アジア最大級のITトレードショー「COMPUTEX 2018」の日程が早くも発表になっています。
私は今年初めて参加したのですが、いろいろ新しいものを見て・触れることができて、非常に参考になりましたし、楽しくもありました。台北最高。
そんなわけで、2018年も参加するべく飛行機の予約をしました。
COMPUTEXの魅力について。
COMPUTEX TAIPEIとは
COMPUTEXは台北で毎年6月に開催されるITトレードショーで、主に2つの巨大コンベンションセンターで開催されます。
TWTC Exhibition Hall(台北世界貿易中心)とTaipei Nangang Exhibition Center(南港展覧館)の2か所です。
どちらの会場も台北を走る地下鉄(MRT)だけでアクセスできるのと、会場間の距離も比較的近いのとで、同じ日に2会場を訪れて目ぼしい展示を一気に見ることも可能です。
2か所回るのが面倒な場合は、大きなメーカーは南港展覧館の方に集中している印象があるので、そちらだけを訪れるという手もあります。
展示内容はオフィス用・家庭用のPCやタブレットといったわかりやすいものから、IoT機器に組み込まれる無線ユニットといったマニアックなもの、VRやゲーミング向けのコアなデバイスまで、多岐に渡っています。
このため、ビジターはビジネスの要求や興味のポイントに応じてたくさんの展示に触れることができ、非常に満足度の高い体験ができます。
反面、スマートフォンなどの電話系の展示はほとんどなく(ケース屋さんのブースがあったような気がしますが)、やはりコンピューターをビジネスに利用する人々向けの集まりといった趣があります。
羽田/台北は往復たったの3万8,000円
さて、COMPUTEXに参加するためには台北まで行かなければならないわけですが、台北は日本から意外と近くて、運賃も安いです。
私は東京に住んでいるので羽田か成田から飛行機に乗ることになりますが、比較的運賃の高い羽田便を選び、さらにLCCじゃない航空会社を選んでも、往復の運賃はたったの3万8,000円ちょっとです。
台北では松山空港の方に発着するので、現地でのホテルへの行き来も楽ちん。
また、現地での宿の手配も必要ですが、COMPUTEX開催期間中でも、1泊1万円以内でまずまずのツインルームに泊まれます。
安いホテルには会場からの送迎バスはありませんが、会場はどこも駅の近くなので、自力で行き来してもたいして不便ではありません。
現地での飲食は日本より若干安めで済むので、仮に5日間フルに参戦しても、最低10万円あればなんとかなります。
海外からのビジターは地下鉄無料パスがもらえる
COMPUTEXはITトレードショーなので、IT技術・製品をビジネスに活用する業界関係者をビジターとして歓迎しています。
「業界関係者」と書くと大きな会社の社内IT担当者みたいな人をイメージしてしまいますが、たとえば小売店や飲食店のような小さなビジネスで電子決済を活用したいというような場合も立派な業界関係者なので、ビジターとして遇されます。
ビジターとして参加するためには登録が必要ですが、それさえ済ませてしまえば無料で会場に入ることができるパスが発行され、さらに、このパスはCOMPUTEX期間中利用できる地下鉄(MRT)の無料パスにもなっているため、市内のかなり広い範囲を無料で移動できます。
日本を発つ前に登録しておけば、松山空港・桃園空港のブースでこのパスを受け取ることができるので、本当に現地での交通費をゼロで済ませることができます。
登録はCOMPUTEXのサイトで会期の1か月くらい前から可能だったと思います。
ついでに台北観光もできる
台北まで行ってしまえば、COMPUTEXを見物する合間に台北の魅力的な観光地をめぐることもできます。
まず、会場の一つである台北世界貿易中心を一歩出れば、目の前には超高層ビル「台北101」がそびえています。(毎年末のカウントダウンで派手に花火を噴射しているやつです)
無料パスで地下鉄に乗れば、「中正記念堂」「西門町」「淡水」「台湾総統府」「象山」「士林夜市」「雙連朝市」あたりには楽勝でアクセスできます。(淡水は少し遠いですが)
暑い時期なので、トロピカルフルーツを使ったスイーツも楽しめます。
このように、仕事ばかりでなくちょっとした息抜きができるのもCOMPUTEXの魅力です。
今回取ったチケットは払い戻しするとほぼ全額が手数料で消えてしまうというものなので、もはやCOMPUTEX 2018への参加は決まったようなものです。
年が明けたらホテルの予約をして、万全の体制で臨みたいと思います。
リンク:COMPUTEX TAIPEI