【切実】撮りためた動画の保管はいったいどうすればいいのか?

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旅行先でたくさん動画を撮りまくり、それらを日々編集しまくった結果、保管先の問題に直面しています。

いったいどうすればいいのか?とりあえずの回答。


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撮りためた動画の保管について

撮ったものはすべて保管したい

旅行へ行くと写真や動画を撮りたくなるもので、ついついたくさん撮影してしまいます。

写真なら1000枚撮っても2GBにもなりませんが、動画はあっさり100GB単位で増えていき、1週間も旅すると1TBにも迫る勢いです。

さらに、撮りっぱなしではつまらないので編集をして、編集済みの動画や編集プロジェクトも保存すると、その分だけ増える始末。

最終的に出来上がったものだけを保存するなら大した容量ではありませんが、こういうもの↓を見せられると、どんな素材も全部残しておくのが大切なのだとしみじみ思います。
10年前のOwenくんの可愛さよ。(3:03付近)

というわけで、撮ったものはすべてもれなく保存したくなるのです。

旅行の記録ばかりでなく、お子さんの成長を日々記録している方にも、動画の保存問題は切実な課題ではないでしょうか?

増え続ける動画の保管方法は?

さて、TB単位で増えていくデータをどうやって保管すればいいのか?

クラウドは論外

総容量が1TBや2TBで済むのならクラウドストレージに上げておけばいいのですが、たとえば1年に2TBずつ増えるとすれば、わずか半年から1年で破綻します。

現在、現実的に利用できるクラウドストレージでは話になりません。

NASはコストがバカにならない

では、大容量のNASを用意して保管するのがいいかというと、たとえば出来合いの16TBのNAS(データを二重化するとしたら使える容量は8TB)はドライブを4台搭載したもので16〜17万円程度。

4ドライブのNASケースとドライブ4台を買って自分で構築した場合で約7万円。

1年に2TBずつ保存するとして4年分でこの値段です。

ドライブ部分の価格は年を経ると少しずつ安くなっていくとは思いますが、それでも4年に一度このクラスの出費が待っているというのはなかなかのダメージです。
お子さんが小学校を卒業するまでの記録とすると、これを3回繰り返すことになるのですね。

さらに、ドライブを4台も常時回していればそのうち故障するやつも出てくるので、5年・10年と運用するならその交換のためのコストもかさみます。

エンクロージャーの故障も心配です。

HDDを単体で買うしかないのか?

残るは単体のHDDを買って保存していく方法です。

いったん保存したファイルは必要なときに取り出すだけ(普段は見返したりしない)ということにして、NASのような常時運用はせず、ドライブ故障に備えた二重化もしないことにします。

現在、3.5インチの内蔵用HDDドライブは6TBのものが1万円少々で買えるので、1年に2TB消費するとして、3年で1万円。ずっと価格が変わらないとしても12年分で4万円で済みます。

この方法の心配な点は、まずベアドライブを安全に保管する方法が必要なこと。
こういうものを買うことになるでしょうか。

そして、現在主流のSATAインターフェースが将来に渡って使い続けられるか甚だ怪しいことです。

ドライブだけあってもそれにアクセスする手段がなくなったらおしまいです。

10年単位の長期保存を考えるなら、現時点では出来合いのUSB接続のHDD。それもUSB-Cで接続できるものを選んでおくのが安全ではないかという気がします。

とすると、3.5インチのベアドライブよりは2倍ほどコスト高になりますが、こういうポータブルドライブを順次買い増していくのが正解でしょうか?

20年以上前に初代iMacでフィーチャーされて以来ずっとUSB Type-Aが生き残っていることを考えれば、USB Type-Cも末永く使えることが期待できますし、ちゃんとケースに入っているので保管に気を使う必要もありません。

というわけで、容量・コスト・インターフェースの寿命・保管の安全性を考えると、出来合いの外付けHDD(USB Type-Cで使えるもの)が最も良さそうな気がします。

以上、撮りためた動画をどうやって保存すればいいのかについてでした。

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