以前、「1日2時間×1年間勉強したらすごい勉強時間になるんじゃないか?」と気づいた話を書きましたが、じっさいに試してみたらどうなったかの中間報告です。
1日2時間ペースで1年間勉強したら小学校から大学までの英語の授業時間数になる
継続は力なりと言いますが、それを定量化したらこうなるのでは?と気づいた話がこちら。
ざっとかいつまむと、現在小学校から大学までの英語の授業時間は約740時間(この場合の1時間は60分)なので、1日2時間×365日勉強すればほぼ同じ時間数になりますね、という話です。
コロナ禍で外出もままならず、遠出のチャンスもなく、時間の都合をつけやすい昨今。
まだ当分の間はこの状態が続きそうなので、1日2時間なら捻出できるんじゃないかと、実際に勉強を始めてみました。
ターゲットは憧れのタイ語です。
タイ文字かわいい問題
こちら、タイ国政府観光庁のウェブサイトの様子です。
大きな文字は「プーケット」と書かれています。タイ文字かわいい。
7月1日から一定の条件を満たした外国人観光客をプーケットで受け入れ、隔離期間なしで観光できるようになりましたよと、そういう情報へのリンクになっています。
ちなみに、日本在住のわれわれは条件を満たさないので対象外です。
本題に戻りますが、このような愛くるしいタイ文字を自由に読めるようになれたら楽しいのではないでしょうか。
ほぼタイ国内でしか通用しないので、英語はもちろん、中国語やスペイン語と比べてもコスパはよくないような気がしますが、人はパンのみにて生くるにあらずとも言いますので、損得は横において勉強を進めます。
ところで、タイ語とよく似ているけどさらにかわいいラーオ語(ラオス語)というのもありまして、タイ語を制覇できたら比較的低コストで取り組めそうな気がします。
5か月間の学習時間は約523時間
と、そのような志のもと、今年の2月初旬から勉強を始めまして、7月初旬までの5か月間、毎日の学習時間を記録しながらタイ語に取り組んできました。
その結果、これまでの総学習時間は約523時間となりました。英語の授業時間数でいえば、中学はとっくに卒業して高校1年生か2年生くらいでしょうか。
これまでにやったことは、以下の3冊のテキストに書かれているすべてのタイ語を綴りも含めてまるごと暗記し終え…
現在は次のテキストの3分の1くらいまで覚えたところです。
最初の1冊は入門用。ちょっと誤記が多いような気がしますが、タイ文字の綴り方の基本を簡潔に説明した部分は秀逸。すごくわかりやすいです。
次の2冊は初級編。バランスが良く、安心して使える教材です。
最後の1冊は中級のテキストです。まだ途中ですが、タイの文化や生活について書かれた内容を「読める、読めるぞ」という成長の実感を伴って学習できます。楽しい。
初級までの3冊はどれもそれぞれ1か月ほどで暗記できたのですが、いま取り組んでいる中級のものは他の3冊よりも圧倒的にボリュームが多いため時間を取られています。全部終えるのにはあと3か月くらい掛かりそうです。
それで、ここまでやった結果、どの程度のウデマエになったのかというと、こちらの問題集なら8割がた正解できるかなというところです。
不正解の問題はまだ見たこともないような表現を使ったものなので、中級のテキストを全部やりきればその部分もカバーできるんじゃないかと踏んでいます。
中級のテキストを終える見込みの秋には実用タイ語検定の秋季試験が予定されていますので、そこでの3級合格を目論んでいるところです。
リンク:実用タイ語検定試験
3級の評価基準は「日常生活を送るのに必要な中級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて表現できること。短い文章の読解・聴解・記述・口述ができる。日常生活においてタイ人と意思疎通が可能なレベル」ということですので、タイ語を使って働くのでなければ、まず最初の目標としてはちょうど良いところだと思います。
そんなわけで、在宅生活の暇つぶしとスキルアップを兼ねた、語学学習の途中経過についてでした。