ついに待ちに待ったアイテムが登場します。
テンキーのないLogitech MX Keysです。
MX Keys Miniの概要
アメリカでの発売が決まったLogitech MX Keys Miniの様子がこちらです。
Logitech/Logicoolのハイエンドライン MXシリーズのキーボードには従来、MX Keysというものがありました。
このMX Keysの右側をごっそり切り落として省スペース化したのがMX Keys Miniです。
切り落とされたのはテンキーとその左にあったHomeとかInsertとかDeleteなどがあるエリア。
キーピッチはフルサイズ相当をキープしているのでよく使うキーの打ち心地はそのままに、全長が短くなったぶん右側に置いたマウスと干渉しづらいデザインになっています。
上の動画からわかる機能と特徴をピックアップすると次のようになります。
- MX Keysとよく似たデザイン
- 丸くくぼんで指になじむキートップ形状
- MX Keysとは少し違うファンクションキー
- バックライト機能あり
- Bluetooth接続
- Flow機能対応
MX Keysとほぼ同等の機能・質感を持ちながらテンキー+α分小さくなった理想的なキーボードです。
ファンクションキーに「マイクミュート」「絵文字」「音声入力」機能
MX Keysと比べるとファンクションキーの機能が一部変更されています。
マイクミュートは昨今のオンライン会議向けの機能で、文字通りPC等のマイクをミュートする機能です。
絵文字はOSの絵文字入力画面を呼び出す機能。
そして、音声入力はOSの音声入力機能を呼び出すキーです。ただし、2021年8月現在、Windowsではこの機能で日本語を入力することはできないようです。
既存のUnifyingレシーバーには対応しない
MX Keys Miniは最高のキーボードになる予感がしていますが、いちおう留意しておかなければならないのは、既存のUnifyingレシーバーには対応しないことです。
代わりに新しいレシーバー「Bolt」というものに対応しています。
UnifyingとBoltの仕様を見比べてみましたが、何が違うのか正直よくわかりません。いまのところビジネス向けモデルへの搭載が進んでいるようですが、今後はMX Keys Miniのようなコンシューマーモデルもこれに置き換わっていくということかもしれませんね。
ともかく、すでにUnifyingレシーバーに対応する機器をお使いの場合は、MX Keys Miniとはレシーバーを共有できないことに注意しましょう。
なお、MX Keys MiniにはBoltレシーバーは同梱されません。(別売りです)
英語配列にも期待
ところで、LOGI製品の日本モデル(Logicoolブランド)では、PC/Macで利用できるキーボードが日本語配列になるケースが多いのですが、MX Keys Miniでは英語配列版の登場が期待できると思います。
というのは、既存のMX Keys(Miniじゃないもの)には主にMacでの利用を想定したMX Keys for Macというモデルがあり、これは国内版も英語配列のものが売られているからです。
「for Mac」とありますが、各所のレビューではWindowsでも使えることが紹介されています。
というわけで、待望のMX Keys Miniの話でした。