いまさらLogicool MX Master 2Sがいいかもしれないと思う話

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Logicool MX Master 2S - 1 周辺機器

Logicool MX Master 3を手に入れて以来およそ半年、これこそ求めていたマウスだと感じてずっと使ってきたのですが、気まぐれにMX Master 2Sに戻してみたら思いのほか快適でした。

いまさらMX Master 2Sをおすすめする理由。


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MX Master 2S と MX Master 3 の違い

MXシリーズはLogicoolのマウスやキーボードの上位モデルで、高度な機能と性能に加え、デザインやビルドにもじゅうぶん配慮された、高品位な製品です。

そのMXシリーズのマウスの最新モデルはMX Master 3。

昨年秋に発売されました。

それ以前のモデルとの主な違いは、形状、2つのホイールが総金属製になったこと、そして、メインのホイールの動きに「しっかり感」が加わったことです。

形状

MX Master 3は2Sと比べて若干細身になりましたが、そのこと自体は使い勝手にそれほど影響しません。

それよりも、右手で持ったときに親指が収まる部分の窪みが深くなったことが操作感の違いになっています。

マウス操作では必ずマウスを持ち上げて移動させる瞬間がありますが、親指と小指でマウスを挟んで持ち上げるときに、MX Master 3のほうがより小さな力で保持できます。

MX Master 2Sでは親指の引っかかりが浅くなるため、持ち上げるときにより強い力で左右から挟み込まなければなりません。

ホイールの材質

MX Master 2Sのホイールは金属製のパーツの周囲に滑り止めのゴムのような素材が巻き付いたものでした。

操作性には全く問題ありませんが、長期間の使用でゴム部分が次第に劣化したり、色の薄いモデルでは金属部分から発生した緑青の色がゴムに移って美しさを保ちにくいといった課題がありました。

MX Master 3ではこうした問題がなくなります。ゴムパーツをなくして指の掛かりに問題はないのかというと、半年使ってみて不都合を感じたことはありません。

メインホイールの操作感

MX Masterシリーズの特徴はメインのホイールを勢いよく回すことで自動的にフリーホイールモード(ホイールが高速で長時間回転するモード)に切り替わって、縦に長い文書やウェブサイトで所望の場所に素早く移動できつつ、普通に回せばクリック感のある正確な操作が可能なことです。

MX Master 2Sまでの歴代のモデルでは、この勢いよく回したホイールが止まる(=普通のモードに戻る)ときの動きがカチャカチャしたものだったのですが、MX Master 3ではしっかり・しっとりした動きに変わりました。

また、ホイールを回すときの音も小さくなりました。


MX Master 2Sが安くてお得なのでは?

本題ですが、MX Master 3が登場して半年ほど経った現在、旧モデルのMX Master 2Sがわりと安く手に入るようになっています。

この記事を書いているタイミングでMX Master 3との価格差は約5,000円です。

で、これくらい価格差があるのならあえてMX Master 2Sを選んでもイイのではないかと、半年ぶりにMX Master 2Sを引っ張り出してきて使ってみると、安いだけではない良さに気づいてしまいました。

サムホイールの操作が軽い

MX Masterシリーズには親指で操作する「サムホイール」というホイールがあります。

ホイールには様々な機能を割り当てられますが、私はWindowsの仮想デスクトップ機能でデスクトップを切り替えるために使っています。

右に回せば右隣のデスクトップに、左に回せば左隣のデスクトップに移動できるわけです。

この操作をすごく頻繁に行うのですが、MX Master 3と比べてMX Master 2Sのサムホイールの動きが軽いため、とても軽快に移動できます。

もしかするとホイールの動き自体は同じで、微妙な位置の違い(2Sのほうが若干下にある)のせいで軽く感じるだけかもしれませんが、ともかくMX Master 2Sのほうが操作しやすく感じます。

実は快適だった変態「進む」「戻る」ボタン

上で挙げた2Sまでと3の違いでは触れませんでしたが、両者は側面の「進む」「戻る」ボタンの配置が全く異なります。

MX Master 3は2つのボタンが前後に並んだごく普通の配置。対するMX Master 2S以前のモデルはほぼ上下に重ねたような配置になっています。

MX Master 3 button layout
MX Master 2s and earlier button layout

MX Master 2S以前の配置は慣れが必要なのですが、いったん慣れてしまえば指の移動が少ない分、楽に操作できるようになります。ボタンがサムホイールから近いこともそれに輪をかけています。

Logicoolは長年培ったこの配列をついにMX Master 3で諦めてしまったので、今後ふたたび採用する可能性は小さいでしょう。

変態配列への慣熟期間を惜しまない方なら、いまのうちに2Sを手に入れておくのは悪くないと思います。


MX Master 2Sを手に入れるなら早めに

以上、MX Master 2Sを今更おすすめする話でした。

MX Master 2SはすでにLogicoolのウェブサイトから消えており、在庫を持つ販売店も数えるほどになっています。

機能的にはMX Master 3と比べてもまったく引けを取らないうえ、5,000円近くも安く手に入り、しかも操作感で上回る部分もあるMX Master 2Sが気になるなら、早めにゲットするのがいいと思います。


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