Fitbitからフィットネストラッカーの新作「Charge 4」が発表されました。
発売は2020年4月14日。
これ、買えばいいんでしょうか?それとも他に良いものがあるのでしょうか?
Fitbit Charge 4 の概要
Fitbit Charge 4の大まかな機能を説明する動画がこちら。
簡単にまとめると次のとおりです。
- GPSでランニング等のルートマップ、ペース、距離を計測・記録
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GPSで計測したルート上に場所ごとの運動強度を表示(スマホアプリの機能)
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運動中に心拍数に基づく負荷を表示
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運動中にペース等の情報を表示
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Spotify Connectに対応(コントロールのみ)
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耐水(50mまで)
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電話やメールの着信通知
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天気予報、タイマー、ストップウォッチ、カレンダー等のアプリ
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心拍数に基づく呼吸ガイド
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睡眠の分析
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継続的な心拍数測定
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複数種類のバンド(オプション)
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アクティビティと消費カロリーの測定
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バッテリーライフ最大7日間(GPSを利用すると5時間)
GPS内蔵のアクティビティトラッカーとして必要な機能は揃っていそうです。
Fitbit Payは日本では使えない
動画には出てきませんが、Fitbit Charge 4にはFitbit Payという決済手段が内蔵されています。
ウォレットにクレジットカードやデビットカードを追加しておくと、お店や交通機関での支払いに利用できるというものです。
しかし、この機能は日本では展開されておらず利用できません。残念ですね。
GPS内蔵ならApple Watch Series 3、不要ならMi Band 4という選択も
Fitbit Charge 4のお値段は通常モデルが2万1,980円(税込)、バンドが2種類付属するスペシャル版が2万5,990円(税込)とのことです。
Amazonの予約価格はもう少し安く、2万円を少し切る程度になっています。
この価格はApple Watch Series 3の2万1,780円(38mm、税込)よりやや安く、Xiaomi Mi Band 4のおよそ3,900円(税込)と比べればかなり高いです。
Apple Watchは上で紹介したCharge 4の機能のほぼすべてに対応し、Apple Payは国内でも利用できます。(Spotifyにはアプリで対応)
一方で、iPhoneとの組み合わせでしか使えず、バッテリーライフは実質1~2日というマイナス面もあります。
Mi Band 4はGPSを内蔵しておらず、ルート記録にはスマホのGPSを利用します。また、日本で使える決済手段もありません。バンドの選択肢も少ないです。
しかし、GPSが活きるランニングなどのシーンでは普通はスマホも持って出かけるでしょうから、Charge 4との使い勝手の差はあまりないような気もします。
そして何より、バッテリーが圧倒的に長持ちします。私もMi Band 4ユーザーですが、だいたい15日くらいでバッテリー警告が出て、そこからさらに3日ほど使える感じです。
と、このあたりを考え合わせると、Fitbit Charge 4はなかなか難しいポジションにいるように思われます。
Charge 4が今のままの値段だとすると、毎日の充電が面倒でなければApple Payが使えるApple Watch Series 3、GPSなしを割り切れるなら安価なMi Band 4、という選択も十分成り立ちます。
私のおすすめは、普通の腕時計とMi Band 4のような存在感薄めのトラッカーの2本同時使いです。そういう使い方ならいっそFitbit Flex 2もいいかもしれません。