【盲点】Surface Laptopとその他のSurfaceシリーズのOfficeの違い

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Surface Lineup 2017 - 7

新しいSurfaceシリーズのどれを買おうか悩んでいる方、多いのではないでしょうか?

私はSurface Book 2にしましたが、直前までSurface Laptopにしようかと悩みまくりました。

そんな方の参考になるかもしれないSurface LaptopだけのOfficeの違いについて。


Surface Laptopのほんのちょっとしたマイナス点

Surface LaptopはSurfaceシリーズで最初の純然たるラップトップです。

13.5インチのディスプレイはSurfaceシリーズらしくタッチ操作とペン入力の両方に対応していますし、キーボードははじめから付いているので、タイプカバーを別に買う必要もありません。

お値段は、キーボード込みで、同CPU/同容量のSurface Pro(キーボード別売り)と同じなので、ラップトップ的な使い方をメインにするユーザーにとっては、非常にお買い得です。

しかも、他社ではオプション扱いになることの多いMicrosoft Officeが同梱されているというメリットもあります。

そんなSurface Laptopですが、Surface ProやSurface Book 2とは異なるマイナス点に気づいてしまいました。

それは、同梱されるOfficeが異なることです。

Surface Laptopに同梱されるのは「Office Home & Business 2016」。対するSurface ProやSurface Book 2に同梱されるのは「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」です。

この2つの違いは次のとおりです。

Office Home & Business 2016
(Surface Laptop)
Office Home & Business Premium プラス
Office 365 サービス(Surface Pro / Surface Book 2)
使えるOfficeのバージョン Office 2016のみ Office 2016と以降の最新バージョン
OneDriveの容量 5GB 5GB + 1TB(追加1TB分は1年間)
Skype無料通話 なし 60分/月(1年間)
タブレット/スマホでの
Officeフル機能の利用
不可 可能(1年間)

このように、使えるOfficeのバージョンや、Office 365 サービスの機能の有無が異なります。

ところで、Officeは今年の下半期に次期バージョン「Office 2019」がリリースされることが発表されています。

Microsoft 「Changes to Office and Windows servicing and support」 – https://blogs.technet.microsoft.com/windowsitpro/2018/02/01/changes-to-office-and-windows-servicing-and-support/

Office 2019を使いたい場合、Surface Laptopでは、新たに「Office 365 solo」のサブスクリプションを購入するなどする必要があるというわけです。これがSurface Proとの値段の違いの一因だったか。


Office 2016で困ることはあるか?

では、Office 2016しか使えなくて困ることがあるかというと、当面はありません。

たとえばお仕事でOfficeを使うとすると、基本的には、お勤め先で標準とされているバージョンを使うことを求められると思います。Office 2013は間もなくメインストリームサポートが切れる(2018年4月)ので、今後しばらくはOffice 2016が標準になる職場が多いはず。だとすれば、Office 2016が使えれば、当分の間は問題ありません。

一方、Office 365 サービスの機能が使えないのはどうかというと、なくても致命的ではないけれど、あるととても便利です。

Office 365 サービスに含まれる機能は次のとおりです。

  • OneDrive 1TBを利用できる
    Microsoftのクラウドストレージサービス「OneDrive」を最大1TB追加で利用できます。OneDriveは誰でも無料で5GB利用できるので、合わせて1,029GB使えるようになるということです。
    OneDriveにはOfficeのファイルを保存するだけでなく、たとえばスマホで撮った写真を自動的にアップロードしてスマホのストレージを節約したり、PCのバックアップ先として利用してPCの故障に備える、といった使い方ができます。
    OneDriveは1か月前までのファイル履歴をすべて保存しておいてくれるので、間違って消したり書き換えたりしたファイルを復元することも可能です。

  • Skypeで毎月60分の無料通話ができる
    Skypeアプリを使うと、Skype同士の通話は無料ですが、Skypeから固定電話や携帯電話に発信しようとすると、通常は料金が掛かります。
    Office 365 サービスを利用すると、Skypeから固定電話・携帯電話への通話が、毎月60分まで無料になります。
    格安SIMで無料通話なしのプランを使っている場合などには重宝するサービスです。

  • タブレット2台、スマホ2台でOffice Mobileのフル機能を利用できる
    OfficeにはスマホやタブレットでできるOffice Mobileというバージョンがあります。
    Office Mobileは無料でも利用できますが、ファイルの新規作成や編集を行うためには、有料サービスを利用する必要があります。Office 365 サービスを利用すると、このOffice Mobileのフル機能を利用できます。
    PCで作りかけたファイルを、スマホやタブレットで引き継いで編集できるので、仕事をできるフィールドが広がります。

Surface LaptopにはOffice 365 サービスが付属しないので、もしもOffice 365 サービス相当の機能を利用したいなら、「Office 365 solo」というサブスクリプションサービスを利用する必要があります。

Office 365 soloにはPC/Mac用のOfficeの最新版を利用する権利が含まれてしまっているのが、Surface Laptopユーザーとしては悩ましいところですが、お値段的にはそれほど高いものでもないので、仕事に勉強にPCを活用するつもりなら、悪くない投資だと思います。私もSurface Book 2を持っているけど、Office 365 soloを使っています。

Office 365 solo(マイクロソフトストア)icon


初期投資の少なさを重視するならSurface Laptopで十分

というわけで、Surface Laptopに同梱されるOfficeは、Surface ProやSurface Book 2のものとは少し違うという話でした。

Surface Laptopは13.5インチの大画面を持ち、タッチ操作やペン入力にも対応しながら、ラップトップらしい軽快さを兼ね備え、さらに手頃なお値段で非常に手に入れやすい一台です。

今回指摘した他のSurfaceシリーズと比較してのダウンサイドは、実際にはほとんど問題にならないレベルの問題ですし、必要なら後からOffice 365 soloを手に入れれば済むことです。

Surface Laptopで一番売れていると言われる、Core i5 / 8GB / 256GBのモデルは、価格・性能・質感のバランスが取れた、非常にお買い得なモデルです。家電量販店の店頭に展示されていることも多いので、機会があれば触れてみることをおすすめします。すっごく欲しくなるはずです。