本日12月10日はわが家にM1 MacBook Airが到着する日です。
あらためてAirの理由など。
M1 MacBook Air 納品
11月下旬の発注から3週間の時を経て、MacBook Airがやってきます。
今回購入したのはCPU、GPUともに8コアの上位構成で、RAMを16GB、ストレージを1TBに増強した、英語配列キーボードのものです。色はシルバー。
発売後すぐにでも手に入れたかったのですが、英語キーボードを選ぶ以上、納期が遅くなるのは避けられなかったので、ついでにRAMとストレージの容量も変更しました。
日本語キーボードをお望みなら、色をスペースグレイかゴールドにすれば、上記と同じ構成で比較的短期間で手に入るUltimateモデルというものが用意されています。
価格は税別16万9,800円。消費税を加えても19万円未満ということで、これまで各所でレビューされている内容を踏まえると、非常にお買い得と言っていいと思います。
自宅には強力なWindowsデスクトップがあるので、MacBook Airはモバイル用途と、デスク以外の場所での作業に活躍してくれることを期待しています。
M1 MacBook Air に期待すること
PC(Macを含む)で行う作業は、Word、Excel、PowerPointなどを使う一般的なオフィスワーク、ブラウザーを使った情報収集、OneNoteやGoogle Keepによるテキスト書き(ブログ書きも含まれます)、そして、DaVinci Resolve Studioでの最大4K解像度の動画編集と書き出しです。
その他、YouTubeやTwitchの動画を見たり、Spotifyやradikoで音楽やラジオを聞いたりといったこともしますが、今売られているPCでこれらが満足にできないものはないでしょう。
上に挙げた作業の中で最も負荷が高そうなのは動画の編集と書き出しですが、DaVinci Resolveは最新バージョンのベータ版でApple Siliconのネイティブコード対応がされており、さまざまなレビューで過去のMacBookシリーズを凌駕するパフォーマンスを発揮することが明らかになっているため、おそらく問題なく対処できると思われます。
ところで、今DaVinci Resolve Studioを購入すると、編集用コンソール「DaVinci Resolve Speed Editor」が付いてくるという、期間限定のキャンペーンが行われています。
DaVinci Resolve Studioの価格が3万5,980円(税別)で、Speed Editorの価格も同じ3万5,980円(税別)なので、考えようによっては高機能な編集ソフトを無料で使えるということになります。
DaVinci Resolve StudioはMacでもWindowsでもLinuxでも使えるので、編集作業は機動性の高いMacBookで行い、マシンパワーを求められる書き出し処理は強力なGPUを載せたWindows PCで行うというぐあいに、状況と用途に応じた機器の使い分けも可能です。
また、将来Macを使わなくなったとしても、WindowsやLinuxで引き続き利用できます。
なお、DaVinci Resolve Studioにはライセンスキーでライセンス認証するものと、USBドングルでライセンス認証するものがあります。
前者は1つのライセンスキーを同時に2台までのPC等で利用できるので、2台以内の機器で利用するならこちらが便利です。私はこちらを使っています。
後者はドングルを接続したPC等でのみ動作するので、同時に利用できる機器は1台のみですが、ドングルの繋ぎかえの手間を惜しまなければ3台以上の機器で利用できる利点があります。USBポートの少ないM1 MacBookシリーズではやや使いづらいかもしれません。
※Amazonでは販売店によってはSpeed Editorのキャンペーンの対象にならない場合があるのでご注意ください。
MacBook Air を選んだわけ
M1 MacにはMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniの3モデルが用意されています。
既存のWindowsデスクトップと機能や用途が重複するMac miniは最初から購入の候補になりませんでしたが、MacBook AirかMacBook Proかはそれなり悩んで決めました。
MacBook Airに対してMacBook Proが優れているのは次の部分です。
- 冷却機構が優秀
- バッテリー容量が多い
- ディスプレイが少し明るい
- スピーカーとマイクの性能が高い
逆にMacBook Airの方がいいと思われるのは次の部分です。
- 価格が安い
- 重量が軽い
- 電源アダプターが小さい
冷却機構の違いによってフルロード時のパフォーマンスに差が出ることについては、すでにさまざまな比較レビューで言及されていますが、差はそれほど大きなものではありません。
バッテリーについては、MacBook Airでも十分にライフが長いことがわかっています。
ディスプレイは最大輝度で400nitsと500nitsの違いですが、そもそも屋内で最大輝度で表示することはほぼないと思われるため、実質的な違いはないと考えていいはずです。
スピーカーとマイクは比較動画でもそれほど大きな違いは感じられず、おそらく並べて聴き比べてわかる程度の違いなのではないかと思います。
これらの差が価格、重量、電源アダプターのサイズの違いに見合うかどうかと考えたとき、そこまでのメリットはないだろうというのが私の判断です。
AirとProの価格差は2万5,000円。これをRAM容量やストレージ容量に充当するのが合理的だと考えました。
そんなわけで、待ちに待ったMacBook Airがやって来ます。
既存のレビューに付け加えるべきことが見つかったら、あらためて紹介したいと思います。