つい最近、手持ちの写真や動画をすべてGoogleフォトにアップロードしました。
紙の写真をスキャンしたものをアップロードして、Googleフォトの回転補正のレコメンドに助けられました。
Googleフォトの回転補正レコメンドがとても便利
長年の懸案だった紙の写真のスキャンをしたのが2019年の末ごろ。
PFUのScanSnapを使ってもかなりの長時間作業を強いられましたが、ともかくも終えることができました。
スキャン後はいちおうイベントごとにフォルダを分けて保管していたのですが、向きもバラバラでメタデータ(Exifデータ)もない写真ファイルは扱いづらく、とくに見返すこともなく放置していました。
今回、こうした紙焼き写真をスキャンしたものもまとめてGoogleフォトに放り込んだのですが、そこでGoogleフォトのたいへん便利な機能に出会いました。
それが「回転の候補」機能です。
これは被写体の内容からGoogleフォトが「この写真の向きおかしくない?本当はこうじゃない?」というものを自動でピックアップしてくれる機能です。
毎回数十枚ずつ候補が表示され、ユーザーはそれらを確認してGoogleのおすすめの向きに補正するか、その他の向きにするかを1枚1枚指定することができます。
Googleがおすすめする補正方針はざっと9割くらいの正確性。残り1割はユーザーが指定し直す必要があるという感じです。
この機能はパソコンからウェブ版のGoogleフォトにアクセスしても利用できますし、スマホのGoogleフォトアプリからも利用できます。スマホの場合はアプリの通知で補正の候補があることまで教えてくれる親切設計です。
この機能を使った向きの補正と、その作業のついでにGoogleフォトのアルバム上で写真を整理することにより、スキャンしっぱなしでほとんど見返すこともなかった写真を見やすい状態にできました。
まだまだ知らない便利な機能があるものです。
というわけで、紙焼きを電子化したあとはGoogleフォトがおすすめという話でした。