【魅力】FREETELのiPhone/iPad専用SIMのリーズナブルな従量課金に興味津々な話

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FREETEL SIM for iPhone / iPad Apple
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いま使っているNTT docomo版のiPhone 5Sは昨年の3月に契約したもので、来年3月には2年縛りが解けます。

縛りが解けるのとほぼ同時に月々サポートとのりかえ割による割り引きも終わるので、毎月の支払い額が激増します。

2年縛りが解けるころにauかSoftbankのiPhoneが良い条件で販売されていればいいなと淡い期待を抱きつつ、そうならなかった場合のバックアッププランを考えています。

FREETELのiPhone専用SIM「FREETEL SIM for iPhone/iPad」が非常に魅力的。もうこれで良いんじゃないかという気がしはじめました。


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月々サポートとのりかえ割が終わった後の悲劇について

現在、毎月の支払いは2,440円(税込み)。

「Xiタイプ にねん」に「Xiパケ・ホーダイ ライト」を組み合わせたプランに月々サポートとのりかえ割が適用されています。
通話はよほどの事でないかぎりOffice 365付属のSkypeを使っていますので通話料は掛かりません。とってもリーズナブルです。

これが月々サポートが終わる来年3月には5,380円(税込)になり、のりかえ割が終わる4月からは6,183円(税込)に増えることになります。

これが適正な料金なのかもしれませんが、2,000円台の料金に慣れてしまった私にとっては我慢なりません。なんとかしたい。

そんなときに現れた救世主がFREETELのiPhone/iPad専用SIMです。


FREETELのiPhone/iPad専用SIMの魅力

FREETELは独自のSIMフリー端末を販売しつつ、docomoのMVNOのSIMの販売も手掛ける会社で、月々の料金を定額ではなく上限のある従量料金として月々の利用頻度に変動のあるユーザーに配慮した料金制度を採用することが特徴のMVNO事業者です。

このFREETELが10月9日から販売開始するiPhone/iPad専用SIMが非常に魅力的です。

その特徴は。

パケット通信料は月額最大2,470円(税別)の従量制

FREETEL SIMの最大の特徴は従量制のパケット通信料です。

100MB以下の199円から、1GB以下、3GB以下、5GB以下、8GB以下、10GB以下の刻みで料金が増えていき、10GBを超えると料金は据え置きで通信速度が最大200kbpsに制限されるというものです。

FREETEL SIM price list
https://www.freetel.jp/sim/charge/

他のMVNOのようにあらかじめ上限のパケット通信量を決めておき、それを超えても高速通信したい場合は別途申し込みをするという面倒がないので、月によってパケット通信量に変動がある場合にはとても楽だしお得です。
パケット通信を多く使う月を基準にプランを選んで無駄な料金を払ったり、逆に平常月を基準にプランを選んでおいて多く使う月だけ通信量を追加する手続きをするということがありません。

私の場合、普段は1か月3GBもあればなんとかやっていけますが、少し長めの旅行に出るときなどはクルマやバイクのナビとして使ったり、音楽プレーヤーやラジオとして使ったり、行く先々で調べものをしたりするせいで、パケット通信量が大幅に増えます。
こんなときにFREETELの従量プランは便利だしお得です。

AppStoreからのダウンロードにはパケット通信料がかからない

「FREETEL SIM for iPhone/iPad」はAppStoreからアプリやデータをダウンロードするときにパケット通信料が掛かりません。

これがこのSIMがiPhone/iPad専用たるゆえんです。

ふつう、アプリやデータを落とすときにはWi-Fiのある場所で行うので、この機能のメリットはあまりないように思えるのですが、稀に自宅のWi-FiのアクセスポイントがハングアップしていていつのまにかLTEで通信していたということもあるので、そういうことを心配せずにアプリやデータをダウンロードできるのは、まあありがたいような気がします。

音声通話付きのプランは月額999円(税別)から

メインのスマホとして使うとすると音声通話機能は必須ですが、その場合の最低料金は月額999円(税別)です。このほかにユニバーサルサービス料が2円(税別)掛かります。

実際には毎月3GB程度の通信はするので、ざっと1,700円強です。仮に10GB目いっぱい使っても3,400円強。安いです。

NTT docomoのMVNOなのでFOMAプラスエリアが使える。はず。

FREETELはNTT docomoの回線を利用するMVNOです。

FREETELのウェブサイトのFAQは端末の情報とSIMの情報が錯そうしていてわかりづらいのですが、docomoのMVNOである以上は端末が対応していればFOMAプラスエリアが使えるはずです。

