【200万文字越え】Happy Hacking Keyboard Professional BTを久しぶりに使って、あらためてHHKBシリーズの良さを実感する

スポンサーリンク
周辺機器
記事内に広告が含まれています。

Happy Hacking Keyboard HYBRIDとClassicの発売を受けて、ここ数ヶ月使っていなかったHappy Hacking Keyboard Professional BTをまた使い始めています。

これからもHHKBを末長く使い続けようと思った話と、最近使っていたLogicool MX Keysのこと。


スポンサーリンク

Happy Hacking Keyboard Professional BTで200万文字以上タイプして思ったこと

Happy Hacking Keyboard Professional BT(以下、HHKB-BTと書きます)は2016年に発売されたシリーズ初の無線接続対応キーボードです。

2016年にブラックモデルが発売され、翌年にホワイトモデルが追加されました。

私はホワイトモデルの発表直後に予約注文し、発売日から2年以上ほぼ毎日使ってきました。

打ち心地とテンキーレスのサイズ感が素晴らしく、Bluetooth接続も1台のデバイスとだけペアリングする限りは非常に便利で、ともかく文句なしの使い心地なのでした。

PCやMacで文書を作成したりメールを書いたりブログを書いたりする方は、毎週何万文字もタイプすることになるわけで、キーボードの打ち心地は作業効率に直結する重要な要素です。

キーボードひとつに3万円も出すのに抵抗があるのは当たり前の感覚ですが、日々快適な打ち心地を提供してくれて、私の場合すでに200万文字以上タイプしているはずのHHKB-BTには、じゅうぶんに3万円分の価値はあると思います。

マウスを併用する方はHappy Hacking Keyboardシリーズのように横幅が短いキーボードを利用すると、マウスを近くで操作できるので腕が疲れませんし、手を動かす範囲が狭くなるためマウスからキーボードのホームポジションに戻る動作が正確にできるようになります。

また、テンキー付きのキーボードを、PCやMacの画面の中央にホームポジションが来るようにセットすると、矢印キーやテンキーの部分が右に大きくはみ出す形になります。右手でマウスを操作する場合、この配置がさらにマウスを遠くしてしまいます。
これを避けようとするとホームポジションが大きく左にずれた状態で作業することになり、なんだか落ち着きません。

というわけで、HHKB-BTをはじめとするHappy Hacking Keyboardにはその打ち心地だけでなくサイズによる恩恵もあるという話です。


Logicool MX Keysも悪くない

HHKB-BTを2年以上使い続けたあと、つい最近発売されたLogicool MX Keysをしばらく使っていました。(現在もサブ機であるWindowsデスクトップではMX Keysで使っています)

MX KeysはHHKB-BTとは違った意味で素晴らしいキーボードで、見た目の高級感や、長年無線キーボード/マウスを作り続けているLogicool(Logitech)ならではのこなれ感、PC/Mac上のユーティリティの快適さなどで優れています。

もちろん、キーの打ち心地だけを取っても良い出来で、パンタグラフ式キーボードの最高峰と言っていいのではないかと思います。
静電容量無接点方式や、メカニカルスイッチを使ったキーボードはストロークが長くなるため、ストロークが短いキーボードが好みの方の選択肢には入りづらいです。
MX Keysはショートストロークで快適な打ち心地を求めるユーザーに適しているでしょう。

お値段も比較的手頃でHappy Hacking Keyboardシリーズのおよそ半額で手に入ります。

そして、MX Keysのおそらく最大の利点は、Bluetoothだけでなく独自の無線技術でもPC等と接続できることです。

これ、Unifyingレシーバーと言って、MX Keysを買うとついてきます。

PCやMacのUSBポートに接続することでLogicoolのキーボードやマウスとの通信を一手に引き受けてくれるものです。

Bluetoothがあればこんなもの不要では?と思いきや、UnifyingレシーバーはPC等から見るとUSBキーボード等が有線で繋がっているのと変わりないらしく、PCのBIOS画面のようにBluetooth機器が利用できない状況でも利用できるという利点があります。

また、Bluetooth接続が安定しない環境でも、受信機が露出しているUnifyingなら安定するといった場合もあり、何かと便利なUnifyingなのです。

と、そうした理由もあり、Logicool MX Keysも十分買うに値するキーボードだと思ったわけです。


これから買うならHHKB HYBRID か HHKB Classic

さて、そんな風にしてHappy Hacking Keyboardに回帰したわけですが、すでにHHKB-BTを持っている私はおそらく新しいHappy Hacking Keyboard HYBRIDやClassicは買わないでしょう。

HHKB-BTに対するHYBRIDの改良点はおよそ次のとおりだと思います。

  • 複数の機器とペアリングしたときの使い勝手が上がった
    HHKB-BTは複数の機器とペアリングすると、そのうちのどの機器と接続されるかは早いもの勝ちという謎仕様だったため、事実上1台の機器とペアリングして使うしかありませんでした。
    今回登場したHYBRIDはちゃんと接続先を選べるようになったのでこの問題はありません。

  • BluetoothでもType-Sを選べるようになった
    Happy Hacking Keyboardシリーズには高速タイピング性能と静音性を向上させたType-Sというモデルが用意されていたのですが、HHKB-BTにはType-Sモデルはありませんでした。
    HYBRIDではちゃんとType-Sがあるので、無線でType-Sキーボードを使えることになります。

Happy Hacking Keyboardをあちこち持ち歩いていろんな機器と接続して使いたいなら、Bluetoothの仕様改善はありがたいことですが、現在のところ私の用途ではありません。
また、Type-Sに興味がないわけではありませんが、それだけのために追加で3万5,000円出すのにはやや抵抗があります。

では、Classicはどうかというと、現在のところClassicは英語配列版しかリリースされていないため、日本語配列派の私としては選択肢に入りません。
USB-Cケーブル1本で使えて、バッテリーの心配もなくて、バッテリーケースが飛び出していない上に、軽くてお値段も安いClassicはたいへん魅力的なのですが…。早く日本語版を出していただきたいです。

しかし、これからHappy Hacking Keyboardシリーズを買おうという方が旧機種を選ぶ理由はありません。
無線接続が必要ならHYBRIDかHYBRID Type-Sを、有線で英語配列でいいから軽くて見た目がカッコいい方がいいならClassicをお選びになるのがいいでしょう。

今買えば無料でキーボードルーフ(上にかぶせて埃を防ぐカバー)がついてくるそうですよ。

というわけで、またHappy Hacking Keyboardを使うようになって、その良さを実感しているという話でした。


タイトルとURLをコピーしました