Surface Book 2 15インチモデルの第一印象

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 24
Surface Book 2 15inch - 4

Surface Book 2の15インチモデルを試用しています。

大画面で書類仕事が捗り、強力なdGPUでゲームがものすごく快適。持ち運びもできなくはありません。

詳しいレビューは後日公開しますが、取り急ぎ第一印象をお伝えします。


Surface Book 2 15インチモデルの第一印象

こちらが今回使っているSurface Book 2の15インチモデルです。
Surface Book 2 15inch - 1

私の13インチモデルと比較するとこのとおり。ふた回りほど大きい感じです。
Surface Book 2 15inch - 2

主な仕様は次のとおりです。

項目 Surface Book 2
15インチ
Surface Book 2
13インチ
OS Windows 10 Pro Windows 10 Pro
CPU 第8世代 Intel Core i7-8650U(4コア) 第7世代 Intel Core i5-7300U(2コア)
第8世代 Intel Core i7-8650U(4コア)
GPU GeForce GTX 1060(6GB) Intel HD Graphics 620 / GeForce GTX 1050(2GB)
RAM 16GB(LPDDR3) 8GB / 16GB(いずれもLPDDR3)
ストレージ 256GB / 512GB / 1TB SSD(いずれもPCIe NVMe) 256GB / 512GB / 1TB SSD(いずれもPCIe NVMe)
ディスプレイ 15インチ 3240 x 2160ピクセル(260ppi) 13.5インチ 3000 x 2000ピクセル(267ppi)
カメラ イン:500万画素(1080p HDビデオ対応)
アウト:800万画素(1080p HDビデオ対応)
イン:500万画素(1080p HDビデオ対応)
アウト:800万画素(1080p HDビデオ対応)
インターフェース USB 3.1 Type-A x 2、USB 3.1 Type-C
SDカードスロット、Surface Connect
3.5mmヘッドセット
USB 3.1 Type-A x 2、USB 3.1 Type-C
SDカードスロット、Surface Connect
3.5mmヘッドセット
サイズ・重さ 343 x 251 x 15~23mm、1905g Core i5:312 x 232 x 13~23mm、1534g
Core i7:312 x 232 x 15~23mm、1642g
その他 Windows Hello顔認証によるサインイン対応 Windows Hello顔認証によるサインイン対応

15インチモデルのCPUはCore i7-8650Uに統一されています。
dGPUもNVIDIAのGeForce GTX 1060(RAM 6GB)のワンモデルです。

RAM容量も16GB一択で、ストレージの容量の違い(256GB / 512GB / 1TB)のみで、3つのバリエーションが設けられています。

画面の大きさとdGPU以外の仕様は13インチのCore i7モデルと共通なので、より大きな画面で、より強力なグラフィックス処理能力が必要な方向けの製品ということになります。

画面の大きさ ~ 資料と成果物を並べて表示できる便利さ

まず画面の大きさについて。

15インチモデルの最大の魅力は画面の大きさだと思います。

Surface Book 2 15inch - 3

15インチモデルでは、このように一つの画面に2枚のウィンドウをタイル状に表示したとき、それぞれの内容が十分な大きさで表示されます。

写真の右側のウィンドウはMicrosoft WordでA4サイズのドキュメントを編集しているものです。ページのほぼすべてを表示した状態でも、十分に大きな文字で表示できるので、ページ全体を見通して作業することができ、非常に効率が良いです。

左側は参考資料として表示するブラウザーのイメージですが、こちらも十分な広さです。

このように、15インチの画面サイズなら、資料と成果物を同時に十分な大きさで表示して作業できるという利点があります。これがわざわざ大きくて重い15インチモデルを手に入れる第一の理由と言っていいでしょう。

さらに、フォトレタッチや動画編集のような、画面上に大量の情報とツールを表示して行う作業では、画面の広さが作業の快適さや効率に直結します。
Microsoftは15インチのSurface Book 2をクリエイター向けと位置づけて販売されているようですが、たしかに15インチモデルなら、小さすぎるUIを頑張ってクリックする必要がなく、あるいは、画面上に同時にたくさんの情報を表示して、快適に作業できるはずです。

それから、強力なdGPUを活かしてゲームを楽しむときにも、大画面は役に立ちます。ラップトップなのでもともと手元に近い位置に画面があるわけですが、それが15インチともなると十分すぎる大迫力です。

本体のサイズと重さと持ち運び ~ リュックを使えば無理なく持ち運べる

15インチモデルのサイズは343 x 251 x 23mm、重さは1.9kgを超えます。これは一般的なモバイルラップトップとかウルトラブックと言われるPCよりもずっと大きくて重いです。

