COMPUTEX 2017を見物するために台北へ行ってきたわけですが、現地での通信はすべて中華電信のプリペイドSIMで済ませました。
非常に使いやすいプランでおすすめです。
中華電信の旅行者向けプリペイドプラン
台湾の大手キャリア中華電信は、海外からの旅行者向けにプリペイドSIMを販売しています。
商品のラインアップは次のとおりです。
- 利用期間3日間/通話料100ドル込み:NT$300
- 利用期間5日間/通話料50ドル込み:NT$300
- 利用期間5日間/通話料300ドル込み:NT$500
- 利用期間7日間/通話料100ドル込み:NT$500
- 利用期間10日間/通話料150ドル込み:NT$500
- 利用期間15日間/通話料100ドル込み:NT$700
- 利用期間15日間/通話料250ドル込み:NT$800
- 利用期間30日間/通話料430ドル込み:NT$1000
リンク:中華電信 日割りプリペイドSIM
1NT$(ニュー台湾ドル)はだいたい3.8円くらいなので、3日プラン/5日プランのいちばん安いもので1,150円くらい、30日プランで3,800円くらいです。
この価格で4G通信とWi-Fiホットスポットが使えて、さらに無料通話まで付いてきます。
通話料金は国内がNT$5/分、日本への国際通話はNT$9.6$/分です。
30日プランだと国内通話なら86分、国際通話でも約45分も使えてこのお値段。非常にお得です。
初日は無料
今回は台北の松山空港にある中華電信のブースでSIMカードを購入しました。
係の女性の方に英語で話しかけたところお上手な日本語で返事をされましてびっくりしました。
というわけで、日本語オンリーでSIMの購入から開通までの作業をしていただけます。
この方のお話では、どのプランも初日は無料ということで、たとえば5泊6日の滞在なら5日プランを買っておけば、買ったその日から帰りの飛行機に乗るまで、台湾にいる間はまるまる4G通信を利用できるということです。非常に良心的。
「電話は掛けますか?」「日本にも掛けますか?」と聞いてくれて、こんな感じに説明をしてくれます。親切。
もともとスマホに入っているSIMを入れる袋も用意されています。これまた親切。
なお、中華電信のSIMを使うにはSIMフリー端末が必要で、係の方も「この電話はSIMフリーですよね!?」と強めに確認されます。
ドコモ端末でドコモ系のMVNOを使っていると、なんとなく他のSIMも使えるような気分になってしまいますが、当たり前ですが海外SIMはSIMフリー端末でしか使えませんので、注意です。
海外SIMフリー端末のエクスパンシス
海外SIMフリー端末のイートレン
テザリングも無料でできる
今回、iPhone 7のSIMフリー端末に中華電信のSIMを入れて使いましたが、特に手続きなどせずにテザリングでMacBookやiPad Proをインターネットに接続することができました。
通信速度もこれらの機器で使うのに十分なスピードが出ており、ホテルの不安定なWi-Fiなどよりよほど快適に通信できました。
PCやタブレットから接続すると、ブラウザーの受信する情報量の違いなどから、あっという間にかなりの量の通信をしてしまうのですが、とくに通信速度を制限されるようなこともありませんでした。
やはり現地のプリペイドSIMが便利で安心
というわけで、今回もまた海外旅行ではSIMフリー端末に現地SIMをセットして使うのが安くて快適だと再確認することになりました。
とくに中華電信の場合はデータ通信量の制限が設けられておらず、常識的な通信量の範囲なら特に制限を受けずに使えるのがうれしいです。(タイのプリペイドSIMでは、SIMの有効日数とデータ通信量の上限の両方が課せられていました)
料金も日本のメジャーキャリアが用意している海外での通信サービスとは比較にならないほど安いです。
これからもSIMフリー端末(または、キャリア端末でもすぐにSIMロック解除できるもの)を買い続けようという思いを新たにした台湾遠征でした。
リンク:中華電信 日割りプリペイドSIM
リンク:海外SIMフリー端末のエクスパンシス
リンク:海外SIMフリー端末のイートレン