SIMフリー版iPhone SEの国内販売価格がいきなり5,000円も値下げされました。まだ発売から3週間しか経ってないのに。
発売日にゲットした私としては複雑なものがありますが、安く買えるようになるのは歓迎です。
SIMフリー版iPhoneシリーズが軒並み値下げに
4月22日に国内の各メディアが一斉に報じたところによると、アップルストアで扱われているSIMフリー版iPhone各機種の販売価格が値下げされました。
値下げ前後の価格は次のとおりです。
機種 | 値下げ前の価格 | 値下げ後の価格 | 値下げ率 |
---|---|---|---|
iPhone 6 16GB | 7万4,800円 | 6万7,800円 | 約9.4% |
iPhone 6 64GB | 8万6,800円 | 7万8,800円 | 約9.2% |
iPhone 6 Plus 16GB | 8万6,800円 | 7万8,800円 | 約9.2% |
iPhone 6 Plus 64GB | 9万8,800円 | 8万9,800円 | 約9.1% |
iPhone 6s 16GB | 8万6,800円 | 7万8,800円 | 約9.2% |
iPhone 6s 64GB | 9万8,800円 | 8万9,800円 | 約9.1% |
iPhone 6s 128GB | 11万800円 | 10万1,800円 | 約8.1% |
iPhone 6s Plus 16GB | 9万8,800円 | 8万9,800円 | 約9.1% |
iPhone 6s Plus 64GB | 11万800円 | 10万1,800円 | 約8.1% |
iPhone 6s Plus 128GB | 12万2,800円 | 11万3,800円 | 約7.3% |
iPhone SE 16GB | 5万2,800円 | 4万7,800円 | 約9.5% |
iPhone SE 64GB | 6万4,800円 | 5万9,800円 | 約7.7% |
およそ7~9%程度の値下げが行われたということになります。
海外ではどうかというと、たとえばアメリカでのSIMフリー版iPhone SEの価格は399ドル(16GB)と499ドル(64GB)で発売当初から変わりありません。
他の機種や他の国の様子は見きれていませんが、アメリカ本国で値下げがされていないのだとすると、為替相場の変動に合わせて日本での価格が見直されたんじゃないかと思われます。
最近2年の米ドル/円の動きはこんな感じです。
Yahoo!ファイナンス「USDJPY=X 外国為替 アメリカ ドル / 日本 円」
そういえば、2014年11月にiPhone 6とiPhone 6 Plusの国内販売価格が大幅に値上げされたのも、円安が急激に進んだ直後でした。
ケータイ Watch「iPhone 6と6 Plusが最大1万2000円の値上げ、Apple Storeで」
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20141114_676080.html
このときはAppleもはっきり「為替の変動」が理由と言ってます。
今回の値下げは、ほんの3週間前に値下げ前の価格でiPhone SEを買った自分としては「ムキーッ!」としか言いようがないことですが、為替相場の大きな動きがあったときに、それがどちらの方向でも適切に反映するAppleのやり方には好感が持てます。「ラッキー、この隙に余分に儲けちゃえ」とならないのはエライですし、長期的にはユーザーの信頼を得られる正しい戦略だと思います。
値下げが他のApple製品にも波及すると良いですね。
iPhoneシリーズを扱っている大手キャリアの価格は変わっていないようですが、月々サポートなどで還元されるので大きな違いはないのでしょう。
リンク:iPhone SE(ソフトバンク)
リンク:iPhone (NTT docomo)
リンク:iPhone SE(au)