SamsungのGalaxy Watchが発表されました。
円形のケース、大きい方の46mmモデルでは最大6日間充電なしで使えるというロングバッテリーライフ、比較的手に入れやすそうな価格設定など、いろいろ魅力的です。
Samsung Galaxy Watchの概要
まずこちらの動画で実物のGalaxy Watchを見てみましょう。
42mmと46mmの丸いケースで、プッシュボタンを二つ、回転ベゼル型の操作ダイヤルを一つ備えています。
円形のディスプレイにアナログタイプの文字盤を表示したときの収まりの良さがApple Watchとの大きな違いです。
回転ベゼルを操作して、メニューの端に到達すると、振動でそのことがわかるといった工夫もされているようです。
アクティビティ・トラッカーとしては、40種類もの運動に対応していて、たとえばランニングとサイクリングのように異なる運動を行った場合、どの運動をしたかを自動的に検出して、それぞれ別々に活動量を集計してくれるとのこと。
ベルトを取り付けるラグの部分は一般的な時計と同じ機構で、サイズが合うものなら普通の時計バンドも使えそうです。
Apple Watchと同様にLTE版も用意され、単体で通話、メッセージ、Spotify等のストリーミングなどを楽しめます。ただし、この機能を日本で使えるようになるかは不明です。
主な仕様は次のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Tizen Based Wearable OS 4.0 |
プロセッサー | Exynos 9110 Dual core 1.15GHz |
RAM | LTEモデル:1.5GB Bluetoothモデル:768MB |
ストレージ | 4GB |
ディスプレイ | 46mmモデル:1.3インチ 360 x 360ピクセル 42mmモデル:1.2インチ 360 x 360ピクセル |
対応OS | Android5.0以上 または iPhone 5以上(iOS 9.0以上) |
サイズ・重さ | 46mmモデル:46 x 49 x 13mm 63g(ストラップ別) 42mmモデル:41.9 x 45.7 x 12.7mm 49g(ストラップ別) |
ラグ幅 | 46mmモデル:22mm 42mmモデル:20mm |
防水・防塵・耐久性 | IP68、MIL-STD-810G |
その他 | ディスプレイは常時点灯可能 |
Apple Watchより良さそうなところ
長年Apple Watchユーザーをやってきて、手放す直前までずっと不満だったのは、ディスプレイを常時点灯できないことと、文字盤の種類が限られていてすぐに飽きることです。
Galaxy Watchでは、仕様表のディスプレイの項目にわざわざ「Full Color Always On Display」(フルカラー常時点灯ディスプレイ)と書かれていて、いつも文字盤を表示しておくことができることが強調されています。
この機能はスマートウォッチを時計として使う場合は絶対に外せない重要なものです。Apple Watchで懲りました。
もう一点の文字盤の種類については、先代のGear S3時代から、有料・無料取り交ぜてたくさんの文字盤デザインが用意されています。
ディスプレイの解像度はGear S3から変化ないので、既存の豊富な文字盤資産はそのまま引き継がれることになるのでしょう。よきことです。
そんなGalaxy Watchですが、先代のGear S3には国内向けの正規品があり、海外からの並行輸入品もたくさん売られていたので、今回もきっと簡単に手に入るはずです。
アメリカでの発売日は8月24日。おそらくその直後から米AmazonやeBayから輸入できるようになるでしょうし、イートレンなどでの扱いも始まるでしょう。
実物を手にするのが楽しみです。