先日、AppleのオンラインストアでiPhone SEを購入しましたが、そのとき初めてApple Trade Inという下取り制度を利用しました。
さて、傷のあるiPhone 8はいくらで下取りされたでしょう?
Appleストアの下取り制度「Apple Trade In」とは?
Appleのオンラインストアで商品を見ていると「下取りを追加する」とか「下取りを開始」のようなリンクが現れて、どうやら下取り制度があるらしいぞということがわかります。
たとえばMacのページでリンクをクリックして表示されるのはこんな画面です。
下取りしてくれるのは主にApple製品で、商品を買うときに申し込めばその商品の代金から割り引き(後日返金)またはAppleストアのギフトカードがもらえますし、商品を買わない場合はギフトカードがもらえる仕組みです。
商品を買うときに申し込めるのは、買う商品と下取りの機器のカテゴリーが一致する場合だけです。
つまり、Macを買うならMac(や他社のコンピューター)、iPadならiPad、iPhoneならiPhone(や他社のスマホ)だけ下取りされるということです。
今回はiPhone SEを購入するときにiPhone 8の下取りを申し込んでみました。
下取りしてもらうiPhone 8はauから販売されたもので、購入直後にアスファルトの道路に落っことして豪快にスライドさせ、ディスプレイの角が割れたのをAppleストアで修理してもらったものです。
修理でディスプレイは直りましたが、背面のガラスには無数の傷が残っています。さて下取り金額はどうなるのか?
Apple Trade Inの流れ
本人確認情報の登録
下取りありでiPhone SEを購入すると、商品の発送と前後して「お客様の下取りプロセスが開始されました」というメールが届きます。
このメールにしたがって生年月日と職業の情報を登録します。
この作業をしないと処理が先に進まず、一定期間経過すると当初の下取り額が変化する場合もあるので、ちゃんと期限内に済ませましょう。
下取り額が1万円以上の場合、キットの受け取り時に身分証明書が必要
本人確認情報を登録すると、数日後に下取りの機器を送るためのキット(箱と梱包材)が送られてきます。
予定の下取り額が1万円以上になる場合、このキットを受け取るときに配送業者さんに運転免許証などの身分証明書を提示する必要があります。
キットに下取りの機器を入れて送り返す
送られてきた箱はこんな感じのものです。
中身は下取りの内容確認書類、梱包材、返信に使う着払いの伝票です。
梱包材と言ってもくしゃくしゃにした紙とエアーキャップの袋です。
エアーキャップ袋にiPhone本体だけを入れ、それを内容確認書類(要記名)とともに箱に詰めます。
あとは伝票を貼って発送すればOKです。
佐川の罠
発送は佐川急便で行うのですが、新型コロナウィルスの影響で集荷依頼しても少し待たされます。
自分で営業所などへ持参しようとしても、佐川急便の営業所ってものすごく広い範囲をカバーしているので、気軽に歩いて行けるようなところにはありません。
といってコンビニでの扱いもありません。
私は発送期限ぎりぎりまで処理しないでいたため、仕方なく片道30分以上掛かるサービスセンターまで歩いて行くことになりました。早めの対応が重要です。
発送後数日で検品完了
発送の5日後にAppleストアの注文状況をチェックしてみると、下取りプロセスが完了したことを示す表示を確認できました。
金額も当初の見積もり通りの1万5,000円で傷による減額はされなかったようです。
まずまず満足できるApple Trade In
というわけで、今回はやや傷のあるiPhone 8を下取りしてもらった話でした。
iPhone 8 64GBモデルのヤフオクでの落札価格を見ると、SIMロック解除済みで傷などがなく、付属品も完備したもので2万円少々。そこから状態に応じて1万5,000円くらいまでの幅があるという感じです。
仮に2万円で売れたとしても、そこから手数料を引かれて1万8,000円少々です。
とすれば、傷のある個体をトラブルの心配なく引き取ってもらえて、付属品一式が手元に残るApple Trade Inの仕組みは、状況によってはしっかり利用価値のあるサービスだと感じます。
以上、Apple Trade Inを初めて利用して満足だという話でした。
リンク:iPhone(Apple)
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