Microsoft Officeの最新バージョンはOffice 2016ですが、最新機能が必要ない場合はひとつ前のバージョン「Office 2013」を少し安く手に入れる方法があります。
Office 2013がレジで8%引きセール中
Amazonで8月31日までの期間限定でOffice 2013の各エディションが8%引きになるセールが行われています。
リンク:Office 2013 がレジにて8%OFF(Amazon)
対象商品は「Office Professional 2013」「Office Home and Business 2013」「Office Personal 2013」です。
いずれもプロダクトキーだけが同梱されたパッケージでDVDメディアは同梱されず、プログラムの実体はインターネットからダウンロードする必要があります。
各エディションに同梱されるプログラムは次のとおりです。
Office Professional | Office Home and Business | Office Personal | |
---|---|---|---|
Word, Excel, Outlook | ○ | ○ | ○ |
PowerPoint, OneNote | ○ | ○ | – |
Publisher, Access | ○ | – | – |
永続ライセンスで、同時に2台のPCにインストールできます。
Office 2016との違い
今回セールになっているOffice 2013は最新バージョンではありませんが、通常Officeに期待される機能はすべて備えていると考えてよいと思います。
ZDNetにOffice 2016で改善された点がまとめられています。
ZDNet 「「Office 2016」で何が変わった?–生産性を上げる10の特長」
http://japan.zdnet.com/article/35071497/
項目名だけ抜粋すると次のようになります。
- リアルタイム共同編集
- OneNoteのノートブック共有
- 簡単になった文書共有
- スマートな添付ファイル
- Outlookの低優先メール機能
- バージョン履歴
- Excelに追加されたグラフの種類
- Power BI
- Delve
- 購入の際の選択肢
文書の共有や共同編集に関する機能を中心に強化されている印象です。
個人的には、規模の大きな文書を複数人の共同作業で完成させるときに、リアルタイム共同編集機能が役に立つかもなという以外は、特別魅力的な新機能という感じがしません。
私物のPCにインストールして主に個人的な用途に使い、ときどき緊急避難的に仕事にも使うというのなら、Office 2013でも十分役に立つと思います。
Amazonの価格で比較すると、Office 2016はOffice 2013のおよそ3割増しです。
Office 2013はさらに8%オフになるので、どちらでも用が足りるならOffice 2013の方が圧倒的に安いです。
最新版が欲しいならOffice 365という手もある
Officeはだいたい3年間隔で新バージョンがリリースされています。
現在の最新版は昨年リリースされたOffice 2016なので、いつものペースなら2018年にOffice 2019がリリースされる計算です。
いつも最新のOfficeを使いたい場合、パッケージ版を買い替える方法では3年ごとに約3万円(Office Personal)から約6万円(Office Professional)の出費が必要になります。
一方、サブスクリプション型のOffice 365 Soloなら年額約1万2,000円で常に最新版のOfficeが使え、さらにOneDriveのクラウドストレージを1TB使う権利も手に入ります。
使えるOfficeアプリにはAccessもPublisherも含まれるので、Office Professional相当の品ぞろえです。
さらに、台数は2台までで変わりませんが、WindowsだけでなくMacでも使えます。
いつも最新版のOfficeが必要な場合は、バージョン固定のパッケージ版ではなくOffice 365を使うのが小回りが利きやすいです。
というわけで、バージョンにこだわらずOfficeの機能を一通り使えればいいのなら旧バージョンを安く手に入れればいいし、常に最新版が必要ならOffice 365がよさそうですよ、という話でした。
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リンク:Office 365 Solo(マイクロソフトストア)