Kyashの1%還元は事実上1%未満だという話から考えたお得な運用ルール

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Kyash and Apple Pay - 0 マネー/クレジットカード/生活

少し前にKyash Card(5月以降も1%還元されるやつ)が届きまして、Apple Payのメインカードに設定し、その他の支払いもKyash Cardで行うようにしています。

そんなKyash Cardの還元率は事実上1%に届かない話と、それを踏まえてどう運用するのが得なのかについて。


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Kyash Cardの還元率は本当に1%なのか? ← ちがう

こちら、Kyash Cardの支払い履歴とそれに対応するポイント還元履歴の例です。

Kyashの還元率 - 1

対応するものを矢印で結んでいます。

ご覧になるとわかるとおり、ポイント還元は毎回の支払いごとに行われています。

そして、還元額の1円未満の部分は切り捨てられています。

たとえば、左側のいちばん上の1,378円の支払いですが、その1%は厳密には13.78円のはずなのに、右側の還元額は13円になっており0.78円分切り捨てられています。

この画像の例には含まれていませんが、100円未満の支払いでは1円も還元されません。

というわけで、Kyash Cardの還元率は厳密に1%ではないし、実際の支払いをすべて100円単位で切りよく行えない以上、事実上は1%未満だということになります。


だいたいどれくらい切り捨てられるのか?

では、平均してどれくらいのロスが発生しているのか考えてみましょう。

毎回の支払い額の下2桁(=100円未満の部分)が00円から99円の間で平均的に分布していると仮定すると、支払い1回あたりでポイントに反映されない金額の平均は49.5円((0+99)÷2)ということになるでしょう。

Kyash Cardで1000回支払ったとき、49.5円 × 1000回 × 1% = 495円分のポイントがロスになるということですね。(あくまで平均ですが)

このロスの金額は、支払金額の合計ではなく支払回数によって決まるので、コンビニのような少額の支払いをする機会が多くなると、受け取るポイントに対するロスの割合が大きくなって、損する度合いが高まります。


クレジットカードを使った方が得なのでは?という疑問

ところで、クレジットカードにも支払った金額に対してポイントを還元してくれるサービスがあります。

で、クレジットカードのポイント還元の計算は毎月の支払額の合計に対して還元率を掛けて求められるケースが多いようです。

とすると、極端な例を挙げれば、1ヶ月の間に1回98円の支払いを1000回(合計9万8,000円分)行ったとしたら、Kyash Cardなら還元額はKyashに紐付けたカード分(1.2%とします)の1,176円になるのに対して、クレジットカードなら1,960円(還元率2%の場合。98円×1000回×2%)還元されるという違いが生じます。

KyashのメリットはKyashの還元と紐付けたクレジットカードの還元をダブルで受けられることで、たとえば還元率1.2%のリクルートカードを紐付けた場合、表面上は2.2%還元となります。

一方、Kyashと紐付けできないクレジットカードの中にはなかなか高還元のものもあって、たとえばリクルートカードプラスならカードだけで2%還元です。

先に書いたような理屈で、支払いパターンによってはKyash + クレジットカードの2.2%よりも、クレジットカード単体の2%の方が有利になることがあるわけです。


Apple Payにやってほしいこと

ということを踏まえてApple Payにぜひやってほしいことがあります。

それはポイント還元を踏まえた最適な支払い手段を自動的に選択する機能の実装です。

たとえば、先の例のように「還元率2.2%だけど1円未満切り捨ての支払い手段(Kyash Card)」と「還元率2%で切り捨てしない支払い手段(リクルートカードプラス)」の両方がApple Payに登録されていたとしたら、支払いの都度ポイント還元額を計算して、より多く還元される方で支払うということですね。

198円の支払いなら、前者の還元額は3.376円(198円×1%(切り捨て)+198円×1.2%)、後者の還元額は3.96円(198円×2%)なので、後者で支払おうという判断をしてほしいのです。

「個別のカードの還元の仕組みなんか実装できないよ」というのなら、その部分はユーザーが設定できるようにしてくれれば、こっちで勝手にうまくやりますので。


現実的には「300円以上支払う場合はKyash Card」とすれば良さそう

Apple Payがうまくやってくれればすべて丸く収まるのですが、Apple様がそんな対応をしてくれるとも思えないので、われわれユーザーが運用で対応するしかないのでしょう。

Kyash Cardと高還元クレジットカードのどちらが得かは、支払いの都度計算すればもちろんわかるのですが、レジで支払金額が確定してからサクッと暗算で答えを出すのはたいへん難しいので、簡易な方法を考えたいところです。

Kyash Cardにリクルートカードを紐付けると還元率は2.2%(ただし、Kyash部分の1%は100円未満の支払いに対する還元が切り捨て)。

リクルートカードプラスの還元率は2%。

この2つ支払い手段について、支払額ごとの還元額を比較するとこうなります。

Kyashの還元率 - 2

左から支払額、Kyash Cardにリクルートカード(1.2%還元)を紐付けた場合の還元額、リクルートカードプラス(2%還元)の還元額で、Kyash Card側が得になるケースはセルに青く色を付けてあります。

こうしてみると支払額が300円以上なら概ねKyash側が得になると言えそうですし、400円以上なら完全にKyashの勝ちですね。

というわけで、簡単なルールとして「300円以上ならKyash Cardで支払う」とすれば良さそうです。

以上、Kyash Cardの還元率は厳密には1%未満だという話と、高還元クレジットカードとのうまい使い分けの話でした。

リンク:リクルートカード


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