MacBook ProのM1 Pro / M1 Maxプロセッサー搭載モデルが発売されて1か月以上経ちました。
この間、どのモデルを買おうか、どうやって資金を捻出しようかと考え続けていましたが、結局買わずに済ませることにしました。
その理由。
MacBook Pro 14インチ/16インチ が欲しすぎた
私は現行のMacBook Air(M1/16GB/512GB)を発売の少し後から使っています。
その後、Apple Care+も付けて3年は使い続けるつもりでいたのですが、MacBook Proの最新モデルが発表されるとすっかり心を奪われてしまいました。
MacBook Proは最安の構成で23万9,800円。この構成でも私のMacBook AirよりCPUのマルチコアスコアが30%ほど向上し、GPUのコアが6つも増え、ディスプレイが大きく・表示も美しくなり、メディアエンコード・デコードが超高性能になり、インターフェースも豊富になるという良いことづくめ。
少し大きく・重くなることや、バッテリーライフが短くなる(同じような使い方なら変わらないという情報もあり)のをマイナス要素と捉えることもできますが、私の使い方ならほとんど問題にならなさそうです。
MacBook Airとの差額は実質10万円ほどと見込まれるので買えない金額ではありません。
そんなわけで、毎日構成をカスタマイズし直してはストアのカートに入れて、あとは購入ボタンをクリックするのみという状態でこの1か月を過ごしていたのでした。
MacBook Pro購買欲を克服する方法
そんな私が結局今までMacBook Pro 14/16インチモデルを買っていないのは、「でもMacBook Airで十分じゃない?」という理性が購買欲を抑え込んでいるからです。
最近、Macを使って行う主な作業はメールの処理、ブラウジング(動画視聴を含む)、テキスト作業(このブログも大半がテキスト作業ですね)、軽めの動画編集です。
どれもMacBook Airで何の支障もなく行なえます。
メーラー、カレンダー、OneNote、ブラウザー(約20タブ)を常に開いた状態で使っていますが、RAMが16GBあるせいかとくになにかが遅くなるようなこともなく快適に作業できます。
動画編集も4Kのクリップを2つ重ねて色調整+テロップを付けるくらいの軽い編集なら、編集作業も書き出しも何の問題もありません。
ここに上に書いたMacBook Proのベースモデル相当のプラス要素を上乗せしても、体感できるメリットは動画の書き出しが速くなる程度でしょう。
もっとわかりやすくメリットを得るためには作業を高度化する必要がありそうですが、Macを買い換えるために作業内容を変えるのはいくらなんでも本末転倒がすぎます。
MacBook Airをほめるレビューが出始めた
さらに、MacBook Proの登場から1か月を過ぎたあたりで、多くのレビュアーたちが「やっぱりMacBook Airってよかったんじゃない?」という動画を出し始めました。
いわく、軽くて薄くてバッテリーももつし、なにより安いのでプロ的な作業をしないならこれがベストだと。
Airを使っていた人なら誰もが直感的にわかっていたことを、MBPの興奮が冷めはじめたタイミングでみんなが口にし始めたということですね。
Appleの新製品は発表直後の勢いに乗せられて買ってしまう場合が多いのですが、少し落ち着くのを待ってから(そして、供給が安定するのを待ってから)判断すると、余計なものを買うリスクは確実に減らせます。
「必要なときに必要なものだけを買う」
これができていれば私も無駄遣いをせずお金持ちになれていたのかもしれません。