私が今使っているdocomo版のiPhone 5SはもちろんFOMAプラスエリアに対応していますので、FREETELに乗り換えても通信エリアは変わりません。

FOMAプラスエリアの何が良いかというと、山間部の温泉宿やキャンプ場など、auやSoftbankでは全く歯が立たないようなところでも、通話、通信ともに余裕でこなせる場合が多いことです。

3G通信になってしまいますが、繋がらないよりずっとマシです。


FREETELの気に入らないところ

さて、良いことずくめのように見えるFREETELですが、ものすごく気に入らないこともあります。

FREETELは中途解約手数料が掛からないことを売りにしているのですが。

FREETEL SIM cancellation fee
https://www.freetel.jp/sim/ip_sim/

MNPで他社へ転出する場合の手数料が契約期間によって変動することになっていて、13か月以上契約していないと他社より割高なMNP手数料を取られる仕組みです。

他のMVNO事業者では音声通話付きプランを短期間で解約する場合に手数料を取られますが、それと定額のMNP手数料を合わせたのと同じかそれ以上の額を、FREETELはMNP手数料として徴収しています。

実質的に他社と変わりない手数料を取るのならウェブサイトにもそう書いておけば良いものを、解約手数料が掛からない部分だけにフォーカスして訴求するのはなんだか不誠実だと感じます。
MNPで転出せず解約する場合に限れば他社よりお得なのは確かだから嘘でも間違いでもないですが、嘘さえつかなきゃ何やっても良いというもんじゃないです。

こうした落とし穴がないかを個々の消費者が時間をかけて調べなければならないというのは、社会全体として大きな損失です。その時間をもっと有意義なことに使えるだろうと。大きな会社さんにはそういうこともちゃんと考えてもらいたいです。

次々にお得なプランが開発されつづけているMVNO業界では、一度出て行ったお客が数年後に戻ってくるということも少なくないと思いますから、ビジネスの面だけを考えても、別れ際に「だまされた」という悪印象を残さないようにされるのが良いんではないでしょうか。


私がdocomoから脱出するプラン

さて、FREETELのiPhone/iPad専用SIMを使うことにしたとして、私はいつどのように行動すれば最もお得にdocomoから脱出できるのでしょうか?

現在の契約は次の通りです。

  • iPhone 5Sを「タイプXi にねん」(月額743円[税別])の契約で使っている。契約満了月は2016年3月。
  • 「SPモード」(月額300円[税別])と「Xiパケ・ホーダイ ライト」(月額4,700円[税別])を契約している。
  • のりかえ割(月額743円[税別])が適用されている。終了月は2016年3月。
  • 月々サポート(月額2940円[税込])が適用されている。終了月は2016年2月。
  • eビリング割引(月額20円[税別])が適用されている。

これで月々の支払額は2,440円。久々に節約ブログの名に恥じない内容だと思います。

まず、2年縛りがある「タイプXi にねん」を違約金なしで解約できるのが2016年4月なのに対して、月々サポートが2月いっぱいで終わってしまうことが問題です。
つまり、3月は月々サポートなしの料金を支払うことになります。

3月の支払い額(見込み)は5,380円(税込)

そして、4月1日にFREETELへMNPで転出します。1日解約の場合、docomo側には4月分の料金は一切発生せずにMNP手数料の2,160円(税込)だけが発生することになります。
一方、FREETEL側では事務手数料の3,240円(税込)と当月の使用料999円~(税別)とユニバーサルサービス料2円(税別)が発生します。

4月の支払額(見込み)は6,481円(税込)~

5月以降はFREETEL側の通話とパケット通信量に応じた料金になりますが、それまでどおり通話なし、パケット通信量3GB以内とした場合は、月々1,730円(税込)です。

5月以降の支払額(見込み)は1,730円(税込)

あとはiPhone 5Sがまともに使える限りはこの料金のままということになります。

今のところは快適に使えていますが、来年iOS 10にアップグレードするときっと遅くなるんだろうなあ。


まとめ

以上、FREETELのiPhone専用SIMの紹介とdocomoからの乗り換えの具体例でした。

FREETELの従量料金制は特別にパケット通信量を減らすことを意識せずにスマホを使うユーザーにとって非常にリーズナブルなものだと思います。
最初に通信量の上限を決めてその範囲内でやりくりする、またはやりくりしなくて良いように上限を高めに設定して余分に料金を払う、という従来の方式は、よく考えてみれば不便で無駄が多いものでした。

この1点でFREETELのサービスは魅力的だと思います。

FREETELのMNP手数料の件はとっても不満ですが、私は来年3月の乗り換え先の第一候補としてFREETELを挙げたいと思います、という話でした。


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