【災難】Galaxy Note 7は航空機内での電源ON/充電/受託手荷物としての預け入れが事実上禁止

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Samsung Galaxy Note 7 Android

休暇で2週間ほど浮世を離れている間に新しいiPhoneが発表され、Galaxy Note 7がリコールになっていました。

iPhoneの方は予約も逃してしまったので、新色のジェット・ブラックを手に入れようとすると1~2か月ほど待たされることになるようです。

一方のGalaxy Note 7ですが、Samsungからリコールが発表されただけでなく、各国の航空当局から旅客や航空会社に当該機種の機内での使用等に関して要請が出る事態になっています。

Samsungはん、やってしまいましたな。


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Samsung Galaxy Note 7は機内での使用・充電と受託手荷物としての預け入れが実質不可に

発端となったのはこちらの動画のようです。

仕事から家に帰ってNote 7を少し充電して持ち出そうとしたら燃えたと。
新品で買って2週間経ってないものだったそうです。えらい災難です。

動画のコメント欄には「ねえ、なんでケースつけたままなの?ゴリラガラスなのにケース必要なの?ほんとに燃えた証拠見せてよ」という粘着マンも現れて二次被害も深刻です。多種多様ですな、人の世は。

それで、Samsungはバッテリーセルに問題があったことを認めてGalaxy Note 7の販売を中止し、すでに購入したユーザーに対しては新品との交換を行うと発表しています。

Samsung Newsroom 「[Statement] Samsung Will Replace Current Note7 with New One」
https://news.samsung.com/global/statement-on-galaxy-note7

すでにNote 7をお持ちの方は、購入した販売店に相談されると良いと思います。

さて、この騒ぎを受けて、アメリカ連邦航空局(FAA)が航空機内でGalaxy Note 7の電源を入れないこと、充電をしないこと、および、受託手荷物として預け入れないことを強く推奨する声明を発表しています。

FAA 「FAA Statement on Samsung Galaxy Note 7 Devices」
http://www.faa.gov/news/updates/?newsId=86424

また、日本の国土交通省は国内の航空会社に対して、FAAの声明と同じ内容(電源を入れない、充電しない、預け入れない)を旅客に周知するよう要請しています。

国土交通省 「サムスン電子社製ギャラクシーノート7の航空機への持ち込みについて」
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku10_hh_000097.html

これらを受けて、各航空会社のウェブサイトにもGalaxy Note 7の機内での使用、充電、預け入れを禁止する旨告知されています。(以下は一部)

Delta Air Lines 「SAMSUNG NOTE 7」
http://ja.delta.com/content/www/en_US/traveling-with-us/advisories/samsung-note.html

United Airlines 「重要なお知らせ」
https://www.united.com/cms/ja-JP/travel/news/pages/travelnotices.aspx

Thai Airways 「Thai Airways International (THAI) warns passengers on the use of Samsung smartphone Galaxy Note 7.」
http://www.thaiairways.com/en/news/news_announcement/news_detail/galaxynote7.page

日本航空 「サムスン電子社製「ギャラクシーノート7」の取り扱いについて」
https://www.jal.co.jp/info/other/160909.html

ANAのサイトでどうやってもこのお知らせを見つけられないのが、ANA派の私としては心配です。


Note 7は当分のあいだ様子見するのがよさそう

Galaxy Note 7の発火騒ぎはSamsungの素早い対応で収束に向かうものと思われますが、上で紹介したような航空会社の対応は市場のNote 7があらかた対策品に置き換わったと判断できてからでなければ解除されないと思うので、とくに飛行機をよく利用するユーザーへの影響は長引きそうです。

先日久しぶりに(約2年ぶり!)飛行機に乗って知ったのですが、最近は搭乗後も離陸体制に入るまではスマホなどの電子機器の電源を切ることを求められなくなっていますし、水平飛行中は(たぶん機内モードをオンにして)スマホでゲームや動画や音楽を楽しんでいる人がたくさんいました。

シートモニターのない国内線では、機内エンターテイメントはWi-Fiで接続したスマホやタブレットで楽しむのが前提になっていて、これらの機器が使えないとずいぶん退屈しそうです。

そんな中でGalaxy Note 7だけは電源を入れることも充電することも禁じられ、そのくせ受託手荷物にもできないという仕打ちを受けることになります。
これからNote 7を買おうという方は、飛行機に乗る機会があまり多くない場合か、機内用に別の端末を用意できる場合だけにされるのが良いのかなと思います。

以上、Samsung Galaxy Note 7のリコール騒ぎと航空機での規制についてでした。


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