NTT docomoがキャリアアグリゲーションによって下り340Mbps以上の高速データ通信試験に成功したそうです。
この技術は今年6月から順次市場に投入することを目指しているそうです。
MVNOにも恩恵はあるのか?
NTT docomoが下り最大370Mbpsのキャリアアグリゲーションを導入
NTT docomoの報道発表資料によると、千葉県にある実験局での通信試験において、キャリアアグリゲーション(複数の周波数帯での通信を束ねる仕組み)を利用して、下り最大340Mbpsを超える通信に成功したそうです。
(図は上記発表資料からの引用)
通信速度は実効値で最大340Mbps以上!
(図は上記発表資料からの引用)
340Mbpsといえば、CD1枚分のデータを20秒掛からずに落としてくるくらいのスピードです。めちゃくちゃ速いです。
NTT docomoでは、この技術を今年6月から「PREMIUM 4G」の一部として実用化することを目指しています。
当初のサービスエリアは主に都心部で、こちらの記事によると、東京では山手線の主要駅付近がカバーされる予定です。
MVNOへの恩恵は?
モバイルのデータ通信が高速化されるのは大変結構なことですが、それを利用するためにはdocomoと契約している必要があるのでしょうか?
最大300Mbpsまで対応のキャリアアグリゲーション・サービス「PREMIUM 4G」は昨年3月から始まっていますが、docomo系MVNOを利用し、かつ、キャリアアグリゲーションに対応する端末を利用していれば、MVNOユーザーでもその恩恵に与れるようです。
参考:http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/todays_goods/20150806_714784.html
docomoと契約してスマートフォン用に回線を維持するには、どう頑張っても月々7,000円以上掛かります。
docomo系MVNOなら、仕様上は同等の回線を2,000円程度の費用で維持できるので、MVNOで済むならそうしたいところです。
今回の370Mbps対応をこれまでのPREMIUM 4Gと同様にMVNOでも利用できるなら、もうずっとMVNOでも何も困らないんじゃないかという気がします。
私事ですが、4月の解約月に向けて毎日Twitterをウォッチし続けていますが、以前のようなお得なMNP案件は全く見当たりません。
きっとMNPのおいしい季節は終わってしまったのでしょう。総務省…。
いよいよMVNOへの転出が現実味を帯びてきました。
とりあえず『DTI SIM』半年タダでお試し!キャンペーン!かU-mobileの3か月無料キャンペーンかなあと考えています。