【お得?】auの海外で一日980円のデータ通信プラン「世界データ定額」のメリット・デメリット

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Beach! au/ドコモ/ソフトバンク

そろそろ夏休みの海外旅行の行き先を検討する時期になりました。
オリンピックを見にブラジルへ行くのもよさそうだし、アジアのビーチでゴロゴロ・ダラダラするのも楽しそうです。

さて、auが海外で24時間980円でデータ通信を行えるサービス「世界データ定額」を発表しました。今年8月から使えるようになるそうです。

auユーザーには便利そうなサービスですが、果たしてお得なのでしょうか?


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auの「世界データ定額」の概要

auの「世界データ定額」サービスの内容は次のとおりです。

  • auのデータチャージオプションに加入しているユーザーが対象

  • 海外で使ったデータ量は日本で契約しているプランのデータ量にカウントされる(日本で契約しているプランの上限を超えると低速通信になる)

  • 24時間単位で利用できる(明示的に利用開始の操作をしない限り料金は発生しないし、自動継続もしない)

  • 料金は24時間につき980円(非課税)

  • 利用できるのは次の32か国・地域
    アメリカ(本土)、アメリカ(アラスカ)、カナダ、韓国、台湾、タイ、香港、シンガポール、マレーシア、ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、クリスマス島、ドイツ、フランス、スイス、イタリア、スペイン、オーストリア、イギリス、オランダ、チェコ、ベルギー、スロバキア、サンマリノ、バチカン、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、プエルトリコ、米領バージン諸島、カナリア諸島、スペイン領北アフリカ

データチャージオプションに加入しているauユーザーなら、渡航前の特別な手続きなしで利用できて、料金もまあまあ納得できる金額になっているので便利そうです。

一方、中国本土、グアム、インドネシア、フィリピンあたりで使えないのはちょっと痛いかもしれません。上海とかグアムとかバリ島とかセブ島とか行きたいですし。


海外で通信するその他の方法

これまでも大手キャリアは海外で定額でデータ通信を行う手段を提供してきました。

docomoの「海外1dayパケ」「海外パケ・ホーダイ」、ソフトバンクの「海外パケットし放題」、auの「海外ダブル定額」といったサービスですが、料金がものすごく高いか、さもなければ通信容量がとても少ないかで、おいそれと使えるサービスではありませんでした。

auの「世界データ定額」はそこに風穴を開けるナイスなサービスではありますが、利用できる国・地域が少ないのが難点です。
今後docomoやソフトバンクが類似のサービスを提供してくれることに期待したいです。

さて、海外でデータ通信を使う方法はもう一つあります。
それは、SIMフリーの端末を持っていって、それに現地の携帯電話会社のSIMを挿して使う方法です。

渡航先の空港の到着ロビーにはこういった感じのブースがあります。(これはかなり豪華な例で、空港によってはもっと素っ気ない感じの場合もあります)
SIM booth at arrival lobby

ここへ電話を持っていって、用意されている料金表を指さしてお願いすると、SIMを差し替えて通信の設定までやってくれます。
通信料金はあらかじめSIMの代金にプリペイド式で含まれていて、足りなくなったらコンビニなどでチャージすることもできます。

現地で手続きするのが心配だったり、ツアーなどで自由に行動できなさそうな場合には、あらかじめ海外で使えるSIMを手に入れておくという手もあります。
たとえばこういうものです。

いずれの場合も携帯電話会社を選ばず使えるSIMフリーの端末が必要です。
SIMフリーの端末は、アップルストアでSIMフリー版のiPhoneを買ったり、海外のSIMフリー端末を買ったり、大手キャリアの比較的新しい機種を利用されているならキャリアのショップでSIMロック解除をしてもらったりして手に入れます。

リンク:アップルストア 「iPhone 6s」
リンク:海外SIMフリー端末(エクスパンシス)icon
リンク:NTT docomo 「SIMロック解除の手続き」
リンク:ソフトバンク 「SIMロック解除をする場合、手続き方法を教えてください」
リンク:au 「SIMロック解除のお手続き」

国内でさえスマホを家に置き忘れて外出するとたまらなく不安なのに、言葉もよくわからない外国で通信手段がないなんて考えただけで恐ろしいことです。

ちゃんと通信ができるスマホがあれば、嵩張るガイドブックを持ち歩く必要もありませんし、一緒に行った友達や家族とはぐれてもすぐに合流できます。「今日は別行動にしよう」というときも安心です。日本にいる人とのメールやLINEでの連絡もいつもどおりできます。

いつもと同じじゃつまらないという考えもありますが、スマホがあることで非日常感が損なわれるデメリットよりも、現地にいながら新しい情報を手に入れ自由に行動できるメリットの方が大きいと感じます。

昔は電話でタクシー1台呼ぶのも大冒険でしたが、今ならUberのアプリで一発です。

リンク:iTunesプレビュー「Uber」
リンク:Google Play 「Uber」

そんなわけで、海外旅行に行くなら現地でもスマホを使えるようにした方がいいけど、auの「世界データ定額」は国・地域の制限が厳しいので、行き先によってはSIMフリー端末を持っていったほうがいいですよ、という話でした。


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