ラップトップPCを中心にThunderbolt 3ポートを持つPCが増えています。
ラップトップでいうと、MacならMacBook Pro、MacBook Airが、WindowsならDELL XPSシリーズ、HPのSpectreシリーズなどが該当します。
そうしたThunderbolt 3ポートを持つPC向けのすごいドッキングステーションが登場します。なんとM.2 SSDまで搭載できます!
センチュリー Thunderbolt 3 ドッキングステーション CTB3DM2NV の概要
こちらがそのドッキングステーション センチュリーのCTB3DM2NVです。
何はなくてもインターフェース
この製品が備えるインターフェース(下り側)は次のとおりです。
- Thunderbolt 3(USB 3.1 Gen2兼用)
- USB Type-C(USB 3.1 Gen2)
- USB Type-A(USB3.0) x 2
- SDカードスロット(SDXC UHS-IIまで対応)
- DisplayPort 1.2
- 有線LAN(Gigabit LAN)
Thunderbolt 3は40Gbps接続に対応しているので、高速なストレージやThunderbolt接続のディスプレイ(5K、60Hzまで)にも使えます。
SDカードスロット、有線LANポート、USB-Aなど、多くのラップトップでは省略されてしまったインターフェースもすべて載っかっていますので、外出時にはラップトップ本体だけ持ち歩き、自宅では外部ディスプレイ、キーボード、マウス、大容量ストレージなどを接続して使いたい場合に重宝するはずです。
Power delivery 87W対応
この製品にはACアダプターが付属していて、自身の動作に必要な電力をまかなうのはもちろん、Thunderboltポート経由で最大87Wまでの電力を供給できるので、この範囲で動作するPCなら別途電源に接続する必要がなくなります。
現行のMacBook用ACアダプターの最大容量はMacBook Pro 15インチモデルに付属するものの87W。
ということは、MacBook付属のACアダプターは自宅では一切使わず、完全に持ち歩き用にすることが可能になるわけで、これはたいへん便利ですね。
M.2 SSDを内蔵できる!
そして、この製品の最大の特徴は内部にM.2 SSDを1枚内蔵できることです。
内蔵できるのはM.2 NVMe SSDの2280サイズのもので、コネクターがM-KeyまたはB&M-Keyタイプのものです。
ヒートシンクが装着されているような分厚いものはダメですが、選択肢はかなり幅広いです。
M.2 SSDは1TBで1万円少々から、2TBでも2万5,000円前後から手に入ります。
外出先では大容量データを使うことはないけど、自宅では大容量かつ高速なストレージに写真や動画のデータを使ってレタッチや編集を行うような使い方も可能になります。
Thunderbolt 3ポートにも高速ストレージを接続することはできますが、ThunderboltポートにはディスプレイやeGPUを接続したいような場合、本製品のようにSSDを内蔵できるのはたいへん助かります。
高性能ラップトップ1台ですべてこなしたい人へ
最近のラップトップはちょっとしたデスクトップには負けないようなハイパフォーマンスなものがあります。
Thunderbolt 3ポートを採用した機種ならハイエンド寄りと思って間違いないでしょう。
そんなラップトップ1台だけを持って、外出先だけでなく自宅やオフィスでの作業もすべてこなしたい場合、本製品のようなドッキングステーションはたいへん役に立ちます。
自宅やオフィスでは大きな画面を接続し、各種インターフェースを縦横に活用しつつ、大容量の高速ストレージを使って作業効率を最大化するというのは、リーズナブルな方法だと思います。
本製品、お値段は3万円少々するのですが、ラップトップPCのほかにデスクトップPCをもう一台買うよりはずっと安く済みますし、作業効率が向上する分をお金に換算しても十分見合うものだと思います。
というわけで、高性能ラップトップをお使いの方はチェックされるといいでしょう。
発売は11月上旬。現在予約受付中です。
リンク:Thunderbolt3 ドッキングステーション(CTB3DM2NV)(センチュリー)