Microsoft Surface Pro 7と専用のキーボードカバー(タイプカバー)のセットを10万円以下で買えるセールが始まっています。
売り切れ次第終了です。
Surface Pro 7と専用キーボードカバーのセット
セール販売されているのは、昨年10月にリリースされたSurface Pro 7のCore i3モデルです。
これに専用タイプカバー(ブラック)をセットにしたものが、税・送料込みで9万8,780円で購入できます。
現行のSurface Proシリーズがキーボード付きで10万円を切るのはこうしたセールのときだけなので、PC購入を検討中の方はチャンスです。
リンク:Surface Pro 7 タイプカバーバンドルセット(マイクロソフトストア)
Core i3 / 4GB / 128GBモデルはどこまで使えるのか?
さて、今回セールになっているSurface Pro 7の主なスペックは次のとおりです。
項目 | Surface Pro 7(Core i3モデル) |
---|---|
OS | Windows 10 Home |
プロセッサー | 第10世代 Intel Core i3-1005G1 |
RAM | 4GB(LPDDR4x) |
ストレージ | 128GB SSD |
ディスプレイ | 12.3インチ 2736 x 1824ピクセル ペン入力・タッチ操作対応 |
カメラ | イン:5.0Mピクセル/1080p、Windows Hello対応 アウト:8.0Mピクセル/1080p |
インターフェース | USB-C x 1、USB-A x 1、3.5mmヘッドフォン Surface Connect、microSDカードリーダー |
サイズ・重さ | 292 x 201 x 8.5mm、775g(タイプカバーを含まず) |
その他 | Office Home & Business 2019同梱 ペン別売り |
プロセッサー、RAM容量、ストレージ容量以外は、上位のCore i5やCore i7を搭載したモデルと全く同じ仕様です。
だから、タッチ操作と手書き入力に対応するのはもちろん、超高精細なディスプレイとか、Windows Helloの顔認証サインインとか、Wi-Fi 6とか、上質なデザインとビルドとか、発売から1年経っても見劣りしない機能・性能を、上位モデルと同じように享受できます。
では、今回セールになっているモデルのプロセッサー、RAM容量、ストレージ容量でどこまで戦えるのかを考えてみたいと思います。
この部分が用途に合っていれば、今回のセール品はまさにお買い得ということになるからです。
まず、プロセッサーは第10世代 Intel Core i3-1005G1というものです。
コア数は2、スレッド数は4で、現行のラップトップPCのプロセッサーとしてはほぼ最小の構成です。
Geekbench 5のスコアは、シングルコアで1000~1100程度、マルチコアで2200程度。
シングルコアの値はCore i5モデル(1100~1200)やCore i7モデル(1200~1300)と比べても大きく見劣りしません。
一方で、マルチコアの方はコア数なりの値となっています。
このことから、シングルスレッドのタスクをいくつか並行して行うようなオフィスワーク用途は上位モデルと遜色なくこなせるけれど、マルチスレッドでパフォーマンスを稼ぐクリエイティブアプリでの作業はあまり得意ではないと考えられます。
次に4GBというRAM容量について。
4GBは2020年に購入するPCのRAM容量としては最小限の容量です。
激安のラップトップで2GBしか載せていないものもあるにはありますが、それは「今使えればいい」という極めて特殊な用途向けで、この先何年も使いたいなら4GBは必要です。
その上で、前述のCore i3プロセッサーに適したオフィスワーク等のタスクをいくつか並行して行うくらいなら、4GBあればとくに問題なくやっていける容量でもあります。
最後に128GBのストレージ容量について。
通常、128GBのうち40GBくらいはOSやその関連ファイルで占められます。
さらに、アプリをインストールするとその分も空き容量が減ります。
だから、Surface Pro 7を買って、必要なアプリをインストールし終えたところで、実質的に使える空き容量は60~70GBくらいと考えておくのがいいでしょう。
この容量の中に仕事や勉強やその他のタスクに使うデータファイルや、アプリやOSが動作するために一時的に作成するファイルが格納されることになります。
テキストと静止画を中心に扱うオフィスワーク用途なら、この容量でどうにかやっていけると思います。
また、どうしても容量が足りなくなりそうなときも、そうしたデータならSurfaceに内蔵されたmicroSDXCカードリーダーにメモリーカードを常設して、そこに置いておくという運用も可能です。
高速なSamsung EVO Plus 128GBをセットしてストレージ容量を倍増させても3,000円ほどで済みます。
さらに、これがおすすめの方法ですが、OneDriveやDropboxなどのクラウドストレージを利用することで、Surface本体のストレージを節約することもできます。
リンク:Microsoft 365(マイクロソフト)
リンク:Dropbox Plus 3年版(ソースネクスト)
今回セールになっているSurface Pro 7にはOfficeの永続ライセンスが付いてくるので、ストレージだけを比較的安く利用できるDropboxの方が使いやすいでしょう。
と、こう考えるとオフィスワークに使うなら今回のSurface Pro 7のスペックでもちゃんと対応できることがわかります。
Surfaceを買うならマイクロソフトストアがおすすめ
Surfaceシリーズは家電量販店や価格コムに紹介されるような通販ショップでも買うことができますが、マイクロソフト公式のオンラインストアで買うのがおすすめという話をします。
その理由はマイクロソフトストアなら購入から一定の期間、理由を問わず返品を受け付けてくれるからです。
通常は購入から30日間が返品可能期間なのですが、現在購入したものは「2021年1月31日まで」なら返品可能という特別な対応がされています。
製品のパッケージや本体・付属品がすべて揃っていて、それらにダメージがないことが条件ですが、それさえ満たせば「思っていたのと違うから」とか「自分の用途に合っていなかったから」のような完全にユーザー都合の理由でもOKです。
PCを買うのに慣れていない場合、買ってみたけど用途と合っていなかったというのはままあることです。
そういうときにマイクロソフトストアの返品制度はたいへん心強いと思います。
以上、Surface Pro 7とタイプカバーのセットが安いという話でした。
リンク:Surface Pro 7 タイプカバーバンドルセット(マイクロソフトストア)
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