Google日本語入力を使っていてもっとも「イラッ」とするのは「ちがい」が「ち外」に変換されることです。
解決します。
Google日本語入力の小さな問題
「Google日本語入力」は無料で使える日本語IMEです。
WindowsでもMacでも使えるので、複数のOSを並行して使う場合にも環境の違いを意識する必要がありません。
また、Macユーザーにとっては、標準IMEの日本語モードでスペース(空白文字)がもれなく全角スペースになってしまう問題を回避する手段としても有効です。
そんなわけで、積極的に活用していきたいGoogle日本語入力なのですが、ひとつ致命的な問題があります。
それが「ち外」問題です。
「ち外」問題
Google日本語入力の「ち外」問題とは、「違い」と入力するために「ちがい」とタイプして変換すると「ち外」と変換される(ことがある)、という現象のことです。
「ちがい」の変換結果として期待されるのは「違い」か「稚貝」くらいしかないし、自分は「稚貝」なんて書くことはないので、必ず「違い」になると思って確認せずに確定するのですが、それがまれに「ち外」になるのです。
ささいなことですが、これは本当に我慢なりません。
そしてこの問題は「ちがい」を「違い」と単語登録しても解決しません。Google日本語入力の辞書には当然、あらかじめ「違い」が登録されているからです。
「抑制単語」で「ち外」問題を解決
では、どうやったらこの問題に対処できるのでしょうか?
答えは「抑制単語」です。
抑制単語機能は「この言葉はこんなふうに変換しないでくれ」という単語を登録する機能で、ここに「ちがい」は「ち外」ではないと登録することで、「ち外」問題を解決できます。
手順は簡単です。
Google日本語入力の環境設定画面で「ユーザー辞書の編集」を選び。
編集画面で「追加」を選びます。
そして、「よみ」に「ちがい」を、「単語」に「ち外」を入力し、品詞として「抑制単語」を選択します。
これで設定完了。二度と「ち外」問題に悩まされることはありません。
忘れた頃にやってくる「ち外」問題と永久に決別することができました。ぜひお試しください。
そういえば、最近M1 MacBookが少し安くなりましたね。
リンク:Google日本語入力