PCを持ち運ぶことが多い私としては、持ち運び性能はちょっと気になるポイントなのですが、結論から言うと、13インチも15インチも感覚的にはあまり変わらないと感じます。

もちろん、15インチモデルを持ち運ぶには、それが入るだけの大きさのバッグが必要になるのですが、そこをクリアーしてしまえば、あとは13インチと大して変わらない負荷で持ち歩けるということです。

そうすることで、どこにいても先に挙げたような大画面のメリットを享受できると考えれば、Surface Book 2のモバイル利用は十分検討に値することだと思います。

キーボード、タッチパッド、各種インターフェースの使い勝手は13インチと同じ

15インチモデルでは13インチモデルと比べて本体サイズが大きくなっていますが、キーボードとタッチパッドのサイズは同じ。15インチモデルでタッチパッドが若干キーボードから離れ気味になっている程度です。
Surface Book 2 15inch - 4

また、各種インターフェースは種類も数も同じです。

13インチモデルの構成でとくに不満はなかったので、それを踏襲している15インチモデルも安心して使えるでしょう。

ちょっとうれしい変化 ~ 片手で画面が開ける

Surface Book 2の13インチモデルで少しだけ気に入らないポイントとして、本体正面の切り欠きがほとんど意味をなしていないことがあります。

2 weeks with Surface Book 2 - 1

この切り欠きに指を引っ掛けてディスプレイを開くことはまずできません。ディスプレイを閉じると、キーボード側と強力なマグネットで接着され、切り欠きにちょっと指先を引っ掛けたくらいではマグネットの吸引力には勝てません。結局、Surface Book特有のファランクス・ヒンジによって生じる隙間に指を掛けて開くことになります。

しかし、15インチモデルではこの問題が解消されています。

15インチモデルではこの切り欠き指を掛けて上方向に力を加えるだけで、ちゃんとディスプレイが開きます。

マグネットの力を弱めたのか、キーボード側が重くなったせいかはわかりませんが、切り欠きが本来の機能を取り戻したということで、たいへん結構なことだと思います。

ゲームするなら15インチモデル

今回お借りしたSurface Book 2には「Forza Motorsport 7」と「Forza Horizon 3」という二つのゲームの体験版がインストールされていました。

15インチモデルにはGeForce GTX 1060(6GB)がもれなく搭載されているので、その威力を最新のゲームで確かめてみようということで、さっそくプレイしてみました。

実際にプレイしてみた感覚では、15インチモデルはどちらのタイトルも全く不満なく、フレームレートの低下を感じずにプレイできました。比較として13インチモデル(dGPUあり)でも同じゲームを動かしてみたところ、プレイに支障のない程度ではありますが、フレームレートが下がっているのがわかる程度のカクつきを感じる場面があったので、やはりハードなグラフィックス処理を行うゲームには15インチモデルの方が向いているようです。

なお、15インチ・13インチのどちらでも、ゲームプレイ中はキーボード側(dGPUが入っている側)の冷却ファンがかなりの勢いで周りっぱなしになります。ゲーミングラップトップのような爆音ではなく、ゲームに集中していれば気にならない程度ではあります。


13インチモデルを検討中なら15インチモデルとの比較も忘れずに

以上、Surface Book 2 15インチモデルの第一印象でした。

画面が大きくなり、グラフィックス周りの処理能力が大幅に上がった15インチモデルは、PCを使う作業や遊び全般にオールラウンドに対応してくれる一台と言っていいでしょう。

13インチモデルと同様、一般的なオフィスワークについて死角はありませんが、画面が大きくなった分、単体での作業がよりやりやすくなっています。
画面の面積は13インチモデルに対して約23.5%増し。文字サイズを維持したまま、より多くの情報を表示することができます。

バッテリーライフはオフィスワークで8時間程度は持ちそうなので、電源なしでまる一日分の仕事をこなすことが可能です。

重量が約1.9キロと絶対値としては重めですが、15インチクラスとしては特に重いわけではなく、リュックタイプのバッグなら持ち運びは苦にならないと思います。

先日の記事でも触れましたが、Surface Book 2を買うなら、15インチモデルはお買い得です。

【MSイベントレポート】Surface Book 2 15インチモデルがお買い得
東京・品川の日本マイクロソフト本社で行われた、SurfaceとXboxのTouch & Tryイベントに行ってきました。 発売間近のSurface Pro LTEモデルやXboxの最上位機種 Xbox One Xなどにも触れましたが、欲しくなったのはSurface Book 2の15インチモデルです。

持ち運びのことを考えて13インチモデルに的を絞っている方も、騙されたと思って15インチモデルにも目を向けてみると、PC一台でできることの幅が広がって幸せになれるんじゃないでしょうか。