出先でちょっとモノを書きたいときのために、これまではApple Magic Keyboardを持ち歩いていましたが、よりスリムで軽いキーボードに乗り換えました。
これならずっと持っていても邪魔にならないし、重さも気になりません。
iPhoneと組み合わせて最高に便利なキーボード
今回購入したのはこちらのキーボードです。
キーピッチはPCの標準的なキーボード(19mm)と比べてやや小さな17mm。
配列は英語配列です。
デバイスとはBluetoothで接続して使います。(有線接続では使えません)
このキーボードの何がすごいかというと、その薄さと軽さです。
スマホより薄くて、重さもたったの153gなので、ほんとに持ち歩きが苦になりません。
この薄さでバッテリー内蔵って言うんだからすごいです。
ちゃんと実用になるサイズと打鍵感
このように薄くて軽いBSKBB500BKですが、キーボードとしての実力もなかなかのものです。
配列は右端がやや窮屈で、慣れるまではEnterが近すぎて少々ミスりがちですが、しばらく使っているとそんなこともなくなります。
英語配列への慣れも必要です。iOSでApple Magic Keyboard / Apple Wireless Keyboard以外を使う場合は英語配列にならざるをえないので、どうしても日本語配列じゃなきゃダメだというなら、二回りほど大きく・重くなりますが、Magic Keyboardを選ぶしかありません。(Wireless Keyboardはディスコンです)
BSKBB500BKのキーストロークは1.2mm。とくに不足は感じません。
キーの打鍵音じたいはよくあるパンタグラフ式キーボードの音です。
少し気になるのは、タイプしたときにキーボード自体が少ししなって、中央部分がデスクに当たる音が聞こえること。
底面は金属プレートですが、さすがにこの薄さと軽さではガチガチに固めることはできなかったようです。
この「しなり」問題は、底面の四隅に貼られているゴム足を剥がすことで回避できそうです。
試しに足を外してみたところ(手で簡単に外せます)、キーボード全体がデスクにぴったり張り付くので、しなりは全くありません。
ただし、滑りやすくなるのと、内部に異物や水分が入りやすくなるので、その点注意が必要です。(足を外したところから基板が見えてます)
iOS版OneNoteとの相性問題
OneNoteでこのキーボードを使おうとすると、最初の1文字のみ入力を受け付けて、その後はキーボードの接続を解除するまでまともに操作できなくなります。
この現象は以前にも見たことがあるので、BSKBB500BKだけの問題ではないと思われます。
こんな状態ですので、OneNoteをよく使う方は外部キーボードでの運用はよく調べてから始められるのがいいでしょう。
わたしはiOSのメモアプリかEvernoteを使うことにします。
なお、iPad Pro + Smart Keyboardの組み合わせではこうした問題はありませんでした。
iPhoneとキーボードだけで物書きやメールは全部こなせるはず
さて、このキーボードを手に入れたことで、ちゃんと座ってキーボードとスマホを置ける場所さえあれば、このブログの記事のような2,000文字程度の文章なら、どこにいても書けるようになりました。
iPad Pro + Smart Keyboardならもっと快適に作業できますし、Windows PCやMacならさらに快適度は増しますが、その分装備が重くなってしまうわけです。
作業する予定がない外出先での空き時間向けの装備としては、BSKBB500BKは最強ということになるかと思います。