日経平均が1,000ポイント以上、ダウが2,000ポイント以上下落して、円高も進みまくってえらいこっちゃな世の中ですが、たった一つ良いことがあります。
個人輸入が捗ることです。
ある朝起きたらあらゆるものが7%引きの世界
新型コロナウィルス騒ぎの影響でしょうか、世界各地の株価が暴落し、原油も値下がりしつつ、ものすごい勢いで円高が進んでいます。
つい先日までの為替レートは1ドル110円前後だったと思いますが、それがいきなり1ドル102円になりました。
じつに約7.3%もの暴騰です。
そして、米ドルのみならず他の主要通貨に対しても円高は進んでいます。
これは取りも直さず、海外からものを買うときの支出(円換算)が大幅に減ることを意味しています。
円建てのクレジットカードで外貨建てで支払いをすると手数料を取られますが、それもせいぜい2%+税。安ければ1.6%+税です。
送料の影響が軽微な高額商品を買えば、十分にメリットがあるでしょう。
高級カメラや高級オーディオや高級PCパーツを買おう
さて、前述のとおり海外から商品を購入するときは送料を考慮する必要があります。
送料の影響を相対的に軽微にするためには、値段の高いものを買うのがおすすめです。
高額な本体部分で円高のメリットをたっぷり享受できるため、それが送料の高さを完全に補ってくれるというわけですね。
で、高いものといえばまずカメラ、オーディオ、高級PCパーツです。
ライカのレンジファインダーカメラ
以前利用したことのあるイギリスのHarrison Camerasを覗いてみると、たとえばライカの比較的お手軽なモデル「Leica M Typ 262」のボディは本体が3,600ポンド、送料が59.95ポンドで、合わせて3659.95ポンド。
現在の為替レートを単純に掛け合わせるとおよそ49万5,000円です。ここに1.76%のカードの手数料を加え、さらに7.8%の輸入消費税を加えると、およそ54万2,000円になります。
価格コムによると国内での最安値は60万円だそうですので、いきなり約10%も安く買えることになります。
リンク:Harrison Cameras
Linnのネットワークプレーヤー
これまた以前利用したことのあるイギリスのオーディオショップStoneaudioを見てみると、たとえばLinnの「Sekrit DSM」というネットワークプレーヤーは本体が約1,458.33ポンド、送料が82.85ポンドで、合わせて1541.18ポンドです。
現在の為替レートを単純に掛け合わせるとおよそ20万8,060円。ここに1.76%のカードの手数料を加え、さらに7.8%の輸入消費税を加えると、およそ22万8,300円になります。
Googleショッピングによると国内での価格はおよそ28万円ほどだそうですので、約18.5%も安くなります。
リンク:Stoneaudio
NVIDIA GEFORCE RTX 2080 Ti Founders Edition
国内では普通には手に入らないものもこの機会に海外から取り寄せると良いです。
たとえばコンシューマー向けGPUの最高峰 NVIDIA GEFORCE RTX 2080 Tiを採用したグラフィックスカードでコンパクトかつ最もカッコいいFounders Editionというのがあります。
こちら、もともとお高いものですが、日本で買おう思っても普通のパーツショップには売っていませんし、通販で見つけてもとても高額です。
これをアメリカのAmazonで見てみると、本体が1,424.99ドル、送料が最安で13.94ドル、輸入消費税などもAmazonが処理してくれて135.34ドルで、合計1574.27ドルです。
現在の為替レートを単純に掛け合わせるとおよそ16万2,150円です。ここに1.76%のカードの手数料を加えると、およそ16万5,000円になります。
Amazon.comでは日本円でのオーダーも可能で、記事作成時の表示では総額16万4.299円となっています。
日本で買うと約19万円なので、約13%強もお安くなります。
リンク:NVIDIA GEFORCE RTX 2080 Ti Founders Edition(Amazon.com)
この先どうなるかわかりませんが、とりあえずなにか買っておこう
株安や円高による今後の国内経済への影響がどうなるかはわかりませんが、超短期的に見れば円高は(外国の方に比べて)円をたくさん持っているわれわれ日本住みにとって有利な現象です。
外国から買うあらゆるモノとサービスが上でご覧いただいたように10%単位で安くなるわけですから。
だとすれば、とりあえず踊らにゃ損損とばかりにほしかったアイテムを手に入れてしまうのが得策だと思います。
2000年代後半の超円高で個人輸入が楽しすぎた時代を思い出しますね。