結局 iPhone X は裸族(ケースなし)が使いやすかった話

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iPhone X Apple
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iPhone Xを手に入れておよそ2ヶ月。購入当初からSpigenの耐衝撃ケースApple純正レザーケースに入れて使ってきましたが、最近ケースなしの裸族に戻りました。

結局裸族をおすすめする理由と、ケースなしならではの悩みなど。


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iPhone Xは裸族が快適だった

iPhone Xは液晶(ではなくOLEDですが)画面側だけでなく、背面もガラスでできているため、落下させたときの衝撃で致命的な損傷を負うリスクが、通常のスマホの2倍。

しかも、前面ガラス以外の修理料金は非常に高額に設定されているので、万一の場合の経済的なダメージも深刻です。

こうした状況から、私はiPhone Xを購入した当初から、前面にはガラスフィルムを、そして背面には保護ケースを装着して、日々を過ごしてきました。

最初にケースとセットで買った(セット割引があった)Spigenのガラスフィルム。0.4mmとやや厚めですが、画面の写りや操作性に不満はありませんでした。

Spigenのフィルムが(微細な埃を取り除くために)貼ったり剥がしたりを繰り返すうちに端が浮いてきたのに我慢できなくて、新たに導入したNIMASOの2枚入り。貼り付け用のガイド器具も入っていてお得。安いのにクオリティにも全く問題ありません。

Spigenのハイブリッド対衝撃ケース。保護性能は十分ですが、せっかくのiPhone Xが何か別機種のようにバルキーになってしまうのが難点。

Spigenの後に買い足したApple純正レザーケース。質感抜群の本革製。使い込むほどに自分だけのiPhone Xになっていくのが魅力です。

このようにして最終的には、NIMASOのガラスフィルムとApple純正レザーケースの組み合わせで2ヶ月近く使ってきたわけですが、そんな私のiPhone Xに転機が訪れます。


ケースを外すと快適だった

一般的なスマホケースには、SIMカードスロットにアクセスするためのスリットのようなものは備わっていません。

私が使っていたApple純正レザーケースも同様です。(Spigenのものも同じです)

ある日、SIMカードを入れ替える必要があって、ずっと付け放しだったiPhone Xのケースを取り外してみると、「iPhone Xってこんなに小さくて薄かったのか!」という新鮮な感動に襲われました。

片手操作に不便のない横幅と厚み。背面のガラス素材で手が滑りにくいし、側面の光沢ステンレス素材もちょうどいいグリップになっています。

約2ヶ月iPhone Xを使ってきて、どういう操作をするときに不安定になるかをマスターし、また、無理せずに両手でやるべき操作がわかってきたということもあると思います。

ともかく、もう不意にiPhone Xを落として壊すことはなさそうだとわかりました。

そんなわけで、今後はガラスフィルムだけを貼った状態で使っていこうと決意した次第です。


裸族化にあたり注意すべきこと

さて、すでに数日間ケースなしで過ごしていますが、いくつか注意すべき点があります。

ワイヤレス充電中は「おやすみモード」をオンにすること

iPhone X世代の各機種はワイヤレス充電に対応しています。

ワイヤレス充電を行うには、こういう充電器の上にiPhoneを置くだけでいいのですが…

…iPhoneを裸で使っていると、バイブが動作したときにiPhoneが充電器からずり落ちてしまいます。

寝ている間にメールなどが着信してバイブが振動し、充電が中断してしまうと、朝起きたときにはバッテリー残量が少なくなっているということも起こり得ます。(というか、実際に起こりました)

この問題に対処するためには、ワイヤレス充電中には「おやすみモード」をオンにするのが有効です。

iPhone X(iOS11) sleep mode

「おやすみモード」をオンにすると、iPhoneがロックされている状態では、着信音、警告音、通知音が鳴らなくなり、それらに伴うバイブの振動もなくなります。

大切な電話の着信を逃してしまうんじゃないかと心配になりますが、よく連絡を取る相手からの着信を例外にする設定も可能なので大丈夫です。(この設定はデフォルトで有効です)

というわけなので、iPhone Xを裸で使う場合で、ワイヤレス充電を利用するなら、寝る前に「おやすみモード」をオンにしましょう。

カメラの出っ張りでガタつくのは否めない

iPhoneシリーズのお約束で、リアのメインカメラが盛大に出っ張っています。

iPhone X

この出っ張り、ケースに入れていると、ケースの厚みに隠れて出っ張らなくなるのですが、ケースなしだとデスクの上に置いたまま操作するときにガタつきます。

私自身はそういう使い方をほとんどしないので問題ないのですが、置いたまま操作する機会が多い方は留意すべき点だと思います。


大きなアクシデントさえなければ損はしないはず

iPhone Xの背面はガラスでできています。ガラスは非常に硬いので、木や樹脂のデスクやテーブルに置いたくらいで傷がつくことはないはずですし、ポケットの中で小銭や鍵と擦れる程度なら平気なはずですが、砂混じりの環境では小さな傷が付くことはあり得ます。

以前、スマホを一定期間使用したあとに売却することを念頭に、傷のない「美品」とそうでないものの売却価格を比較したことがありますが、その差額は一般的なケースの代金よりも小さいものでした。

ガラスが割れたり欠けたり、側面の金属にはっきりわかる傷や凹みがあれば話は別ですが、そういう大きな問題がなければ、裸で使っていて付くくらいの傷は気にしなくていいということです。

私の場合はすでにケースを(2個も!)買ってしまっているので手遅れですが、ケースを買おうかどうしようか迷っている方は、ぜったいに固い床や地面に落とさないと決意した上で、裸族で使われるのも悪くない選択だと思います。

以上、iPhone Xは裸で使うことにしたという話でした。

リンク:iPhone X(Apple)
リンク:iPhone X(ドコモ)
リンク:iPhone X(au)
リンク:iPhone X(ソフトバンク)


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