新しいMacBook Airに採用されるCPUがCannon LakeからKaby Lake Refreshに変わりそうという話が出ています。
お値段は現行モデルと同じ999ドルからとか。
新しい「13インチMacBook」のCPUはKaby Lake Refresh?
新MacBook AirのCPUが当初予定されていた10nmプロセスのCannon Lakeから、14nmプロセスのKaby Lake Refreshに変更されそうだという話が出ています。
リンク:經濟日報「新MacBook恐遲到 牽動台系鏈」 – https://money.udn.com/money/story/5612/3279500 (繁体字中国語)
関係者の話として「13インチMacBookの新製品」が採用するCPUがCannon LakeからKaby Lake Refreshに変わったことが述べられています。
IntelのCPUのロードマップでは、当初、10nmプロセスを採用したCannon Lakeをモバイル向けの第8世代CPUにすると見られていましたが、Cannon Lakeの開発遅延により、現在では14nmプロセスを採用するKaby Lake Refreshがモバイル向けの第8世代CPUということになっています。
で、今年秋以降に発売されるMacBookでは、遅れていたCannon Lakeがついに登場かと思われていたわけですが、上の記事でそれが覆されたということです。Cannon Lakeの登場にはまだしばらく時間がかかりそう。
なお、記事には一言も「MacBook Air」とは書かれておらず、「13インチMacBook」とされていますが、記事を参照しているメディアの多くでは、「13インチなんだからMacBook Airの後継機でしょ」という扱いになっています。
新しいMacBook Airについてうわさされていること
さて、新しいMacBook Airが発売されるらしいという話は昨年からじわじわと出ていて、2018年の上半期などと言われながらも実現に至っていなかったのですが、いよいよ年内発売が現実味を帯びてきました。
新しいMacBook Airについて、現時点で予想されているのは次のようなことです。
- 2018年内に発売される
- CPUはKaby Lake Refresh
- ディスプレイがRetina化(2560 x 1600ピクセル)される
- 価格は999ドルから
現行のMacBook Airで採用されているCPUは第5世代 Intel Core i5(カスタマイズでCore i7も選択可)。Kaby Lake Refreshにアップグレードされれば、これまでとはくらべものにならないほど快適になるはずです。
CPUのアップグレードとともにGPUもアップグレードされるので、ディスプレイ解像度が向上しても不都合はないでしょう。
価格が999ドルからというと、アメリカの価格では現行モデルと同じです。
しかし、現行の999ドルモデルの日本での価格は9万8,800円に据え置かれているという特殊な状況にあり、これが新モデルでも継続されるとは限りません。
他のMacシリーズと同様の為替レートが適用されると、日本市場では(わりと大幅な)値上げということになりそうです。
以上、新しいMacBook Air(13インチMacBook)のCPUはKaby Lake Refreshになりそうという話でした。