しておくだけで、電車・バス・自転車・タクシーでの移動と、ちょっとした買い物には全く不自由しなくなります。

単体での通信の恩恵はまだわからない

Apple Watch Series 3は本体内にeSIMを内蔵することで単体でのLTE通信・通話が可能になりました。

私はこの機能を利用するために、わざわざiPhoneのキャリアを変更した(ドコモ、au、ソフトバンクでしか利用できない)のですが、まだ単体での通信のありがたみを実感するほどには使い込めていません。

理屈の上では、通話(音もWatchから出るし、マイクもWatchのものを使える)や電子メールやSMSやLINEの確認が単体でできるようになって、「マップ」アプリで経路案内もしてくれて、Apple Musicの音楽をあらかじめダウンロードする必要がなくなるというのはわかりますが、まだその恩恵を実感したことはありません。いつもiPhoneを一緒に持ち歩くからです。

やっぱりジムやプールでiPhoneから離れて運動するときに威力を発揮するというのがいちばん役に立つ場面なんだろうなと思います。


完成度アップ 〜 初代やSeries 1からの買い換えは満足度高し

こんな感じでApple Watch Series 3を使っていますが、初代Apple Watchからの買い替えは非常に満足度が高いです。

まず、何と言ってもHey Siriの反応がよくなったのが大きいです。
Apple Watchでいちばんよく使う機能じゃないかというほど多用しているタイマー機能をSiriで快適に呼び出せるようになったのが便利ですし、その他の機能でもWatchの小さな画面をポチポチせずに情報にアクセスできるのはストレスレスです。

それからApple Payと単体での通信への対応も非常に大きな改善です。
これで数時間程度のちょっとした外出には財布もiPhoneも持っていく必要がなくなります。それでも連絡には不自由しないし、音楽だって聞き放題です。
スマホ依存からマイルドに脱出するための手段としても役立ちそうです。

デザインが初代からほとんど変わっていないのは新鮮味に欠けるという見方もできますが、アクセサリーをそのまま使い続けられるというメリットもあります。
バンドや充電アクセサリーを初代Apple Watchからそのまま使い回せるので、余計な出費が不要なのはありがたいです。

Apple WatchはSeries 3で一通りの機能が揃った感があって、先代までのモデル(とくに初代やSeries 1)を使っていて不満なところがきれいに解消されています。
「Apple Watchってほんとに便利なの?」と懐疑的な人でも、Series 3を選べば、そんなに不満を感じないで使えるんじゃないでしょうか。少なくとも初代と比べると別世界の快適さになっています。

というわけで、Apple Watch Series 3に大満足という話でした。

リンク:Apple Watch Series 3(Apple)
リンク:Apple Watch Series 3(ビックカメラ)icon